「二人の恋にカンストなし!」山田くんとLv999の恋をする おじゃるさんの映画レビュー(感想・評価)
二人の恋にカンストなし!
原作未読ですが、テレビアニメがおもしろかったので、本作も期待して公開2日目に鑑賞してきました。期待以上とは言いませんが、なかなかおもしろかったです。
ストーリーは、彼にフラれたばかりの大学生・木之下茜が、以前に始めたオンラインゲーム内で愛想のない「山田」というプレイヤーと出会い、その後、ゲームイベントで偶然に見つけた「山田」は、その界隈では有名な高校生プロゲーマー・山田秋斗で、現実でもそっけない反応しか見せない山田だったが、時折見せる優しさに茜は惹かれ始め、山田も屈託のない茜をしだいに意識していくようになり、二人の距離が少しずつ縮まっていくというもの。
全体的にアニメの雰囲気がよく再現されているのは好印象です。イケメンながら塩対応な山田は、ほぼイメージどおりです。茜はもう少しコメディよりに振ってほしくはあったものの、こちらもなかなかよかったです。好対照な二人がゲームを通じて出会い、そこから少しずつ親しくなっていく前半の流れが心地よいです。
以降もショートエピソードを重ねながら、二人がお互いに特別な存在として意識し始める様子が描かれます。しだいに距離が縮まっていく様子を見守るのは、ラブコメの王道展開として悪くないです。
ただ、ショートエピソードがどれもちょっと弱くて、テンポが落ちてしまったような印象を受けるのは残念です。そんな中、山田にずっと片思いだった椿ゆかりが、その思いを抑えきれずに思わず声に出し、最後は自分の気持ちを素直にしっかりと伝えるシーンは熱かったです。茅島みずきさんの渾身の演技が光る、劇中屈指の名シーンだと思います。
ラストは、これで終わり?…と思わせてからのエンドロール後のポストクレジットにキュンとします。最後まで絶対に席を立ってはいけません。二人の恋はこれでやっとLv.1かもしれませんが、きっとカンストなしで上がり続けるのでしょうね。お幸せに〜!
主演は作間龍斗さんと山下美月さんで、キャラの特徴をつかんだ演技で、その雰囲気をうまく表現していると思います。脇を固めるのは、NOAさん、月島琉衣さん、甲田まひるさん、茅島みずきさん、鈴木もぐらさん、前田旺志郎さんら。
今回は、上映後に舞台挨拶中継があり、作間さん、山下さん、NOAさん、月島さん、鈴木さん、前田さん、甲田さん、安川監督が登壇されました。登壇者が多く、豪華な感じがしたのはよかったのですが、そのぶんトークが薄まり、撮影裏話があまり聞けなかったのは残念です。それでも、キャストとスタッフが一体となって作品づくりをしてきたことは伝わってきました。
共感ありがとうございます。
LINEで原作ちょっと読んだんですが、やはり男のライバルとか出ててこの映画位のスピード感が良かったです。
茜さんは何度も介抱されてて、逆ナイチン効果ですかね。