劇場公開日 2024年12月13日

お坊さまと鉄砲のレビュー・感想・評価

全70件中、21~40件目を表示

4.0銃を求める理由と各キャラクターの終盤へ至る纏め方がとても上手く良い...

2025年1月1日
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鑑賞方法:映画館

銃を求める理由と各キャラクターの終盤へ至る纏め方がとても上手く良い作品でした。

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Mr. Planty

4.0対比の面白さ

2025年1月1日
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政府の役人たちが、民主主義と選挙を教えるのに、派閥作りと分断と対立を教えてどーすんの?
というアホさと、銃コレクターのどうしょうもない業の深さと、銃を求めるお坊さまの無私の心の対比がめちゃくちゃ面白かった。

ブータンが幸せな国と言われるのは、金や地位や名誉や物質への所有欲に重きを置かず、精神的豊かさと争いを望まない平和を愛する心にあるのだな、ということがよくわかる。
そして、さりげないアメリカ批判の棘をちくりと忍ばせた作りは、とてもよかった。

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コージィ日本犬

4.0民主化によって発生する争い、分断の面と 自由意思の尊重の大切な面と...

2025年1月1日
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民主化によって発生する争い、分断の面と
自由意思の尊重の大切な面と
どっちもあると思った。
例えばその前の状態で平和で幸せなら
もともとゴールに居るのでは?とか。
ともあれ、価値観ギャップ凄かった(笑)
未体験ののどかさ感じる
年の初めに幸せになれる映画だった。(笑)

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とりから

4.0美しい自然と欲のない国民

2024年12月30日
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笑える

単純

幸せ

2006年、国民に愛されてきた第4代ブータン国王が退位し、王子に国王を譲位するとともに、行政の長(首相)を選挙で選び、民主化へと転換を図ることが決まった。そんなブータンで、選挙の実施を目指して、まずは模擬選挙が行われることになった。山に囲まれたウラの村で選挙の事を聞いた高僧は、なぜか次の満月までに銃を2丁用意するよう若い僧に指示し、若い僧は銃を探しに山を下りた。同じ頃、アメリカからアンティークの銃コレクターが幻の銃を探しにやって来て、南北戦争当時の貴重な銃がなぜかブータンのウラ村に有り、その銃を高値で買い取ろうとした米人に対し、仏に寄付する事を選んだ持ち主、その後のドタバタ劇が・・・そんな話。

本作だけを観ていたら、王国から共和国になったように誤解してしまったが、そんなはずないと調べてみたら、ブータン王国は現存し、イギリスなどのように王が行政を行うのではなく、選挙で選ばれた行政の長、つまり首相を決めようという事なのだと理解した。
選挙などしたことは無く、必要なのかもわからない、テレビもインターネットも無いような地方では、選挙をするということがいかに大変だったのかが観ていてわかった。
銃を何に使うのか興味深かったが、争いをなくす象徴として埋める、なんて発想が素晴らしい。
物や金に執着せず、必要なものを必要なだけ大切にするという、人間の本質のような住民の美しい心に打たれた。
ブータン山の教室、でも思ったが、これからどんどん世界中の情報が入ってきて、俗世間の金に汚い人たちも増えていくのだろうけど、心の綺麗な人々が多くいて、山の自然が美しいブータンにぜひ行ってみたい、改めてそう思った。

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りあの

4.0お坊様と説法....なら納得(笑)

2024年12月29日
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萌える

説法ならぬ鉄砲ですからね。(☆o☆)
途中狙いも定めちゃったりして....((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ピュアーな若いお坊さんが 素敵でした。
モンゴル語が 時々ハングルが混ざって聞こえました。
ほのぼのとした風情が たーまーりーまーせーん。(^Q^)/゚
のんびりしたい映画を見たい人には 適した映画でした。

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Hammer69

4.5予想できない結末に思わず涙した

2024年12月28日
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泣ける

知的

幸せ

ブータン王国について、我々は何を知っているだろう。場所はインドの北あたりか。政治?ワンチュク国王という今時珍しい王政国家。隣国でインドの強い影響下にあるだろう。価値観は国民総幸福。しかし経済的には裕福ではない。文化?インドの近くだから、カレーとか?最近では、高額の観光税導入なんてニュースもあった。映画のタイトルの「お坊さまと鉄砲」って?仏教国だろうけど、鉄砲くらいあるだろう。だから何?それくらいのこの国に対する知識を肉付けするのもいいかな。くらいの気持ちで映画をみた。そしてその知識が偏見でしかなかったことを知らされる。もう少し私が持っていた偏見が続く。

