映画ドラえもん のび太の絵世界物語のレビュー・感想・評価
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ドラ初心者に勧める代表作になると思う
めっちゃ面白かったです。
まず、絵画の中に入るって夢じゃないですか、それを実現できてやっぱりドラえもんは素敵だなあとワクワクしながら観てました。
伏線の張り方も、絶望的な状況も、色を失った世界の悲しさ、そして絶対的なドラちゃんも色を失い動けなくなってしまうという絶体絶命の中、どこからライトが出てきたのかはさておき、のび太が描いた下手くそだけど愛のこもった絵が世界を救うってめっちゃ素敵でした!!へたどらちゃん?めちゃかわいかった!
最後もちゃんとクレアちゃん帰ってきて良かった…!
絵の中のお話だからか、風景とかも綺麗で観ていて楽しかったです。
好きなものを描けばいい
ドラえもん一行が入り込んだ絵世界は、失われた文明であるアートリアであった。その文明の王女と接触し、絵画を盗むタイムハンターと対決する。
ドラえもん映画を久しぶりに鑑賞した。大人になってからじっくり鑑賞したのは初めてかもしれない。さすが世界のドラえもん。完成度が非常に高い。
まず全体の構成からして、序盤中盤にわかりやすいフリがあり、最後までにきれいにすべてを回収する。たとえば、のび太が天井に消しゴムを投げるシーンやパパをスケッチするのび太など。無駄なシーンがない。
入場者特典として、本作で登場した秘密道具の短編マンガが配布された。本作で登場した秘密道具はすべて過去のマンガに登場してきた道具らしい。したがって、今回のストーリーに合わせて都合よく道具を作っていない。既存の道具を用いるアイデアが素晴らしい。
身を呈して仲間を守るジャイアンやここぞという時にしっかりしているのび太など、昔からの胸熱シーンもしっかり押さえられている。
ラスボスとの対決では、ああこれで倒せるなと思わせたところから二転三転あり、最後の倒しかたもしっかり納得できるものとなっている。
タイムマシンによる時系列の前後は若干分かりにくい。しかし、ここには補助的な説明もあるため、もやもやを解消する工夫があった。
もうドラえもんの映画でドキドキすることはできないと思っていたが、その予想は嬉しく覆された。やはりそこいらのアニメとは一線を画す。長期的に人気のあるシリーズにはそれ相応の理由があった。
ドラえもん史上でもかなり上位にくる作品!
すごく良作だった....
下手くそ
クライマックスのみんながやられていく絶望的な状況で、のび太の描いた下手くそなドラえもんがのび太を助けてくれるシーンが感動的で胸が熱くなりました。
全ての設定や伏線、ストーリーがこのシーンのためにあったと言ってもいいくらいです。
のび太の描いたドラえもん、下手くそどころかほんとにかわいかったなぁ。
ドラえもん、ナメてました
とても良いドラえもん映画でした!
子どもにもわかりやすく、大人も楽しめる物語で、とても面白かったです。
ドラえもんの仲間たちにも見せ場があり、問題を解決するのが、のび太とドラえもんの絆だったのも、ドラえもん映画らしくて良かったと思います。
最後はやや唐突な印象もありましたが、エンターテインメントとしては、この終わり方で良かったのではないでしょうか。総じて楽しめました。
近年のドラえもん映画では出色の出来栄え。
一日に3本観た日の一本目。
どこかの世界に入り込んでの冒険譚という王道の展開だが、なかなか魅せてくれる作品だ。
ジャイアンは映画でお馴染みの活躍をしてくれるし、意外としずかちゃんがいろいろと大活躍。
道具も伏線回収のように使われ、脳みそが活性化してくる。
現実から絵の世界を抜けてさらに現実世界という場面は、対象年齢の子供には俄に理解出来ないと思ったのか、図説付きで説明している。こういうフォローは嬉しい。
今後のドラえもん映画のターニングポイントとなりうる作品と感じた。
パパがいいこと言った
オープニングの絵と演出が素晴らしく、ムンクやピカソ、ゴッホはもちろん、北斎などまで使った名画コラボが楽しい。
若冲の犬と戯れるドラえもんは、反則級に愛おしかった。
物語も面白かった。
芝山監督・大山ドラ時代の名作たちに劣らぬ、夢と友情に溢れた内容で、涙腺が刺激されました。
ラスト、ちょっとだけご都合主義っぽかったけど、まぁドラえもんだし、よいかと納得。
活躍こそしないけど、のび太のパパ・のび助がすごくいい役回りとセリフでした。
絵を描くことの意味とか、いい絵の定義とかを、のび太に語る姿が素敵。
そういえば、原作にパパって若い頃は画家志望って設定あったっけと思い出す。
ちゃんとこういうFさんへのリスペクトを忘れてないのが偉いなとしみじみ。
映画ドラえもんの中でトップクラスの名作!
