石とシャーデンフロイデのレビュー・感想・評価
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気付いたところであんたはねぇ…。
なんとなく息が詰まるような生き方をしている若者たちを描いた群像劇。
彼女を友人に寝取られ結婚されて子供まで出来たのに、その友人は他界したという過去を持つ青年と、その過去を知っている友人で、理由はわからないけれど母親を亡くすと共に父親も利き腕に障害を抱えており、父親の経営していた居酒屋を代わりに切盛する青年、そんな2人を軸にその周辺の人物たちの晴れない日常をみせていくストーリーだけど、あらすじ紹介読んでいないと死んだ男のことはちと解り難い。
金髪居酒屋兄ちゃんの気持ちはオッサンにも良くわかるけれど、茶髪バイト君の気持ちとかは、価値観は人それぞれとはいえ良くわからないし、なんで母親との電話で感極まった?
子持ち彼女にしたらラッキーってところだろうけれど…メインの2人以外はあまり背景が描かれていないからね…。
ちゃんとそれぞれこの先への兆しがみえるのは良かったかな。
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