「宗教系ホラーっぽいだけ」異端者の家 KKさんの映画レビュー(感想・評価)
宗教系ホラーっぽいだけ
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宗教系ホラーっぽいだけ。宗教の豆知識が諸々あるが、ただそれだけで、作品全体としてホラーかと言われると、ツッコミどころ満載なので、途中から白ける。
冒頭の部屋から出られない、パイの香りはキャンドルだった、というのが最大の怖い点であとは学園祭的なノリの話。精神的に支配された女性が毒パイ食べて自殺しただの、その死体を同じ空間にいる人に気づかれないように別の女性がテーブル除けて、床下の重々しい金属の蓋開けて、持ったまま下に運んで配置した、と思われる下りとかは、心の底からコメディ。
パイの香りはキャンドルだった!の後から逆にあのモルモン教徒の女の子2人でお爺さんをボコボコにして、建物も完全に燃やし尽くしたところで、エルダーなんとかさんとかいう教会の先輩が迎えにくるみたいな、話のコメディにしたらきっと面白かった。
2時間1800円はつらい。学園祭で10分のシナリオで、300円なら許せる。
制作者らもまともな知性があったらあまりの滑稽なストーリー展開に吹き出しながら、作っていたでしょう。
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