毎年映画ドラえもんは観に行っていますが、今回の絵世界物語はすごいです!
いつもと違う導入・OPの夢をかなえてドラえもん・伏線回収・キャラの感情表現・物語そのもの……etc.
どれをとっても最近のドラえもん映画の中でトップクラスに良かったと感じさせられるものでした。
また、過去のドラえもん映画の小ネタが少しずつ入っていたのも個人的には好きですね(*¨*)
(3/24追記)
2度目の鑑賞をしてきました。
今回の映画は、悪役以外のゲストキャラクターに嫌なところが無く、それを含めて嫌いになりそうなシーンも特に無かったというのも印象的に良かったのではないかなと感じます。
また、“鈴鹿央士さんの演技が〜”と最初は思ってしまいましたが、改めて観てパルのキャラクター性を考えてみるとピッタリ合っているのかも知れないと感じさせられましたね。
“タイムパトロールとしては頼りないのでは?”という感想もありますが、旧ドラ時代のタイムパトロールが有能すぎたので、メタ的に考えて物語の中に溶け込むという意味ではちょうど良いのかも知れません。
あっさり王道
子どもも理解しやすいストーリーでした
お決まりの小ネタ満載で、ドラえもんらしいいつものひみつ道具だし、あちこちに散りばめた伏線は見事回収
最後の展開は読めなかった、いやそう来たか
細かいところを言えば、あっさりしすぎて強く印象に残るシーンが少なかった、とか
もう少しハラハラドキドキする展開があってもいいかも?とか
ライトが壊れたら、、、ならそういう伏線的なものがあっても良かったのでは?とか
湖の水で1度失敗してるのに、城の水だけでどうにかなるとは思えない、とか
突っ込みたいところはありますが、全体的によくまとまったストーリーでした
「夢を見ていた。私はあなたを知っている」
傑作!大傑作!!
個人的には近年最高に面白かった。
久々に、こんなドラ映画で興奮した!
わさドラ以降の、オリジナル作品、最高傑作だと思う!
語ることが多すぎる。
一回しか観てないので、細かいことは違っているかもしれない。
それと、前提として、作品の面白さなんて、「全て主観でいい」と思っている。
作り手の意図より、観た人の主観。
近年YouTubeとかで流行っとるらしい「考察!監督の意図はこれ!」みたいな言い方は大嫌いだ。岡田斗司夫かよ。
感想は主観。
「おれにはこう感じられた!」
でいい。
だからもちろん、「ここが好き」も主観でいい。
「キャラ萌え」とか「声優がいい」とか「アクションこそ至高」とか「恋愛(カップリング)要素」とか、人それぞれ価値観、つまり好みってものがあるだろう。
おれの好みは、
「作品そのものがエンタメ映画として面白い上に、メタ的要素が比喩されている」
みたいな作品。
今回のドラ映画は、ドンズバだった。
全部書くと更にクソ長文になるので、「最高だったところ」以外の良かった点については以下、ピックアップする。
・オープニングが歌もアニメも最高
・細かい伏線までキチッと回収されていく気持ち良さ!
