「「お坊さまと鉄砲」この題名に??」お坊さまと鉄砲 まーちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
「お坊さまと鉄砲」この題名に??
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『2006年。長年にわたり国民に愛されてきた国王が退位し、民主化へと転換を図ることが決まったブータンで、選挙の実施を目指して模擬選挙が行われることに。周囲を山に囲まれた村で、その報せを聞いた高僧は、なぜか「次の満月までに銃を用意するよう」と若い僧に指示し、若い僧は銃を探しに山を下りる。時を同じくして、アメリカからアンティークの銃コレクターが“幻の銃”を探しにやって来て、村全体を巻き込んで思いがけない騒動へと発展していく••• 。』
お坊さんと鉄砲というミスマッチのストーリーが、この先どうなるのかとサスペンス映画を思わせます。民主主義は、右と左とに社会を二分します。アメリカ大統領選、ドイツ政権然りです。幸福度が世界一だったブータンが、インターネットが入ってきてから、ずいぶん下位に落ちたと聞きます。
国民に愛される国王と、国民を愛する国王であるなら民主主義はいらないのではないかと思わせられる映画です。ネタバレになるのであまり書けませんが、ラストは、拳銃もですが核ミサイルも一緒に•••と思いました。
満月が昇るシーンにエンドタイトルが重なります。これも好きだな。
素晴らしい映画に巡り逢えました。心がほんわかとなりました。
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