「憎悪と惨状を正面から見つめるのが怖い」ノー・アザー・ランド 故郷は他にない ねこたまさんの映画レビュー(感想・評価)
憎悪と惨状を正面から見つめるのが怖い
クリックして本文を読む
ガザの紛争が始まって以来、ガザのドキュメンタリー映画も、ガザを舞台とした物語にも、個人的には目を背けて、距離を置いてきた。
それではいけないと思いつつ、憎悪と惨状を正面から見つめるのが怖かった。
この映画は、ガザではなくヨルダン川西岸のイスラエルによる強制入植の様子を記録しているけれど、基本的な構造は同じ。
イスラエルが国家権力で、アラブ人の居住地での生活を破壊し、アラブ人を暴力で追い出し、植民地を拡げる。
今、世界中で、暴力で命が奪われ、暴力で強制的に生活が奪われている。ガザでも、ウクライナでも、世界中で。
映画を見終わっても、自分がどうしたら良いか、自分がどう考えれば良いか、全然分からないままで、情けない。
コメントする
Mejiroさんのコメント
2025年3月22日
こんにちは。フォロー外から失礼致します。あまりの惨状に無力感、恐怖感に襲われるような時、「オリーブジャーナル」というサイトがとても役に立つと思います。基礎知識や、日本から、ワンクリックからできるパレスチナ支援がまとめられています。もしよろしければ検索してみてください。ご存知でしたらすみません。