・ここはこうなるんだろな、と予想できちゃう点も「さらにそうくるか!」と上回ってくる展開の面白さ!
・アクションシーンのアニメがいい!ワクワクするしドキドキする!アニメが進化している力を十分活かしている。
・ギャグシーンがキチンと面白い!いい年こいて映画館で吹き出した。特にジャイアンからクレアへのパイルドライバー。
・ひみつ道具が楽しい!豊富に出てくる上に、使い方が上手い!一発で解決させてしまうホームラン級道具でなく、シングルヒット連発で打線をつないでいくような気持ちよさ!さすが「ひみつ道具博物館」の監督!王道ホームラン道具であるタイムマシン(※ドラえもんの)やどこでもドアすら出てこない!タイムマシンは名前だけ出てくるけどビジュアルはあえて出さない、そこに意志を感じる!
・でもタケコプターは、これぞひみつ道具代表だからか、むしろ印象強く使われる。やたら外れたりね。それがラスト「あの絵のドラえもんが出す道具」で出てくるからこそグッとくる。
・過去作のオマージュがそこかしこにありニヤリとさせられるが、あくまで今作の中で自然。上手い!
・TPぼんのアニメ化もあったし、TPキャラ出すのに、いいタイミング。
・のび太のパパがいい。原作でもいいキャラなんだよね実は。パパが画家を目指していた、という原作エピソードを知っていると、より震える。
・こども向け絵画指導の原則をきちんと押さえており矛盾がない。ここ素晴らしい!!
・AIでいくらでも上手い絵が描けてしまう時代に「絵を描くとは、絵の良さとは」を真正面からテーマにしている。いい。
・やたらエモく泣かせようとする押し付けがましい感動ではなく、自然に感動する。
・キャラ愛偏重ではないキャラの描かれ方。故の自然な人間関係。大長編ならではのジャイアンのカッコよさも、良い塩梅!くどくない!
・しずかちゃんの描かれ方がいい。ヒロイン的でもなく愛玩的でもなく、かといって反動的に自立しすぎになるでもなく、「同い年の異性の友だち」として、のび太たち仲間の一員として、ナチュラルな描かれ方に思えた。
・怖い!敵も怖いし、ドラえもんさえ石化(的に)されてしまう怖さ。少しずつ絶望的状況になっていく演出の怖さ!上手い!色が消えていく=世界が壊れていく、この怖さ!さらに「アニメから色と動きが消える=アニメの死」というメタ的怖さも。アニメならではの演出とも言える。
そして「最高だった点」については、後述。
冷静な視点で、あえて「個人的にはイマイチだった点」を書くと…ほとんどが「もっと尺があれば描ける」ことで、制作側も「んなことわかっとるわい」って範囲のことだと思うけども!
自分なりに「こうだったら良かったな」も書いてみた。
・4年間、次元の狭間を放浪は無理があるのでは…?
→どこかの世界で保護されていた、とか?
・13世紀のヨーロッパにあった国が記録ごと無くなるのは無理があるのでは…?&最終的に滅びるのがわかってるのにのび太たちがそれを知って何もしないのも不自然?