ブータンに突如もたらされた民主主義
2024年は選挙イヤーだった。国内は都知事選、衆院選、知事不信任に伴う兵庫知事選、海外ではアメリカ、イギリス、ロシア、台湾などなど。そして民主主義そのものが問われることにもなった。AIの進化に伴いAIを活用した選挙活動やフェイクニュース、AIに政治を任せると主張する候補者まで出現しただけでなく、SNSの影響など「危機に瀕する民主主義」のような言葉までも駆け巡った。そんな「民主主義」に対してどんな示唆があるのか?そんな期待を裏切る映画だった。強烈だけど優しい衝撃だった。ワンチュク国王の独断?で突如、民主主義で行政の指導者を国民が選択することが決められた。国民は民主主義に対して無知、というより興味を持っていない。それはお近くの専制国家における絶望的な民主主義とは全く異なる。国民は王政に対し何の不満も持っていない。それは自由主義を掲げる国家を見ていないからではない。為政者と国民が相思相愛だからなのだ。そんな国民に突如もたらされた選挙という仕組みに戸惑う国民をこの映画は描く。

今こそ民主主義を考える映画?という浅はかな先入観
選挙制度に対する無知な様子には思わず笑ってしまう。親族を巻き込んだ選挙活動、投票のための贈賄や恐喝まで繰り広げられ、それは子供達にまで浸透する。これまで世界中で繰り広げられたであろう選挙違反の姿の一端がここでも見られる。選挙委員会のような、選挙を啓発ではなく啓蒙しようとする機関が、対立を煽り、憎悪を伴わせる場面がある。それを目の当たりにする国民は、選挙制度そのものに対する不信感を募らせる。そうした人々の姿を上から目線で見ていた観客は私だけでないだろう。

子供が消しゴム一つ買うのに苦労する国は貧しいのか
この映画の舞台であるウラという村で、一人の娘が学校で消しゴムを使わなかったために本を破ってしまったというなんとも小っぽけな理由で先生に怒られ、友達からも仲間はずれにされて悲しむ。住民の大半が周囲に流されて投票する中で、異を唱える父親。その娘にまつわるエピソードでは、たかが消しゴムが重要な役割を果たす。それを母親の仕事のおかげで出会えた選挙委員会の役員からもらうことになったが、そんな大事なものなのに、翻って与えた役人にとってはさほど大切ではないであろうものなのに、少女はなんの躊躇もなく、役人に返してしまう。豊かさとは富:物質的に、経済的に恵まれていること、ではないという価値観が子供にまで沁み渡るこの国を支えている基盤的な道徳感の盤石さが伝わってくる。

ブータンの人々が望む政治のあり方
模擬選挙では、住民が赤・青・黄3つの色の党に投票する。それぞれ自由、発展、伝統、どれを大切にするかを選択させてみよう、という試みなのだ。結果は黄色、つまり伝統に軍配があがるということだったのだが、圧倒的というかほぼ全員が黄色に投票しているという統計学的にはありえない結果。不正ではない。模擬選挙だから不正の意味はない。だから現状に満足しているから伝統を重視したブータン人の心に合致しているということか。これさえもどうやら違うのである。

無垢なブータンの人々の国民性
選挙人登録をしようにも生年月日を知らない、鉄砲は見たことがない。21世紀なのに外国の文化といって見聞きしているものは80年代の音楽、テレビ、映画にブラウン管のテレビなど、タイムスリップしたかのような懐かしさを感じさせる。それでもそうしたものがもたらしてきたものが少しずつでも浸透している様子を描いていた。しかしこうした国民の物に執着しない、豊かさを物質的なものだけで図らない価値観は経済成長を遂げていくことを発展と考える世界の国々の人々が考え直す必要があるかもしれない。

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ブログ「地政学への知性」

5.0傑作!すごい才能!!

