「アニメーションの素晴らしい形!」Flow カツラギさんの映画レビュー(感想・評価)
アニメーションの素晴らしい形!
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なのに何故3.5なのか?
外国の映画賞のアニメ部門を取るには最高の形のアニメーション。
言葉がない。主人公の猫と仲間になる動物は猫がいないので、言葉での意思疎通が出来ない。それをアニメーション映画の中で言葉でない意思疎通をアニメの表現で描き(犬の場合ゴールデンレトリバーが仲間の犬達とはぐれて主人公の猫に助けを求めて受け入れられる事で仲良くなる。)、言葉なしでの動物同士の意思疎通をアニメの力で見せることで外国の映画賞も審査員の評価は良いだろうと観ていて思った。
同じ賞に日本からノミネートした作品は日本語で会話をして、字幕か翻訳で審査員は作品の優劣を判断しただろうから、文化の違いで分からない処は採点でマイナスを喰らうだろうから、きっと敵わないのは当たり前だったんだと思った。
だから、普通の日本での商業映画としてのアニメーション作品では作画の点数は満点の2.5点。それ以外は点数は以下の評価になる。セリフの無いシナリオの評価は1.0。声優の評価は出ていないので評価は0.0。日本アニメの映画賞なら3.5で敢闘賞くらいはあげますよ。
近隣4館のシネコンで1館しか上映していないのは日本での商業映画としてのパワーがないと判断されたからかと理解しています。
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