→火山噴火直前に、絵世界に国ごと入り込むことで、滅びを防ぎつつ歴史改変も防ぎ、絵世界で静かに暮らせるように、ひみつ道具の力で現実の人々の記憶から消す。これはやってほしかった。
・ソドロがよく転ぶ演出の意味。後々ころばし屋が出てきたので、なにか伏線かと思ったけど違った。
→無くす。か、「また転ぶのか~!」みたいなネタにするくらいか。
・イゼールが、色の派手なものを狙うのは「自分が白黒で描かれており、色のない存在だったから」なんだろうけど(作中でも取り込んだものを自分の能力にする表現あり)、そのあたりは掘り下げないためわかりにくい。ソドロが最初に狙われたのも、「その場で一番派手な色だったから」も、実に上手くできているが、演出としては伝わりにくかった。そこを踏まえていれば、ラストの「最も派手な色の絵を!」がもっと活きたような気がする。
・同じく、クレアが流しそうめんやお風呂を嫌う理由も「絵世界の住人で水が苦手だから」だろうけど、わかりにくい。でも、本人がそれを自覚してると、イゼールの弱点もあらかじめわかってることになっちゃうからなぁ…
・棒読み…
→大人の事情だから仕方ない…「タイムパトロール隊のアンドロイド」みたいな設定にしとけば「だから棒読みなのね」とフォローになったかもな…
あと、「冒頭、工事現場でクレアがピンチになる、トムとジェリーみたいなシーンはいらないのでは?」と言われそうだけど、全ての演出には意図がある…とするなら、あれは物語の導入部のひとつとして「この映画は、ハードSFやリアル志向のものではなく、ご都合主義的シーンもドタバタアクションもある、こども向けアニメなんだよ」という世界線の提示だと思う。
以上に挙げた、良かった点は、きっと他の方も言っているだろうし、詳しくは語らない。
いや、語れるし語りたいけども!長いから我慢する!
★一番好きなところ★
オープニングのアニメで、歴史上の名画と並列の並びで「線画(マンガ)のドラえもん」が出てくる。これはつまり、「絵=マンガとしての原作ドラえもん」が名画たちと並ぶ絵であると感じられて、震えた。シビレた。
それに色がついてアニメーションのキャラクターが飛び出してくる。
「今から、この名作をアニメにした物語が始まるよ!」
そう雄弁に語るようなオープニング。完璧である。
でも、これは、言わば、ひとつの罠だった。
終盤、ずっと登場していたクレアは絵世界の住人だったことがわかる。
そして、「はいりこみライト」の故障と共に、その存在は消えていく。
(絵の世界に戻る、と言ってもいい。なお、「じゃあ、そのひみつ道具の仕様さえドラえもんが知っていれば、はいりこみライト壊すことでイゼールもすぐ消せたんじゃない?」というツッコミもできるが、それは結果論なので重要ではない)
観客は「チャイはともかく、クレアまで絵世界の存在だとは思っていなかった!」となり、突如訪れたその別れに、悲しみを感じるシーンでもある。
これ自体が、「禁断のメタファー」なのだ。
つまり。
観客である我々にとっても「ドラえもんたち全てが、絵世界の住人なのだ」ということの、暗喩。
素晴らしいオープニングが、まさに示したように…ドラえもん、は、絵世界の物語。
我々の現実では、ない。
私たちは、コミック誌や、劇場スクリーンを通じ、「はいりこみライト」の力を借りるかのように
その世界に入り込み、楽しみ、その世界を、キャラクター達を、愛してきた。
しかし、コミック誌の最終ページを閉じれば、劇場の照明が灯れば、絵世界とは、断絶してしまい、キャラクター達も、消えていく。
この絵世界物語、という作品は、ドラえもんそのものが、本来、絵世界物語であるために、そういうメタ構造を持たざるを得ない。
