映画ドラえもん のび太の絵世界物語のレビュー・感想・評価
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のび太たちが令和化しても
毎年、映画ドラえもんは楽しみにしていますが前作の地球交響曲がお世辞にも面白くなかったためか、今作への足が遠のいていました。でも何やら評価が高い様子。それならと遅ればせながら観に行ってきました。
最近の映画ドラえもんは面白くないと言っても、藤子・F・不二雄先生はお亡くなりになられていますので映画ドラえもんの新しい試みや変化も受け止めなければいけないのは分かっているつもりですが⋯。どうしても毎年不安定な気持ちで映画ドラえもんを観ています。
オープニングで流れる『夢をかなえてドラえもん』は最高ですね。
しずかちゃんの変顔も今までなかった演出なので良かったです。クレアのキャラクター設定に疑問がありましたが、総合的には面白く鑑賞しました。
でも私が大人になってしまったからか、昔感じたワクワクはなかったです。
残念なところは、のび太が終始たくましい!ところです。
のび太って、ひ弱でズルくてワガママで本当どうしようもないはず。そんなどうしようもないのび太を受け止めることができるドラえもん。それがもっと観たかったです。
歴代の映画の中でのび太は、へこたれてもここぞと瞬間湧き出す勇気がありました。
普段学校や社会の壁にはね返されている自分を重ね観て勇気をもらってきた気がします。
映画を観ながら終始『あれ?今回ののび太すごいなぁ⋯』『え?このままいっちゃうの?』と令和化したのび太についていくことができませんでした。
これからの、のび太はどんどん成長して分別のあるキャラになっていくのか。ジャイアンはガキ大将ではなく頼りがいのあるキャラになるのか。スネ夫の嫌味のある発言はハラスメントになるのか?しずかちゃんの入浴シーンはカットされていくのか?
など令和になってそれぞれの道を歩むドラえもんのキャラクターたちに一抹の寂しさを覚えました。
それと私たちの中にいる、のび太はもっと泣き言を言ってもいいのではないでしょうか?
そんな時に隣で受け止めてくれる誰かがドラえもんであると思います。
過去10年で最高の出来
現中学生で、2017年「カチコチ大冒険」が思い出の作品です。
正直、あまり期待はしていませんでした。
しかし、カチコチ大冒険以来8年ぶりのOPテーマから始まり、メイン視聴者層の心を掴むギャグ要素もありました。そして何より、ドラえもんらしいやや難解なストーリーとバトルシーンに拘りを感じました。
テレビで拝見したここ3年のドラえもん映画は起承転結の「転」がなく、完全な子供向けにシフトチェンジしたという印象がありました。
しかし今回は、それらの要素が過去の水準まで戻り、なおかつストーリーがかなり練られていました。
個人的には、思い出補正の強いカチコチ大冒険を超え、2009年「宇宙開拓史」、2011年「鉄人兵団」などと同等のクオリティまで到達していると感じました。
古いドラえもんファンほど刺さる作品だと思います。コロナ禍でドラえもん映画から離れてしまった私のような皆さん、今年は是非、映画館に帰ってみてください。
まあ及第点
前作と比較して
絵画をテーマにしたドラえもんらしい良い映画
絵画の中の世界に入れるひみつ道具はいりこみライトをを使っていろんな名画の世界を楽しむのび太たち。
後日のび太は偶然入手した不思議な絵画の正体を確かめるべくはいりこみライトを使ってドラえもんと絵の中へ。
そこは中世ヨーロッパの世界らしく1人の少女と出会い、やがて大きな騒動に巻き込まれていく――
評判が高くかなり久しぶりに劇場版ドラえもんを見に行きましたが、とても楽しめました。
ドラえもんらしくさまざまなひみつ道具を使って仲間たちと共にその世界に訪れた危機を救ういつものドラえもん映画のスタイルは押さえつつ、
今回の映画のメインテーマである『絵画』という題材を物語のメインに据えてしっかりと描ききっている。
子供だけでなく大人でも感動できる良い作品です。
確かに今回は当たり作品でした‼️
観に行く予定はなかったのだが観たら結構良かった‼️。
ユートピアが私の中でハマらなかったから避けてたけどたまにあたりもあるんだね😊。
昔にあったドラビアンナイトにて「絵本入り込み靴」があったが今回はただの絵の世界に入るライト「はいりこみライト」を使い絵の世界に入り冒険する物語。
1番良かったのが時間軸が夏休み期間とありのび太は絵の宿題にパパを描こうとするが上手く描けなくてイライラ、しかしこちらは伏線でその後冒険舞台になるアートリア公国にて出会う「マイロ」に好きな物を好きに描く的な事を教えてもらいその時は親友の「ドラえもん」を描く(まーこれが可愛くのび太タッチで描けてんだが(笑))、この絵がラストのキーになるが、このドラえもんがまた可愛いかった☺️。
なんだかんだ世界を救い最後にドラえもんの絵を見たパパは描いた人の大好きな気持ちが伝わると学生時代に画家を目指したパパさんからの一言やのび太がドラえもんを大好きに思う気持ちが伝わって少しウルウルしました🥹。
他にも良かった点はあるがまさかドラえもんの話で「さようならドラえもん」以外で感動させられるとは、歳を重ねて本当涙腺が緩くなったな〜☺️と感じるがネタバレにもなってはしまったがこの作品は私はここが凄く良かった✌️。
後半切なくて少し怖くて、ハッピーな結末。
全体的にはファンタジーで、良い作品だと思いました。前中間はおもしろくて、アクションもあり安心して楽しんでいたのですが、後半は、珍しく微量のホラー要素が入ってて、切なくて、ずっと泣けてしまいましたが、安心して下さい。最後はハッピーで回収されています。
しかし、やはりドラえもん、の道具は便利だなぁって改めて思いました。時間の往来ができると言う事の便利さ…こんな事が、皆んなできちゃったらと思うと、それも怖いけど。
見て後悔しない作品だと思います。
友達に勧められて、何年振りにドラえもんの映画を観てきました。 ...
