遺書、公開。のレビュー・感想・評価
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松井奏くん目当てに見に行ったら内容が良かった💛
IMP.の松井奏くん初出演(赤崎理人役)の映画なので、せっかくなのでライブビューイングで舞台挨拶も一緒に見ました。
監督は東京リベンジャーズの英勉監督、脚本は鈴木おさむさんが脚本業を引退前に致死量の仕事をこなしたときのものです。
予告で序列2位とか、彼氏役とか、クズ男だけど嫌いにならないでね🥹とか、ちらちら見てましたが、なるほど嫌なやつでした。
しかもサスペンスだと思ってて油断してたら、割と序盤でまさかの!しかも、相手もまさかの!って感じで心がソワソワする場面がありました。
遺書を公開していくという、そもそもな設定が現実ではありえないけど、最後まで見れば理由がわかりました。
その設定を受け入れたら、物語とクラス全員のキャラや表情、豹変ぶりは楽しめると思います。
心理的にビリビリするサスペンスだけど、血が飛び散るような場面はなくてホッとしました。
松井奏くんと同じTOBE事務所の大東立樹くんもモブキャラっぽくオーラを消した演技をしていました。
姫山椿役の堀未央奈ちゃんがかわいくて良かったです。
松井奏くんのためにあと何回か見に行きます。
闇夜のカラス‼️❓よく吠える犬‼️❓
面白いか面白くないかは評価しにくい
予告編の想像からは少し違っていました。
何とも言えない、評価しにくい作品です。
期待はもっとサスペンス性がある作品だと思っていましたが、少々乏しかった。
建前と本性が異なるのは実際の高校生もそうだと思いますが、現実離れしすぎている気がして感情移入しにくかった。
序列順位の意味やオチも納得感や面白みがあるかどうか・・、消化不良です。
どんでん返しの連続で少々のスリル感はありました。
スリル感を出してパニックを誘発する生徒役の俳優さんの熱演が印象的でした。
その俳優さんたちが実際の年齢は年配で高校生には見えないというのはシャレなのでしょうか。
忍成修吾さんも生徒役?と思ったら先生役でしたが。
最近あるいは現在上演OAされている学校モノのドラマや映画作品、それにも出ている俳優さんも多く、その作品と被って裏キャラがあるのではと予測してしまいましたが、それがまんざら外れていないというところもありました。
そんな中、あまり知らなかった俳優さんで(すみません)、大東立樹さんが良いと思いました。
調べたらジャニーズ出身のTOBE所属のアーティストさんとか。
これから楽しみです。
犯人当てをするのがかなり難しい…。2月1週の荒れ枠か…。
今年40本目(合計1,582本目/今月(2025年2月度)3本目)。
本映画は、ジャンルが何なのか…といったところからはじまるんですよね…。
タイトル通り、いわゆる自死をとげた女の子の遺書を次々読み上げる「だけ」の展開が延々続くのですが、この「読み上げ」という点が特徴的で、文章自体は一切示されないので(一部除く)、読み上げ者の意図的な判断で一部をカットしたり、句読点の位置を変えたりといったトリックが成立し(これらは例示。実際に出るか出ないかはあえて伏せています)、この意味で人狼ゲームやマーダーミステリーのような様相が存在する映画です。
ただ、そのような観点でみようとしても、1クラスの生徒40人くらいだったかの、20~25人くらいの遺書が読み上げられる生徒(逆に言えば、全く出てこないモブの人も数人はいたような)と登場人物が極端に広いので、誰が誰かもうわからなくなり(この点後述)、この理解、つまり、マーダーミステリーないし人狼ゲームのような観点でみようとしても、「登場人物多すぎで頭の中が整理しきれない」状態も起きます。
また、そもそも論でいえば、遺書を全部集めてコピーして配りなおせばこのトリックはそもそも成立しないし、それとて(縮小コピーをかけて、数枚に分けるとしても)人数分で考えても1600円ちょっと(10円コピー×4枚×40人で換算)の話だし、高校生であれば「コピー機にかけて全部コピーして配りなおす」ことくらい思いつくであろう点は指摘できるものの、それをどうこうするとトリックうんぬんが全部成立しなくなり映画が破綻してしまうので、映画のような展開にならざるを得ずそうなるのですが、今度はそうすると犯人当てが極端な難易度になり(登場人物多すぎ。一応、ヒント描写はあるのだが、そこに気が付ける方少ないのでは…)、趣旨が不明なのですよね…。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.2/遺書開封罪について)
この点は実は民法に規定があります(刑法ではない)。民法のそれは広く「遺書」を家裁の検認を経ず公開すること自体を禁止しており、外見からして明らかに遺書であるとわかるものは全てこの適用を受けます(判例、通説)。これは、家裁の検認を経て開封したら「散骨は海にしてほしい」等の財産権と関係のない個人の遺志であったとしても、そうであればそうすればよい(そうしなくてもよいが)というだけにすぎず、むしろ「遺書の財産権的な内容の勝手な改ざん」を禁止する意味において強行規定です(民法内に処罰規定が書かれるのはレアな条文なのだが、実は存在する)。
ただ、じゃ「家裁で開けましょう」にすると映画は3分で終わるので(ほぼ3分くらいでこの話は出てくるため)それでは映画にならず、まぁそこは仕方なしなのかなとは思います。