それに気づくとき、私たちは、克服することのできないさみしさ、切なさをもつことになる。
「この世界に、ドラえもんは、いないのだ」
その悲しみにいる観客を、しかし、作品は、悲しみの中に置いてけぼりには、しない。
まもなく、連れてこられる「絵世界の住人ではない本物・現実世界のクレア」。
物語の冒頭とラストにしか登場しない彼女は、笑顔で語るのだ。
(セリフはうろ覚えである)
「ううん、でも、私はあなたたちを知っている。夢を見ていたの。その夢の中で、たしかに私はあなたたちと一緒に冒険したのよ」
悲しみからの、なんという、救いだろう。
そう、私たちは、知っているのだ。彼らを。
「夢の中で、ドラえもんたちと」
私たちは、いくらでも、共にあった。
私たち自身が、絵世界の中で。
この現実の地球には存在しなくても、絵世界の住人であるドラえもんたちと、いくらでも、時間を、共に。
これまでも、これから、ずっと。
その、全肯定。
メタ構造にある、フィクションと、現実に生きる我々が、「共にある」ことの、全肯定。
最高じゃないか。
ドラえもんという、多くの人にとって、幼少期からの思い入れのある作品だからこそ、それは、沁みいってくる。
なお、この映画を、冗談で「タイトル詐欺」と評した声を聞いた。
「絵世界物語ってタイトルなのに、ほとんど現実世界が舞台だったよね」
なるほど、言うことは確かだし、理解もできる。
おれは思う。
絵世界に戻っていったクレアがさみしくないように、と、マイロは絵を描き足す。
クレアの隣に、一緒に過ごした、のび太たちを。
そう、この映画は終わるけど、絵世界で始まるのだ。「のび太の絵世界物語」が。
終わりが、始まり。
むしろ完璧なタイトル、完璧なプロットじゃないか。
火山でアートリアが滅びても、絵世界の物語は、終わることがない、という救いでもある。
それは、藤子・F・不二雄先生が亡くなり、ドラえもんという作品が新たに生まれない時代が来たとしても、「その絵世界のキャラクター、物語は、永遠に終わることはない」というメタファーにもなっている。
私たちが思う限り、それを夢見ることができる。
そこでもう一度、あのオープニングに立ち返るのだ。
心の中 いつもいつも 描いてる
夢をのせた自分だけの 世界地図
大人になったら 忘れちゃうのかな?
そんな時には 思い出してみよう
Shalalalala 僕の心に
いつまでも かがやく夢
ドラえもん そのポケットで かなえさせてね
大人になっても きっと忘れない
大切な思い いつまでもずっと
Shalalalala 歌をうたおう
みんなでさあ手をつないで
ドラえもん 世界中に 夢を そうあふれさせて
「夢を見ていた、その中で私はあなたと共にいた」
クレアのセリフの続きが、そう、ここにも。
以上は、あくまでおれだけの主観。おれだけの個人的感想。
監督や脚本家はそんなこと、思ってもいないかもしれない。
でも、おれにはそう届いたのだ。
だから、これは、大人になってもドラえもんが大好きな、おれにとっての、大傑作。
素晴らしい映画を、素晴らしいドラえもんを、ありがとう。
この映画は、見どころが多すぎる。感じ入るところが多すぎる。
好きなところが、多すぎる。
ここまでの傑作だとは、想像以上の感動だった。
また観たいと思う。
何度も見ると、また違う良さを見つけそうだなと思う。
面白さ、素晴らしさが複層的になっていて、語りつくせぬくらいの、良さがある。
脚本の伊藤公志さんは、映画ドラえもんの脚本は初だという。
「ファーストアルバムが最高傑作」という、音楽界でよく言われる言葉があります。
今までの全部を、ここにブチ込むぞという気概!ドラえもんへの愛を、ドラえもんでやりたいことの全部を、ここでブチ込む!
