「目出し帽の美女に誘われて」私の想う国 カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
目出し帽の美女に誘われて
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チリから亡命してきた詩人パブロ·ネルーダと島の青年の友情の映画イル·ボスティーノ。
複雑なチリの歴史も知らずに、ポスターの目出し帽の女性の瞳に惹かれ、新宿はケイズシネマへ。
えっ、これが2019年?
地下鉄運賃値上から始まった民衆運動はサンチェゴの広場での軍隊との衝突に発展。歴史的な町の石畳を剥がして作られる投石。催涙弾に放水車。新宿西口ゲリラや安保運動の映像しか比べるものを持ち合わせていないせいもあり、ものすごく近〜いドキュメンタリー映像の臨場感に衝撃を受けました。ヤラセ映画のちゃちなお芝居なんかみてられんませんわ。デモに集まったものすごい数の民衆を映すドローン映像は必見。
デモで鳴らされる打楽器のリズムはさすがラテンアメリカで、しびれちゃいました。
熱い。熱くて若い人たち。
カッコいい女性たち。
血が違うんだよなぁ〜
長期化。継続は力なり。
よく国民投票、憲法制定議会にまで漕ぎ着けたものです。政治家も長い間ぬるま湯に浸かってなんもしなかったのは自覚してたんでしょう。
会議議長は先住マピチュ族の言語学者の女性。
2023年に世界一若い大統領誕生。
これからチリの歴史を勉強するかも😅
この国はいい国になりそう。
いいなぁ。
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