2024年12月26日
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傑作! パオ・チョニン・ドルジ監督はすごい才能だ(『ブータン 山の教室』も素晴らしかった)。

まさにこの分断の時代に向けた作品。

どこが傑作なのか、どういうふうにすごい才能なのかは、僕がごちゃごちゃ書くより本作を観ていただいたらすぐにおわかりになると思います。

追記
コロナやインフルや風邪が大流行しているということもあってか、今日も鑑賞中、洟をすすったり咳き込んだりしている方が何人もおられました。
なかにはずっとゴホンゴホンを連発しているひともいて、大変な迷惑でした。
やはり体調のすぐれない時は出歩かないほうがいいと思います。
自分の欲求を優先したい気持ちも理解できますが、少しは周囲への気づかいもしていただきたいものです。
いい歳をして、こういう配慮が欠如した大人が多すぎるなぁ。日本は。

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peke

5.0謙虚な心の美しさと清々しさに涙

2024年12月26日
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楽しい

幸せ

初めての選挙に戸惑うブータンの山間の村民と、
銃を巡るお坊さんとコレクター(ブローカー?)の交流を軸に話が進みます。

なにより西欧的な価値観をもつ人たちと
村民、お坊さんのなかなか嚙み合わない会話のやりとり、展開が全編にわたって楽しい。

資本主義(お金を中心とした価値観)への問いかけ、
さらには戦争の否定はもちろんテーマのひとつではあると思うけれど、
それらを皮肉的ではなく、ユーモアに溢れ、
声高に主張せずに、拍子抜けするほど爽やかに描いているので、
ピュアな村民たちの様子も相まって、
清々しい幸せな気持ちで映画を観終わることができました。

映像もブータンの山間の広い景色がお坊さんの赤い衣装にも映えてほんとうに美しく、
異国ですが、お祭りの衣装、音楽もどこか懐かしい感じがしました。

今のブータンでしか描けない、また時勢的にも今こそ観られるべき映画だと思いました。

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HK

4.0ブータンの雰囲気が分かった。

2024年12月24日
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ストーリーよりも何よりも、何となくブータンの雰囲気が分かってよかった。
入れ墨入れたとっぽい兄さんがトラックに載せてもらい、横の人がひっついて寝てたのがほほえましかった。
ただ、どんどん変わっていくんだろうね。

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khapphom

4.0不思議で幸せな国

2024年12月24日
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近代国家の仲間入りを目指すことと従前の幸福を望むこととは相容れないものなのか…

選挙を知らない者達に選挙を知らない者が選挙を教えるのだけど、いやそれちょっと違うよって笑える。

ブータンのナイトクラブってリアルにあんな感じなんだろうか…きっとそうなんだろうなあ笑

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し

3.5民主主義の限界

2024年12月23日
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笑える

知的

難しい

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mst.m

3.5幸福度ランキング一位の憂鬱

2024年12月23日
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himabu117

3.5ブータンに行ってみたい

2024年12月23日
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幸せ

ゆっくり流れる時間を画面いっぱいから感じられる
微笑みの国ブータンが、繁栄の象徴(と思われている)民主主義を
平和的に親愛なる国王から奉還され
「これで近代国家の仲間入りだ」
「これで幸せになれる」という言葉と裏腹に
村の中はいじめや争いが生まれ始める矛盾
独裁者から血みどろになって民主主義をつかみ取る構図が多い中
国民の誰もが望んでいない民主制が無理やり与えられ、選挙が生まれる
プロセスが面白い
田中芳樹さんの「銀河英雄伝説」を思い出した
善良な君主制と腐敗した民主制は果たして国民はどちらが幸せなのか?
銀英伝とブータンが重なった

「あぁ、ブータンに行ってみたいな」と
エンドロールが流れる間、満月が地平線からゆっくり昇るシーンを眺めながら
思ってもらいたいなぁと思う映画

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椿六十郎

3.5王制国家から民主国家へと変化するブータン。その過程を描きながら観る者に「ブータンらしさ」と「幸せとは」を語りかけてくる作品です。

2024年12月22日
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もりのいぶき

4.5ブータンからの問いかけ:成長志向の意味と幸せとは?