感じました。素晴らしかったです。大満足です。
画家志望だったのび太パパの言葉
元々は別の映画を観に行く予定だったのですが
ミスって映画館を間違えてしまい、
代わりに近くでやっていた本作を鑑賞しました。
しかしこれが大当たり。
ドラえもんらしく子供が楽しめる
コメディパートはもちろんのこと、
単純に話の構成や展開がとても良くできていて
大人でも十分に楽しめます。
壮大な世界観の説明はキッズアニメにおいて
なかなかの関門だと思いますが
初期クレヨンしんちゃん映画での
パラレルワールドやSF要素の説明のように
絵と噛み砕いた言葉で分かりやすく解説出来ており、
子供はもちろん、小難しい設定が苦手な人にも
とても分かりやすくなっていたのではないでしょうか。
今作ではのび太のパパが
とても重要な役割を果たしています。
のび太のパパは若い頃、画家志望でした。
そんなパパだからこそ自分の絵に否定的だったのび太に
「あの言葉」をなげかけ、
それが作品のキーワードになっている。
実際の冒険には関わっていなくとも
今作最大の手柄はパパにあるのかもしれない。
強大な敵に相対する時の絶望感がすごく
敵にねじ伏せられる展開にはゾクゾクとさせられつつ、
そこからのバトルが素晴らしくカッコ良かったです。
ドラえもんやのび太はもちろん、
ジャイアン、スネ夫、しずかちゃん、
オリジナルキャラたちにも見せ場があって
とても胸アツ作品でした。
ゲスト声優として俳優の鈴鹿央士さん、
藤本美貴さん、サンドウィッチマンさんが
起用されていたのですが、
どなたも「大人の役」を演じており、
見ている子供たちが感情移入するであろう
クレア、マイロ、チャイなどには
プロの声優を起用していて
そこにもこだわりを感じました。
これは余談ですが
舞台挨拶をYouTubeで拝見しました。
会場には多くの子供たちがいたのですが
監督やゲスト声優は登壇しても
メインの声優たちはあえて登壇せず、
終始着ぐるみに声を当てていたのを見て
子供たちの夢を壊さない素敵な舞台挨拶だと感じました。
文句なしのストーリー。ドラえもん史上、最高級傑作。
毎年欠かさず見ているドラえもん映画。今年も見に行く前に、レビューを見てみると、衝撃の⭐︎4.2。おっ!これは期待できるなと思い、映画鑑賞。
結論、びっくりした。ここまでテーマに沿いながらも、完璧なストーリーを作れるのかと。
ネタバレになるので、詳しくは話さないが、全てのドラえもん映画の良いところだけを取った感じの映画であった。
例えば、去年には無かったラスボス戦の迫力もありつつ、去年で最も良かった無音の絶望感も、今回流に変えて残してくれていた。
一つ、挙げるとするなら、原作でのび太のパパが画家になる夢があったのだが、そのシーンを入れると、よりのび太の絵を褒めるシーンが感動的になると思う。
しかし、いつものドラ映画なら、あの部分を削って、このシーンを入れたら良いとなるが、今回は全てのシーンがとても完成度が高く、削る場所が無いため、このシーンを入れてしまうと、時間が長くなってしまう。
その他には、ゲスト声優が少し目立ってしまったかな?というのはあるが、それはどうしようもないことなので、評価には入れてない。
その為、今回の映画は本当に傑作なんだな、と感じた。
1秒たりとも退屈しない映画は久しぶりだった。是非、皆さんも映画館でご覧になっていただきたい作品である。
ドラえもん史上、最大の絶望感!
ドラえもんの映画を劇場で鑑賞するなんて、何年振りだろう?初めの「のび太の恐竜」から5作目の「魔界大冒険」迄は毎年観ていたけど、そこから随分空いて、評判の良かった「新鉄人兵団」を観て以来か?という事は2011年以来。もうそんなに経つんだ。え?「STAND BY ME ドラえもん」あんなもん!ドラえもんの皮を被った醜悪な糞映画…失礼しました…
元々ドラえもんは好きだったし、藤子不二雄先生は今でも読み返す。けど、亡くなられてからの作品は特に興味がわかなかった。今回もあいみょんが主題歌を歌ってるという、ある意味邪な思いからの鑑賞。
そして久々に観るドラえもん。
まず、アニメーションのレベルが高くて驚いた。こんなに綺麗で、よく動くなんて。
そして馴染みの浅い、水田わさびさんのドラえもん。大山さんとは違い、のび太との距離の近さを感じる。見守るというより、一緒に遊ぶという感じ。原作初期の雰囲気に近いか?日テレ版にも近い?今更そんな事を考えるのも、どれだけ水田わさびさんになってから観ていないか、と思う。
そして今回の映画、まず演出の良さを感じる。テーマに沿ったオープニング、個性を活かして跳ねまくるレギュラー陣。魅力的なゲスト。小道具の活かし方。テンポも良い。
また、脚本の面白さで引き込まれる。散りばめられた伏線が回収される巧みさ。まるで伏線とは思えなかった出来事まで伏線だったり!二転三転する物語。
そして「シン・ゴジラ」並の絶望感。ドラえもん史上最大か?
