「Collector」オークション 盗まれたエゴン・シーレ ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
Collector
オークションでの模様を90分尺で描く感じの作品でオシャレなフランス映画でした。
実話ベースというのもあって突飛な展開はなく、淡々と人間ドラマを見せる感じの作品で観る前になんとなく思いましたが肌には合わなかったです。
予告編くらいしか情報を入れてなかったのもあってオークションの中で起こるミステリーなのかなと思ったら絵画探しと意地汚い人間模様がメインなのもなんだかなーとなりました。
全体的に登場人物は特別多くないんですが、関係性が複雑かつ入り乱れまくっているのもあってややこしさに拍車をかけているようでした。
登場人物も性格がイヤ〜なやつが多く陰湿なドラマがメインなのもあってうだつが上がらなかったです。
普段見るオークションの様子から一歩踏み込んだ事情だったりは良かったんですが、流石にそれで見せ場を作るのは難しい、というか知らないものの値段を札を上げて金額が釣り上がる様子で楽しむってのに無理がありました。
ユダヤやナチスのエピソードも入ってくるんですが、そうなのか…というくらいの納得感だったのもあってのめり込めずでした。
終わり方もどうもあっさりしていて消化不良でした。
こればっかりは相性なんですが、何かフランス映画を好きになるようなきっかけがあればいいなーと思った次第です。
鑑賞日 1/12
鑑賞時間 17:10〜18:45
座席 D-13
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