予想外のボロ泣き!
OPからセンスよき。
最近のドラ映画は寝落ちしちゃうというのが軽い悩みでしたが今回のは大当たり!
とてもおもしろく泣ける所も多々あり。
正直眠くなるところはありつつもテンポの良い展開で回避。
鈴鹿央士の声優はなんだかなーと感じ。
でもポンコツなタイムパトロールという設定が声的には合ってた!一人で潜入捜査するもんなのか?!とか疑問はありつつもご愛嬌。
ハラハラ展開もあり気付けばボロボロ泣いてました。
近年で1番の良作品なのでおすすめしたい。
のび太の描いた下手っぴドラがめちゃかわいい。グッズ出して欲しい。
大長編ドラえもんの見本!!!
青年特有の穿った見方でも面白かったです。歴代最高傑作と賞する人がいるのも納得しました。
特に、モチーフの組み合わせがうまかったと思います。藤子f不二雄の大長編ドラえもんっぽいタイムパラドックスネタがすごかった。まず、時間軸の移動に加えて空間までも絵で経由するトリックがすごい。そして、まあまあ複雑なその設定を納得させてくる面白さの密度が良かったです。
メッセージは「良い絵」とは何かだと思ったのですが、想いがこもっていることで止めておくのが絶妙だと思いました。最初の名画調のイラストのように、アニメの制作者には自分のクセが出ないという絵の凄まじい技術があります。そこまでには、凄まじい量の絵を描いてきたろうからそれぞれに「良い絵」とは何かという哲学があるんじゃないでしょうか。しかし、この映画で出す「良い絵」の結論は心を込めて描くことっていうのはアニメーターの何たるかで良かったと思います。正直藤子f不二雄の環境思想がでた奴は説教臭いと思う時もありました。
あと、クレアの絵を目の色を青い石で完璧に再現するためにまだ色を入れていないというのから、画竜点睛のなんかだ!と思ってたけど、最後まで回収されずじまいでした。竜の名画も絶対それだと思ってました。最後に消えたクレアが帰ってきたのはマイロの視点からしたら画竜点睛ってことにも解釈できるので、そういうことにして捻くれた邪推から目を背けました。
この映画のドラえもんに関しては、クレアが絵の中にいた理由も自信満々に説明してた割には間違ってたり、2人の未来人を暴いたのもブーメランともとれる言葉狩りだったり、結局助けたのは可愛い方のドラえもんだったりとドラえもんらしい頼りなさで良かったです。
初 映画ドラえもん
子供達は観たくないと言って…
大人1人で観に行くのは勇気がでず妹に付き合ってもらいました。
久しぶりのドラえもん映画でした。
最初から最後までテンポよく物語が進み大人でも楽しめました。
最後のシーンでボロ泣きでした。まさか泣くとは思っておらず油断してました。やられました笑
全世代が楽しめます
のび太の絵世界物語
俳優の吹替部分以外、傑作!