で、ラストであいみょん😁 作品に余りにも合っていて愛を感じる。
すごく良かった!
余談だけど、しずかちゃんとジャイアン、優秀過ぎないか?小学生だよね😁
追記、2回目の鑑賞
気になる事があり、上映が終わる前に再見。
子供の頃は好きだったドラえもん。けど、まぁこんな感じと決めつけて、映画は主に初期数本観ただけだった。今回、あいみょんが主題歌をやってるので、まぁ、あいみょん目当てに観て、面白さに驚いた!
2度目でやはり思うのは、脚本、演出の素晴らしさ。
絵世界の表現は「アクロス・ザ・スパイダーバース」を思わす。
そして、オープニングから張り巡らされていた伏線にも気付いて驚いた。
この映画の変化球な点は、これまで、映画ドラえもんでは、如何に秘密道具を封印するか?がキモになっていたけど、今回は秘密道具が使い放題の状態。だけど敵も使ってきたり、秘密道具が全く意味を成さない相手がいたりで、絶望的なピンチを描いてる。(いや、全然映画ドラえもんを観ていないので、他にもあるのかも知れないけれど⋯)
そして、数ある伏線を回収しながら、感動的なラストに持って行っている、その巧みさ!
今年の賞レースを総ナメしてもおかしくない作品。いや、ドラえもんだと決めつけて観ない僕のような人は、損してると思います。
#ドラえもん
#のび太の絵世界物語
#あいみょん
ドラえもん45周年なんだね。
子供たちへのメッセージは?
長編映画44作目で45周年記念作品。
数十億円の価値がある絵画が発見されたというニュースがテレビから流れる中、夏休みの宿題の絵を描いていたのび太の頭に、突然絵画の切れ端が落ちてきた。ドラえもんと一緒に、はいりこみライトを使い、その絵の中に入って探検をしていると、少女クレアに出会った。彼女の頼みを受けてアートリア公国を目指すドラえもんとのび太たちだったが、そこはニュースで話題になっていた絵画に描かれた、中世ヨーロッパの世界だった。その世界にはアートリアブルーという絵具の元になる幻の宝石があるとの事。その宝石を探すことになったドラえもんとのび太たちは・・・さてどうなる、という話。
興味深く観れたから良かったのかなぁ。
でも本作は子供達に何かメッセージを伝える、という観点からは、何も無かったかも。
絵画がテーマだったからか絵が綺麗だったのと、あいみょんの主題歌は良かった。
自分がドラえもん映画に求めるものがすべて詰まっていた。月面探査記以来の良作
【公式YouTubeのコメント欄にも投稿したものを自ら転記しています。】
かなり面白かった!!!
わさドラ映画の真骨頂という感じのハラハラドキドキ、目を離せないバトル展開。
とりあえずクレアがめっちゃかわいい。
とにかく脚本の作り込みが素晴らしかったな、という印象。
伏線の張り方と回収の方法まで。
とくにクレアの消滅シーンでは、「あ………そういうことだったのか……」となり驚きとともに思わず涙。
水もどしふりかけの件はまあだいたい多くの人がなんかあるな、と勘づいたと思うんだけど、一番すごいなと思ったのは、「クレア(絵の中ver)が風呂嫌い」という描写。
しずかちゃんのギャグ要素としてさりげなく入れられてたけど、
その風呂嫌い設定が偽クレアを見抜くためのいいエピソードづくりにもなってた上に、
「絵の中のクレアだから水浴びできなかったのか!!!」って気づいたときには目からウロコ。
あとはひみつ道具の使い方も絶妙で、水ビル建築機、かるがるつりざお、ほんものクレヨンの使われ方とストーリーへの活かされ方も実に秀逸。
ご都合主義の新しい道具とか生み出さないし。でもストーリーの根幹をなす道具(入りこみライト)だけは違和感なく新しいものをつくる、そのバランスが良い。
水ビル建築機が出てくるとかマニアック過ぎるw
あとOPの「夢をかなえてドラえもん」をちゃんと流してくれるとこ!!
