劇場公開日 2025年3月20日

白雪姫のレビュー・感想・評価

全277件中、201~220件目を表示

3.0「いつか山賊のお頭様が」でも歌えばよかったのにね?笑

2025年3月22日
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ディズニー映画の実写版って年々酷くなってると思うのはおれだけ?😓
ポリコレを過剰に意識しすぎじゃない?
実写版のリトルマーメイドの時も思ったことで、白雪姫も案の定過ぎたわ💦
そして今作も薄々気づいてたけど白雪姫があんま可愛くないわ!
どうしたディズニー⁉️
今までは、リリー・ジェームズとかエマ・ワトソンとかナオミ・スコットとか、誰が見ても華があるプリンセスだったのに……
ウブ感というか芋っぽいというか、ガキに見えてあんまノレない💦
と思って調べたら白雪姫って14歳なんだね💦
そりゃクソガキだわな💦
代表的な白雪姫の衣装もコスプレ感というか、ハロウィンの日にドンキで買って着た中学生にしか見えない申し訳ないけど💦
そんな中坊の白雪姫と山賊の恋愛描写なんて、見せられたところで何も感じないよ。
あとストーリーが単純に面白くない。
薄っぺらの内容に、薄っぺらの登場人物たち、なんもオモロない😭

歌唱シーンは基本どこも良かったと思う。
白雪姫のレイチェル・ゼグラーは歌上手いし、
オープニングの色鮮やかな街の人たちのダンスとラストの真っ白なダンスシーンは、画的にも可愛かったし、聞き馴染みありすぎるハイ・ホーも楽しい気分になれた🪓💎
でも「いつか王子様が」が無かったのは残念。
そりゃそうだ、王子様出てこないんだもん。
「いつか山賊のお頭様が」でも歌えばよかったのにね?笑

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Nari

2.0まいどのミュージカル

2025年3月22日
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いつも思うんだけどなんでミュージカルになるのかな。白雪姫もオープニングから歌ってました。劇中もたくさん歌います。なぜなんでしょ。小人たちのCGは良く出来ていると思います。背景のCGも良く出来ています。近い将来、主役もCGになるのではないかと思ってしまいました。

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ちびた

3.0退屈で盛り上がりに欠ける

2025年3月22日
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む

1.0激ヤバ毒リンゴを語り継ぐ先人になる

2025年3月22日
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笑える

楽しい

怖い

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弁明発射記録

2.5いろんなことを忘れて作品だけを思っても「ウィキッド」を観た後では超見劣りする その10分の1以下にしか感じない

2025年3月22日
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難しい

ディズニー作品は、毎回、ポリコレやらジェンダーやらいろんなノイズばかり気になってなかなか素直に楽しめる状態になれなくて困る。
本作なんて特にそう。
そこを何とか頑張って、いろんなことを忘れて作品だけを楽しもうとしたのですが。
七人の小人が、デザインはアニメのままでリアルな3Dアニメになると何か気持ち悪い。
「ハイ・ホー」は良かったのですが。
女王が老婆になったのは、自分だと気づかれないように変装したと。
なぜ毒林檎食べる???
なぜ王子様来ない???
白馬の王子様は現代に通用しない???
通用するようにどうとでもアレンジできるでしょうに。
ちょいワル盗賊リーダーのほうが今風???
何でキスしたんでしたっけ?
盛り上がるところなのにちょうど睡魔に襲われて良く分からなかった。
自分から行動しようと女王に立ち向かうけれど、白雪姫の切り札は「国民の名前とプロフィールの記憶力」?
いやそこは、覚えてるだけでなく、一人一人に親身になって寄り添っているところを描いてくれないと、単なる記憶力がいいだけになってしまう。
対決の場に集う国民たち…少なくない?
村みたいな規模の国でしたっけ?