久しぶりにドラえもんに満足
ドラえもんの映画って、いろいろなテーマがいっぱい詰まっているのにストーリーもまとまっていて本当に素晴らしい。勇気、正義、それに何と言ってもドラえもんのび太の友情。
絵が下手なのび太にマイロが「好きだって気持ちで描けばいい」ってアドバイスすると、のび太が描いた絵がやっぱりドラえもん。その絵が最後にみんなを救う展開もわかっていながらうれしくなります。
大人的には、イゼールが水に弱いなら、お天気ボックスで雨を降らせばいいのでは、と心の中で思ってました。
あと、オープニングのフェルメールの「牛乳を注ぐ女」が、ジャイアンの「ジャイアンシチューを注ぐジャイアン」になっていたので笑ってしまいました。
後半は非常に練られてて見所満載
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ドラが出した絵の中に入る道具で、遥か昔に絶滅した国へ。
そこで王女のクレアらと仲良くなる。
その国では絵が盗まれる事件が相次いでた。
で一人の青年をマークし捕まえようとするが、
その青年は善人、というかタイムパトロールだった。
善人面やから早々に分かってもてたけどなw
でいかにも悪党面の家来がやっぱり犯人やった。
未来から絵や宝石を盗みに来たのだった。
でコイツのせいで絵の中の怪獣が出て来て暴れ出す。
大苦戦し、ドラを含むほぼ全員が石化されてしまう。
万事休すと思いきや、のび太は絵の中のドラと会う。
そこで授かった道具を使い、見事に勝利。
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毎春恒例おっさん一人でドラ映画。何と10年連続達成!
子供連ればっかやが、そんなの関係ねー!おれは見る!
ただ開始前から眠くて、開始早々に寝てもうたわ。
1時間くらい、何度も寝たり起きたりしてた。
でも後半は目が覚めた。敵が出て来たからな。
去年も寝てもて、その理由は敵がいなかったから。
やっぱり敵のいないドラ映画は眠くなりがちw
ただ後半は見せ場の目白押しで、涙腺崩壊。
特に今回はジャイアンの活躍が目立ってたな。
板に噛みついてでも落下するまいとする姿なんかは、
まさに男・武の生きざまを見た感じやったな。
逆にスネ夫が今回は全然活躍せんかった。
もしかしたら寝てた間に活躍しとったんかも知れんけど。
あと出来杉くんも時々は出したってや~。戦力なるでー。
強過ぎるラスボスもモーゼステッキで決着かと思いきや、
想像を上回る強さで失敗、さらに手を尽くすのび太たち。
最後は絵の中のドラの力を借りるなんて、
ホンマによう練られたシナリオやなと思った。
この絵の中の、失敗作みたいなドラはやたらカワイイ。
人間、歳をとると頭が硬く、感動力が弱くなっていく。
ドラ映画で泣けんくなったらヤバいと思ってる。
今回もしっかり泣きじゃくれたから安心したわ。
ただ前半で寝てしまうあたりは老化かも知れんなあ。
もっと少年のようにワクワクしながら見たいものやが。
ドラえもんの映画の決定版
私はドラえもんの映画は中盤で仲間になった人物と対峙したり、語り合ったりするシーンがお決まりのようにあり、軽い伏線回収で締めるような起承転結がはっきりとしたごく普通な映画だなと思ってました。しかし今年のドラえもんはその順路を通りながらも常に想像の上を行く内容でした。
まず、opから微笑ましい内容でドラえもんの良さを感じました。その後のクレアやマイロとの出会いの部分やのび太とマイロが2人で絵を描くシーンなど今までのドラえもんと同じような感じの進みで「まぁまぁいつものね」と言った感じ。(クレアが可愛いぐらい)だがその後の物語の展開は予想を裏切られてばかりでした。ドラえもんの映画でメタルクウラ並みの絶望を感じましたよ笑
また、ひらりマントでの全力防御やジャイアンの男前など映画の人気な部分を全て寄せ集めたようなシーンの数々。まさかドラえもんの絵が鍵になるなんて、、その後のチャイが消えるシーンで悲しくなった後のまさかのクレアの消滅。ドラ映画特有の終盤の別れのシーンですが「またね」ではなく「さよなら」という別れは非常に稀な気がします。驚きと感動を両方体験した後のクレアの復活は安堵しました(若干無理矢理な気もするが子供向けだしな)そしてラストののび太のパパのシーン。
のび太のパパは昔画家を目指してたという事前知識があったせいか号泣してしまいました。
ドラえもんの映画で友情を超えて愛情を感じれるとは、、、
最後に、本当に素晴らしい映画でした。時空云々で内容が分かりづらいという意見がありますがそこはドラえもんの映画として本質的に重要な部分ではないと思います。戦闘シーン含め今まで見たことがあるドラえもんの映画で1番見応えがありました。よって星5とさせていただきます。
良くも悪くもいつものドラえもん
冒険あり、秘密道具あり、友情ありの
ドラえもんの良さが詰まった映画。
ただ、私には昔の映画ドラえもんのようなワクワクはあまりなかった。
何が足りないのかといわれると、、、すぐには思いつかない。
いろいろ考えた結果
「冒険心」ではないかと思う。
ぱったりと忘れてしまった子供心を呼び覚まし、「のび太いいなー」と思わせてくれるような体験を期待していたが、そこまで届かなかった印象。
要素は散りばめられていたのにうまく届かなかったのがもったいない。
演出や心理描写の工夫でもっと感動できたのかもしれない。
全165件中、21~40件目を表示
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