2024年12月22日
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楽しく、考えさせられ、予想外の展開で驚きと余韻を残す作品でした。銀座の映画館は空いていましたが、こんなにも心に響く映画は滅多にないと感じます。
この映画は、2004年のブータンにおける王政から民主化への歴史を背景にした現代の寓話です。ストーリーや一つ一つのエピソードには、実際の歴史を象徴する説得力がありました。

村人たちの戸惑いが特に印象に残ります。民主化することや投票権を得ることに対して、彼らは混乱し、受け入れられない様子を見せます。
歴史的に見れば、独裁政権や軍事政権からの民主化や、女性参政権のための闘争など、民主主義は人々が血を流して勝ち取ってきたものです。
しかし、この映画では、敬愛される王が統治するもとで国民が幸福を感じ、現状に満足しているブータンという特異な状況が描かれます。そのため、王権を手放してまで民主化を進める王の決断や、村人たちが投票権を与えられて戸惑う姿には、大きな意味が込められていました。

映画の主軸である「鉄砲」を巡るエピソードは、ネタバレを避けるため詳細は伏せますが、尊敬される高僧が瞑想を中断し、選挙の模擬演習に関与するという展開は、サスペンスを生みつつも不安感を煽るものではありません。
その結末は意外でありながら、ユーモアと幸福感に満ちており、見終わった後に温かい気持ちになりました。

映画が提示する「幸せな国のあり方」には明確な答えは示されません。それは、ブータンという国自体がいまなお壮大な社会実験に挑戦しているからです。
しかし、個人が幸せに生きる方法については、仏教国らしい一つの解答を示してくれます。この解答が、現代資本主義の中で生きる「普通の人」として登場するある人物に、幸せをもたらすであろうと予感させてくれるのです。

この映画は、成長や進化を志向する現代社会に対し、幸せの本質とは何か、変化を受け入れることの意味とは何かを改めて問いかけてきます。そして、その問いを観客一人ひとりに委ねるのです。

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ノンタ

4.5AK-47がぁぁぁ・・・‼️

2024年12月21日
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泣ける

楽しい

幸せ

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活動写真愛好家

4.5上手く作るよなぁ

2024年12月21日
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笑える

楽しい

幸せ

終盤まで怖い展開も予想しちゃったり
どこがコメディよ?とか思うんだけど終盤からやられたね。
ふんわりと楽しめたなかなかの秀作。面白かった!

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koo

4.5微笑みと幸せ

2024年12月21日
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ブータンも地域によっては治安悪かったりするらしいけど

この映画のような思想や文化が根付いているからこそ

微笑みと幸せの国って呼ばれるんだろうな

若干不穏なオープニングから
誰も不幸にならない穏やかなエンディングまで派手さは全くないけどユーモアもあって実に「良い映画」だった

暮らしの中でのいろいろな思いの結果
時には競って勝敗を決める必要はあるけれど、きっと争う必要はないんだよな

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龍神

4.0変化の時に本当の幸せと平和な世界を問う

2024年12月20日
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「ブータン 山の教室」のパオ・チョニン・ドルジ監督作ということで期待度MAXで臨んだ。

2006年のブータン🇧🇹。民主化へと転換を図るべく国王が退位し選挙を行うことに。

初めての選挙で揺れる山の村。
銃を手に入れるよう若い僧に指示した高僧。
アメリカ🇺🇸から来たアンティークの銃コレクター。

選挙と銃にかかわるドタバタ。

そして迎えるハートフルなエンディング。
ここで語られるのは本当の幸せと平和。
ほっこりする中にも確かなメッセージがあった。

ただし自分的には毒のなさが物足りなかったのも否めない。

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エロくそチキン2

5.0ピュアが過ぎる

2024年12月20日
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ブータン映画は『ブータン 山の教室』に次いで2作目。同じ監督の作品なのですね。
とてもロケーションが美しい国だけど、今作では車が通れる所だから、だいぶ低い村なのかな?

タイトル通りお坊さんが銃を手に入れる話と、ブータン初の選挙という2つが並行するお話。
ちょっとずつニアミスしながら繋がっていくなかで、出てくる人が揃いも揃ってピュアなのがかえって可笑しい。

便利を知ってしまうと不便を感じるのだろうけど、そもそも村の人々は幸せに暮らしているから、何も不満はなさそう。
とはいえ選挙の仕方を役人が教えに行くとか、この話からまだ20年経ってないのがなんとも。

終盤、うまく2つが繋がるものの、銃が必要だった理由は予想外。お坊さんも村の人々も警察までも、ふざけてるのかと思うほどにド天然で面白かった。
そしてあんなんお礼に貰っても困る。
物騒なタイトルとは裏腹に楽しくハッピーな映画。

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コビトカバ