(減点0.2/心裡留保・通謀虚偽表示の第三者対抗要件)
これらは善意の第三者に対抗できません(93条、94条)。また、判例は94条につき、絶対的構成説を取るため、解釈が変な部分があります。
(減点0.2/登場人物の名前を覚えるのが(人数が多すぎて)困難で理解に支障をきたす)
とにかく登場人物の多い映画です。一方で、映画内でどこが舞台かは明らかにされていませんが、「都周線」というような、大阪でいえば大阪環状線にあたるような路線が描かれるシーンがいくつかあり(おそらく、東京を想定しているものと思います)、架空の登場人物だとしてもあまりにも登場人物が多いのであれば、それらの駅名(もちろん、そこは架空なのでしょうが、東京や大阪の環状線を想定して)から名前を取るなど、何らかの工夫が欲しかったです(なお、いわゆる俗にいう「キラキラネーム」は登場しませんが、中には「そう読むのね」と言われないとわからないような登場人物も出てくるので、そこも厳しい)。
2年D組を愛してます
リアクションコンテスト
高2の10月にクラスの序列1位の女子が自殺し、クラス全員それぞれに届いた遺書を公開しあって原因を追及していく話。
半年前に暮らす全員+担任を合わせた全25人の序列がメールで配信されたことから始まって、1位の女子が学校のトイレで首を括り、そして葬儀の日、教室の机の上に各個人向けの遺書が載っていてと展開していく。
もしかしたらとか、だとしたらとか、勝手に話題が盛り上がり、なんでそういう話しになるの?というかなり強引な導入で原因を探すことになるけれど、なにこれ?人物紹介全員分やるの?からのお目々パキった女子の登場で、思わず「くだらねぇ〜」と声にならない呟きが漏れてしまった。(*_*)
その後も、そもそもなんで彼女が1位?とか、誰が遺書置いたの?ホントに彼女の遺書?等々、最初から疑問に感じることを、今更答え合わせしていく感じですか…。
邪な考えとか、黒い本心が次々と出てくる感じは嫌いじゃないけれど、安っぽくて子供騙しに感じたし、本題の自殺の原因は、明確に本人がそれを記したものが出て来なければ何を言っても憶測でしかないですよね?と最初からわかっているところにも半分しか到達しない感じだしで、なんだこれ?という印象。
若手俳優陣の演技に魅了
ほぼワンシチュエーションながら、
鈴木おさむの巧みな脚本により、
最後までダレずに面白く鑑賞できました。
ミステリーでありながら、悲しい結末…と思いきや
それのみに終わらない捻りも効いていて
唸らせられましたね。
とは言え、鑑賞中になんとなく犯人というか、
誰が仕掛けたかはアテをつけることはできそうです。
若手俳優陣の演技がオーバーアクトではありますが、
これはそういう演出だと思うので許容できますし、
そんな中でも志田彩良と髙石あかりは突出して
いましたね。髙石あかりの顔の演技はもはやホラー級で
迫力がありました。
ドラマ「ウイングマン」から注目している菊地姫奈も
見せ所があってうれしかったです。
吉野北人が地味、宮世琉弥がいつも同じ演技に見える
ところは個人的残念ポイントでした。
それにしても人間の欲の嫌な面が強調されていて
疲れてしまうのですが、
エンタメと割り切って観ると面白かったですね。
志田彩良がMVP!
社会人になればコレ普通だぞ
最後まで飽きさせなかった快作
人はいつでも優位に立ちたいもの
見始めて途中から彼女を死に向かわせた原因は◯◯だろうなと気づいてしまったけど、闇というからこれからどんな驚きがあるのかと期待したものの、生きていれば当たり前にあることばかりだったのでちょっと拍子抜け。鑑賞終わってから私はこの手の話が苦手だったことを思い出してしまった。
人間観察って要は『神』視点にいるということで、それを趣味にしていた人限らず、私が人より優位に立っているという優越感が一番の敵だなと思った。まさに優生思想の卵たち。下位の人たちだって自分が一番彼女のことを理解しているんだという自負すらあった。だからずっと気持ち悪さが優っていた。若手の役者さんたちは演技もオーバーで、台詞が浮きまくり、体や手の遣い方も拙い、物語も単調で、なぜこの俳優がこの役なのだろうと余計な事を考えてしまったり、とても長く感じてしまった。学生が作る舞台を見ているみたいでした。
唯一、髙石あかりちゃんのシーンが一番惹かれるものがありました。さすがですね。
サスペンスでもミステリーでもない、強いていえば人間ドラマなんでしょうけど、一捻りたらず残念。モヤモヤだけが残りました。
良作
ある意味原作に忠実で、ただし全部は盛り込めないのでいかにカットさながらも、原作を維持していくのか、というのに注力してくれた作品かと思う。
なので、サプライズはなかったけど、ラストが少し意見が出てくるのかなと。
個人的には、漫画とアニメと映画は、別々の表現手段なので、同じにする必然性がなければ、原作との差異で非難される謂れわないと思っている。なので、今回はそこに関してたいして言うつもりはないけれど、漫画的な演出をよくここまであえて映画でやりましたね、と逆に評価したい。
わざとらしい、とか、大袈裟、とか、下手、とか、そういうコメントには、「そうではないんだよ。漫画読もうね。」といいたい。
それにしても、髙石あかりさん、最高でした。
ほんと、素敵な演技でした。あのくらい、やってくれて大満足。
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