やっぱり、「ウィキッド」を観た後では、超見劣りする。
王道中の王道、おとぎ話の決定版のはずが、「ウィキッド」の『10分の1以下』の規模感では話にならない。
いっそのこと、割り切ってアニメ版そのままを豪華絢爛に実写化してくれたら、それで十分だったのに。

色々考えるのをやめようと思いましたが、やっぱり無理。
白雪姫は、白人女性の話なんだから無理に変えなくて良くない?
他の人種は、他の話で主役にすればいいだけの話。
七人の小人は、小人なんだから小人でいいじゃないか。
「ロード・オブ・ザ・リング」のホビットみたいなものでしょ。
無理に盗賊メンバーにそういう人を配役しなくてもイイのでは?
七人の小人は3Dアニメで、盗賊にはそういう役者を配役する意味が分からない。
どこからどこまでもバランスの悪い、立て付けの悪い話で、スッキリ見れない話でした。

また、王様や白雪姫が語る、「国の理想」が、現在のアメリカが目指そうとしている姿とはあまりにも遠くかけ離れているようで、まさに絵空事で、「よく言うよ」と思ってしまい白けてしまう。
もう、ただの童話として愛された幸せな時代(おめでたい時代)は、二度と戻ってこないのだ。

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ITOYA

0.5白雪姫の必要なくない?

2025年3月22日
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定期的にNGシーンみたいなのなかった?
ヒーロー役がキスした瞬間目開けたのに次のカットになったら目瞑ってたんだけど、何見せられたの?

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less_less_

2.5ずっと脳裏で

2025年3月22日
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mary

3.5話はダメだが、レイチェル・ゼグラーが魅せる

2025年3月21日
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先ず言いたいのは、この映画は5〜11歳位までの女の子を対象とした低年齢層向けの作品。なので酷評しようと思えばいくらでも酷評できます。美しいヴィジュアルとレイチェル・ゼグラーの歌唱力で普通に楽しめるので、ネットのアンチの酷評は信用してはダメです。実際、ロッテントマトの観賞オーディエンスは70%以上のFRESHと高評価です。

ディズニーアニメ「白雪姫」は子どもの頃観た記憶があるが、バカバカしい女の子向けの話で「くだらない」という印象だった。でも大人になってからは制作当時の時代を考えると、アニメーションとして何とも偉大な作品であったことを思い知る。
つまり映像作品としてはめちゃくちゃ凄いが物語はつまらない、それがディズニーアニメ「白雪姫」の印象。

それがレイチェル・ゼグラーとガル・ガドットで映画化と発表され、監督はマーク・ウェブ、脚本はグレタ・ガーウィグが担当。いまハリウッドで乗りに乗ってるキャスト&スタッフではないか!バカらしい話が傑作になる可能性が出てきたと、すごく楽しみにしていた。
でも後にグレタ・ガーウィグが脚本名から外されたのはちょっと残念というか嫌な予感がした。

映画はスタートから絢爛豪華なミュージカルシーンで飛ばす飛ばす。映像は迫力満点。小さな子は恐怖を覚えるだろう。
そして何と言っても白雪姫を演じるレイチェル・ゼグラーが良い。歌唱力は抜群で、彼女がスクリーンに写るだけでその場の全てをかっさらって行くスター性。ワンダーウーマン=ガル・ガドットのスター性はすごいと思っていたが、ゼグラーと並ぶと歌唱力も演技もイマイチで、美しいだけの人にしか見えない。もしこれがマーク・ウェブの演出力だったら神業だ。
でもこれが7人の小人が出て来てからトーンダウン。小人のCGがとにかくキモく、正直モンスターだ。ハイホーなんて歌わないで早く消えて下さいと願ってしまった。なんで小人症の人を起用しなかったのか理解に苦しむ。以降のミュージカルシーンもイマイチで物語を盛り上げるどころか、盛り下げてしまうのはキャラクターの気持ちより、その場限りのとにかくミュージカルシーンにしましょうという事務的処理になってしまったからだと思う。
そして一番の問題は白雪姫の死と復活の描かれ方。これはキリスト復活がモチーフにあると思うが、ドラマとして盛り上がらない。「原作がこうだからその通りにしました」というこれもまた事務的な処理で、プロの仕事とは言えない。王子から変更した山賊団の長の存在も物語として機能してない。レイチェル・ゼグラー以外のシーンだけで見れば星2.5くらいが正直なところ。
でもレイチェル・ゼグラーのおかげでラストまで楽しく観れました。今後、彼女がどう成長して行くか楽しみです。

