「SNSの情報に惑わされている人は、見るべき」異端者の家 豊島区のはずれさんの映画レビュー(感想・評価)
SNSの情報に惑わされている人は、見るべき
40年ぐらい前まで、駅前に茶色系のスーツを着た白人男性が立っていて、「英会話を勉強しないか」と、若者に声をかけていましたが、最近見かけませんね。モルモン教の布教活動だったようで、それがキッカケで、日本に移住した人も多いと聞きます。
ここのところSNSにアップされたコンテンツを信用して、そのアップした人の言う通りに行動したり、推し活の対象に過度な感情を抱いたりする人がいるようですが、そういう人は、この映画を見た方がいいでしょうね。宗教に限らず、自分が「はまっている」ことを客観視することができると思いますね。目が覚めるかも知れません。
エンドロール前に、映画タイトルが表示されるのですが、なぜかボヤけています。何かを示唆しているのかと思いますので、それが何かを考えるといいかも知れません。
最近の尖った内容の映画の多くは、A24絡みですね。今回も宗教に切り込んでいるだけでなく、実在の企業をディスっていたり。
映画制作プロダクションの名前が”BLUEBERRY PIE LLC.”。日本だと「〇〇製作委員会」という形が多いですけど、何か映画のキーワードになるような団体名にした方が、しゃれていますね。エンドロールのGrip担当に”Oni Aho"という名前があって、妙に気になってしまいました。
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