アーサーズ・ウイスキーのレビュー・感想・評価
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ジェンダーの問題を意識させようとはしていない?
若返りの薬ってとても魅力的だけど、実際に目の前に置かれたときに自分だったらどう使うのか迷う気がする。この映画を観ても考えることは多い。体だけ若返っても、センスや心は若くならない。話す言葉やファッションセンスを若者に寄せるのはとても苦労するはずだ。
それでも本作のように、若返って若い異性との恋愛に走るのもアリ。他にやりたいことがあれば試みるのもアリだ。コメディテイストだから、若返った3人の行動を面白く描こうとしていることは伝わった。でも、それほど笑えない。自分が若返る側の年齢ではなく、彼女たちのように若返る側の年齢に近いからなのかも。
男性3人が若返ってすることを想像するとあんなことにはならない(んじゃないかと予想する)。ある意味ジェンダーの問題を意識させる内容だった。でも、若返る時間が限られているからという理由もあるが、あの女性たちがやろうとすることは(映画として)あまり痛快ではなかった。脚本上用意されているトラブルやアクシデントは若干意外だったが、それも時代の流れを考えるとそんなものだよなと納得できるレベルのもの。設定が面白いだけに少しもったいないなと感じてしまった。
久々に見るボーイ・ジョージは嬉しかったが、コーラスでステージに上がったならちゃんとあそこでコーラス入れろや!と思ってしまったのも事実。全体的に笑いにしても痛快さにしても、こちらが想定したものを上回るものではなかった。気軽に楽しめるものの、深みに欠ける感じだ。嫌な気分にはならなかったから一応3.5とした。
設定はよくあるものであろうが、まぁおすすめ枠か。
今年41本目(合計1,583本目/今月(2025年2月度)4本目)。
夫が先に他界して、倉庫か何かを掃除していたらウィスキーを見つけて、それを飲んだら若返ったという女性のお話。
まぁ、設定がそれだけ(そのあと、女子3人旅が始まる)だし、かなりギャグ映画に寄せたところはありますが、(きわめて広義にとった場合の)広い意味でのシスターフッドの映画とは言えるし、そうした関係で人を不愉快にさせるような発言がほぼほぼ出てこなかったので良かったかな、といったところです。
こう、何かを考えるという問題提起の映画を多く流すことがあるテアトル梅田(旧シネリーブル梅田)ですが、こうしたギャグオンリーだけの映画は珍しいなぁ…といった一日であったところです。
採点上特に気になる点までないのでフルスコアです。
思わず「友情に乾杯!」って言いたくなる
コメディだとしても雑過ぎ
コメディとはいえ展開が雑過ぎて物語に全く入っていけませんでした。さらに、主人公の三人は長い人生いったいどんな生き方をしてきたのか、若返ってやりたいのは色恋のことばかり。あの歳になったら色恋とかどうでもいいだろうと思いますが…他にやり残したこととかないのでしょうか?ラストの方は感動させにきますがそれも雑で、何ともつまらない作品でした。
ひねりはほとんどないけど…
この映画🎞観て、とっても心がリフレッシュ出来ました。
普通に楽しめた。
「敵」の後では観ないことをお勧めします。
冒頭、雷鳴鳴り響く小屋でアーサーが発明に成功するところ、やはり「バック・トゥー・フューチャー」を想起させるし、若返った女子3人がやり残したことを追い求めていくあたり「最高の人生の見つけ方」とかを連想する(邦画だけど)まあとってもありきたりの展開。
目当てのダイアン・キートン演ずるリンダはどちらかというと脇役で、中途半端に難病ものの設定もあったりして、ということで、いまひとつ乗り切れないのです。
ダイアン・キートンは未だにカッコいい。だから彼女中心の展開であれはもっとポップで楽しかったかもしれない。メインのジョーンを演ずる女優さんは老け役も若返る役の両方が優等生的で今ひとつ。
年をとっても笑い声で誰だか分かるというところはとてもチャーミングだった。
やっぱり私自身が昨日「敵」を観てしまっているからですね。年取って惨めな老人と自分を同一化してしまっているのでどうも乗り切れない。先にこちらを観ておけば良かった。
自分と闘わない
三つ子の魂百までも
70代女子の大冒険⭐️
「ファ、ファンタジー?」ハリーポッターもどきの冒頭に興味深々…どんな展開が待ち受けているのかと
若返り!?この手のジャンルは時折見かけておりましたがこのお3人はシニアにしてはかなりチャーミングでお洒落!グルメで好奇心旺盛!
これこそがかっこいい歳の重ね方と思えました
20代に戻った3人もキュートでしたが70代のままの方が私は絶対的に好きです!
昔に戻りたいっ!ではなく昔が楽し過ぎたから今が幸せ!1日1日に感謝する人生を送れたら最高だと…
最近は終活コメディの女王に君臨するダイアン・キートン!シニア女性だけでなく大人女子のファッションアイコンとしても今後の活躍を楽しみにまた励みにして行きたいと思います
そして何よりも大切な物は終活を共に彩り過ごせる友達なんですよね!
ボーイ・ジョージがとても楽しそうにしていらして良かったです⭐️
途中までは泣けた
亡き夫の密造酒によって数時間ほど若返ることが可能になった高齢女子三人組
最初は今までの人生への後悔や、若い頃と今とのギャップの冷徹さ、恐怖に共感できました。
自分の後悔を繰り返させないよう子供の為に言ってきたことが、若い子供にとっては枷になっていたのも皮肉な話。
人生、死、子供との軋轢などシリアスなテーマも扱いつつ、ポップで明るい前向きな映画になっている。
現在30歳の私からすると、作中の強いメッセージは感じ取りつつも、そんな簡単な話じゃないんだよ、と反発する感情が湧いた。
捨てたら楽かもしれないけど、今捨ててしまったらもっと辛くなる、今を楽しめなくなる、後悔する…そんなネガティブな思いで、メッセージを受け止めることはできませんでした。
今の自分は確かに不幸なのに…。
十年後、二十年後にまた観たら、「本当、その通りだな」と泣くのかもしれない。
それはそれとして、同性の元恋人の引きずり方は残酷だと思った。
異性愛だと誤魔化されそうになるが、元恋人の名前を子供につけていたとか、夫が死んでからも元恋人のことばかり考えるとか、夫側からしたらかなり可哀想な気持ちになる。
自分らしさをテーマにしたかったのだろうが、亡くなった旦那さんをもっと偲んでほしかった。
可愛いおばあちゃん達
魔女が出てきそうなホラーみたいな⚡️冒頭シーンにはワクワクした ど...
魔女が出てきそうなホラーみたいな⚡️冒頭シーンにはワクワクした
どういう配合なんでしょう、でも若返りする必要は結局無かったような...
女性も年齢いっても何でもチャレンジ出来るってことかいな
マツコみたいな人がボーイ・ジョージだと勘違い、ラスベガスにしては簡素で如何にも特別出演ぽい
コミカルでなかなか愉しかったけれどまたそれ?ってなってしまった
エンドロールが素敵です!
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