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じゅんぢ

3.5白雪姫というアトラクション

2025年3月21日
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楽しい

幸せ

白雪姫のストーリーは大まかにしか知らないので楽しめた。ミュージカル映画なのでそれを楽しめるかどうか。
気になったのが2点。
ジョナサンが2回目に女王/魔女に捕まった時、簡単に脱出出来たこと。
白雪姫が毒林檎を食べてから目覚めるまでが早くあっさりしていたこと。

レイチェル・ゼグラー(白雪姫)、ガル・ガドット(女王/魔女)の2人は共に美しく、ストーリーに華を添えている。

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よう

2.0自分が対象年齢外であることを忘れてた

2025年3月21日
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なんでわざわざ「白雪姫」を観に行ったかって、グレタ・ガーウィグが脚本に1枚噛んでるからだ。だって気になるでしょ?
しかし、そもそも「白雪姫」という童話がベースであることを失念していたのは私の落ち度である。童話とは、結局子どもの為の物語なのだ。大人が、それも成人なりたてじゃないベテラン大人が観るような作品ではないのだ。
正直退屈したのは否めない。多分ファンサービスであろう7人の小人が仕事に行くシーンや、動物が寄ってくるシーンなんかは、知ってるって事を差っ引いたとしても魅力を感じなかった。

ただ、21世紀の「白雪姫」という点では悪くない仕上がりだと思う。「風と共に去りぬ」が今観るとヤベーのと同じで、「白雪姫」の、世間が原作と言い張っている「王子様のキスで解決するストーリー」が色々ヤベーのは間違いないのだから。
その「そこちょっとマズイんじゃない?」を補正したうえで良いシーンに仕上がったのは、小人たちと家を掃除するミュージカルシーン。口笛を吹き、ハミングし、ダンスしながら協力して家を綺麗にしていく白雪姫はあんまり掃除に積極参加してないのである。
働く小人と家事をする白雪姫、という関係を踏襲せず、何でも「みんなでやろう」というのは白雪姫による「自分の利益を少し手放すことで、みんなが大きな恵みを得る」精神とも合致するとみて良いだろう。白雪姫も小人たちも晴れやかで良い。

考えてみれば、色々と問題だらけのまま凝り固まってしまった「白雪姫」をこれからの時代にもフィットするようにリブートしようという野心的な試みなのだが、いかんせん壁が高すぎた。
衣装の制約もキツいし、復活キスも外せないし、小人は出さなきゃならないし、女王はわざわざ老婆に化けなきゃならないし、白雪姫も女王を処刑するわけにはいかないし。
これ、ディズニーじゃないならもっと自由にやれただろうな。もしくはディズニーが「金は出すけど口は出さない」ブラムハウススタイルなら良かったのに。

ちょっと新時代の香りはしたかな?くらいの仕上がりだが、子どもに観させるならちょうど良い。
なんたって私が退屈に感じた部分も初見だから楽しめるはずだしね。
純粋に疑問なんだが、ディズニープリンセスの白雪姫に憧れて「私も白雪姫みたいになりたい」と思った場合、その後の努力というのは美白を頑張ることなのだろうか?そして「いつか王子様が」見初めてくれることを願いながら雌伏する?
そういう意味では「いつか王国を治める」ための努力シーンが無かったことは(子どもが観ることを考えても)残念なのだが、きっと「原作にない」から必要とされなかったのだろう。
考えれば考えるほど、理想とは遠いものであることよ。

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つとみ

3.5七人の小人

2025年3月21日
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ハイホーのワクワク感は素晴らしかった

口笛やヨーデルはもっと聴きたかった

Some Day My Prince Will Come
は聴きたかった

恋愛は何のパロディ?