あれがあることによって、「これはいつものドラえもんのお話が、ちょっとスケールが大きくなっただけだよ」と分かるので、
安心感があるし、いつものドラえもん世界なんだという親近感や
「すこしふしぎ」のワクワク感を感じさせてくれる。
OPなくしてなんか壮大な導入とドーンとタイトルが出る演出が何年か続いてて、
「ドラえもんという素材を使って自分の作りたい大作映画作ってる?」ってなってたので………
そのOP映像自体も、ものすごくこだわってて随所にネタや笑い要素もあり、ぐっと引き込まれた。
その話にもつながるけど、日常世界と非日常世界がだんだんと交じりあう描写がとても上手。
最近のオリジナル脚本の場合、一度非日常世界とつながったらずっとそっちに行きっぱなしで
あっさりと冒険世界に入ってしまうという流れが多い中、
今回はしっかりと「絵の中の世界(非日常世界)」に入り込んだり、日常世界に帰ってきたりしながら、
「クレア(非日常世界の人物)」と「遊ぶ」という、
すこしふしぎ(=日常と非日常が混じり合う)の世界をしっかり表現している。
このあたりは、TVシリーズの脚本経験が長い伊藤公志氏の手腕によるところだろうか?
また、ドラえもんとのび太の友情・絆の部分をしっかりと印象的に描いていたのも素晴らしい。
このあたりは寺本監督のこだわりが感じられた。
最後のパパのセリフにもほっこり。さすがは画家志望だったパパなだけある。
一方でいくつか気になる点も。
・ソドロの最後(色が戻った後)について一切描写がなかったのが中途半端感。
・はいりこみライトがイゼールの体内から排出された理由がハッキリしない。
・そもそもイゼールを倒せば失われた色が戻る、という理屈はどこから来たのか?
・アートリア公国がどうなったのかをちょっとでも匂わせてほしかった
(ソドロの言ってた通り火山で滅びてしまうのだとしたら救いがなさすぎる)
・バトルの絶体絶命感が強烈過ぎて、さすがにそうはならんやろ…となった感じが若干
(ex.イゼールは湖の水が襲ってきたのは蹴散らせたのに、水の城が水に戻ったやつくらいでやられるの?っていう)
おそらく、ラストの感動ポイント(クレアとの突然の別れ)に焦点を絞るために
決着部分は説明少なめの勢いで済ませた感があった。
バトルの結末とラスト(クレアの帰還と記憶の承継の部分)はご都合主義感は否めないものの、
鑑賞後の読後感(?)がとても良くすっきりと劇場を後にできた(アートリア公国のその後については気になりつつも)。
わさドラのオリジナル映画としては、月面探査記と1・2を争うくらい素晴らしい作品でした。
間違いなく何回か見に行きます。
今年も良かった
子供と一緒に観に行きました。息子はチャイの結末に納得が行かなかったようですが、藤子・F・不二雄先生の原作がある作品にも通じる描かれない行間を読ませるような演出が良かったです。ゲスト声優については、違和感がある人とない人がいました。ゲスト声優を採用するのはいいですが、きちんと声優の仕事ができる人にしてもらいたいです。ただ客引きパンダのようにして、人気俳優を採用するみたいなのはそろそろやめてもらいたいです。子供も少し大きくなると違和感を感じは始めているようです。
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