以上かな

4Dは失敗

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トント

2.0CGの失敗例がまた一つ・・・

2025年3月21日
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ラテン系の女優が白雪姫を演じることについては、特に異論はないのだが、「7人のこびと」をあからさまなCGキャラクターにしたことについては、違和感しか覚えなかった。
おそらく、このCGには、多くの費用が掛けられているのだろうし、確かにその「出来」も良いのだが、生身の人間と同一の画面に映し出された時のミスマッチ感が甚だしく、表情などが精巧に作り込まれている分、「不気味の谷」のような気持ち悪さも感じてしまった。
違和感のない小人の描写に関しては、「ロード・オブ・ザ・リング」のホビットや、「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」のウンパルンパのような成功例があるのだから、それにならえば良かったと思うのだが、アニメ版の「再現」を狙った結果なのか、フルCGという選択は、明らかに失敗だったと思わざるを得ない。
アニメ版の「再現」と言えば、白雪姫のコスチュームも同様で、どんなに森の中でドロドロになって動き回っても、いつも洗濯したてのような小綺麗さと清潔感を保っているところには、やはり違和感を覚えざるを得なかった。
別に、「おとぎ話」に過度なリアリティを求めるつもりはないのだが、実写にする以上は、最低限の「現実感」があって然るべきだろう。
実写化された「おとぎ話」としては、ラストにスペクタクルな見せ場が用意されていないのも、物足りないとしか言いようがない。
白雪姫が、継母に打ち勝つ手段として、村人の一人ひとりに、過去の「善い行い」を思い出させるのは良いとしても、だったら、冒頭で、そのための伏線となる描写をきちんと用意しておくべきだったとも思う。
こんな中途半端な実写版を作るくらいなら、いっそのこと、ロバート・ゼメキスの「ポーラー・エクスプレス」や「ベオウルフ」のような、フルCGアニメにした方が良かったのではないかと思ってしまった。

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tomato

2.5こういうのは『魔法にかけられて』の前に作るべきだよディズニーさん

2025年3月21日
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南野コミチ

3.0贅沢に作られた子ども向けのおとぎ話ムービー

2025年3月21日
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楽しい

単純

正直、白雪姫の話自体をよく覚えておらず
(というか元々知らない可能性あり)
 悪い魔女が老婆に化けて毒リンゴを食べさせる
 青年(プリンス?)のキスで目が覚める
 7人の小人が出てきてハイホー♪って歌う
くらいの認識で...

ひょっとしたら意外と面白いかもしれないから、一回観とくか?ノリで鑑賞しましたが、期待を超える
ことも裏切られることも特になく終わった感じです

最後は、なんとなく無血革命!みたいなヌルい感じで一件落着となりますが、これってオリジナルも同じストーリーでしたか?
だったらお子さん達にはオススメの映画と言えるでしょう

ミュージカルシーンは、流石ディズニー、納得の出来映え。字幕版を観たかいがあったというものです

P.S.
しかしやっぱり、ガル・ガデット嬢が魔法の鏡に「世界で一番美しいのはだ〜れ?」と聞くんだけど、それより美しい姫のキャスティングって激ムズですよねぇ

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K2

4.0シン黒白雪姫‼️❓

2025年3月21日
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吹き替え、ドルビーアトモス、東宝最大画面、映像と演技が凄く良い、ワンダーウーマンの女王が良い、白雪姫はひらめみたいな顔だが慣れたしそれなりに良い。それと吹き替えの歌が超絶良い、小人のハイホーもそれなりに良い。斬新なストーリーだけど気にならない、それは映像と演技と吹き替えの歌が最高だから、ミュージカルは歌が命だけど、吹き替えの歌が大当たりなのはありがたい、本当にありがとうございました😊😭

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アサシン5

3.5【”人民の善良な心が邪悪な女王を滅ぼす。”今作は格調高きスノーホワイト実写ファンタジックミュージカル映画であると私は思います。そして邪悪な女王を演じたガル・ガドットの物凄い美しさにヤラレマス。】

2025年3月21日
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悲しい

知的

幸せ

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NOBU

0.5やってしまったなあ

2025年3月21日
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子供達が観て楽しいなら年寄りがとやかく云う筋合いではなかろうが、ただアニメーション版の白雪姫が歴史から抹殺されない事を祈るばかり。

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かつ丼大盛り

2.5ガル・ガドットってやっぱり美しい

2025年3月21日
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行き過ぎた多様性への配慮や主演女優のフェミニスト発言炎上などで公開前から話題になった新解釈の白雪姫。

映画自体も事前の評判が芳しくなく、それに影響を少し受けてしまった事もありマイナスの印象を持ちながら劇場へ向かったが、映画自体は面白く観る事ができたし、レイチェル・ゼグラー(可愛くも綺麗でもないけど)の歌唱も十分堪能できたのでプラマイでは少しだけプラスだった感じ。

そもそも白雪姫はドイツ民話をグリム兄弟が脚色した上でグリム童話として出版したものをディズニーがさらにえぐみを取り除きアニメとして世に送り出したものなので、本作がオリジナルと違うというのも変な話なのだが、ラストの白雪姫が彼女なりの方法で女王をやっつけたのは今まで何となく曖昧だった(自分がうろ覚えだっただけだと思うけど)結末をハッキリとしてくれたことはどんな内容にせよ嬉しかった。
一方、女王は魔女だったのか問題がここでもハッキリとさせてくれなかったことは残念だった。

物語としては面白かったので、小さなお子さんがいるご家庭にはおすすめかと思います。

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カツベン二郎

5.0吹替版でしたが、正直期待以上でした。吉柳さんと河野さんの圧倒的な歌...

2025年3月21日
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楽しい

幸せ

吹替版でしたが、正直期待以上でした。吉柳さんと河野さんの圧倒的な歌唱力に感動しました。3回観ましたが、今度字幕版も観ます。

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Nuna

3.5賛否両論!長所と短所の混在する“困った一作”

2025年3月21日
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楽しい

興奮

【イントロダクション】
ディズニーの原点にして不朽の名作、世界初の長編カラーアニメーション『白雪姫』(1937)を、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのマーク・ウェブ監督により実写映画化。
白雪姫を『ウエスト・サイド・ストーリー』(2021)のレイチェル・ゼグラー、邪悪な女王を『ワンダーウーマン』(2017)のガル・ガドットが演じる。脚本には『バービー』(2023)のグレタ・ガーウィグ。同じく脚本にエリン・クレシダ・ウィルソン。

【ストーリー】
昔々、ある城に思いやりのある国王とお妃が住んでいた。やがて、2人は1人の娘を授かる。雪の日に生まれた事から、彼女は「白雪姫」と名付けられた。
両親は、白雪姫に溢れんばかりの愛情を注ぎ、彼らは国民との笑顔と恵み溢れる日々を過ごしていた。しかし、お妃が病によりこの世を去り、残された2人は悲しみに暮れた。

ある日、城を訪れた1人の女性が居た。彼女は目も眩むほどの絶世の美女で、慎ましやかな印象から国王は彼女を愛し、やがて妻とした。

しかし、妻となった美女は邪悪な本性を表し、国王に嘘を吐いて遠征に向かわせ、国を乗っ取り女王となった。煌びやかな宝石に包まれ、ひとり贅沢な暮らしをする女王。女王は白雪姫を召使いとし、白雪姫もまたかつて両親が願った「いずれこの国を率いる女王になってほしい」という願いを忘れかけていた。

女王は魔法の鏡を有しており、毎日「鏡よ鏡、世界で最も美しいのは誰?」と問い、鏡から「それは女王様、あなたです」と答える事に満足していた。

ある日、白雪姫は城の食糧庫に侵入した青年ジョナサンと出会う。捉えられ、城門に縛られる彼を見かね、白雪姫は彼の縄を解き、僅かばかりのパンを与えて逃がす。そんな白雪姫の雪のように白い純粋な心の美しさは、鏡に「女王様、あなたは美しい。しかし、白雪姫の心の美しさには敵わない」と答えさせ、女王の嫉妬を買う。
女王は、再び自分が世界で最も美しい人になるため、狩人に森で白雪姫を殺害し、箱に心臓を入れて持ち帰るよう命じる。

森へ向かった白雪姫は、狩人の剣を前に死を覚悟する。しかし、どうしても白雪姫を手に掛ける事の出来なかった狩人は、彼女を森へ逃がす。森を彷徨い歩く彼女は、動物達に案内され7人の小人が住む家へと辿り着く。

【公開前から大荒れ!?賛否両論の問題作!】
ラテン系女優レイチェル・ゼグラーの白雪姫役起用による議論(本来、白雪姫は「雪のように白い肌」と描写されている為)、そんなレイチェルによるトランプ大統領支持者への問題発言と炎上、レイチェルとガル・ガドットの不仲説、ストーリーの改変etc.
とにかく公開前から悪い話題ばかりが上がる本作。ここ日本でも、公開後早くもネットでは賛否両論、どちらかと言えば酷評が(ネット特有の悪ノリ含め、必要以上に)目立つ。ある意味、今最もホットな一作と言える。
そんな公開前からの騒動、予告編でレイチェルが歌唱する『Waiting On A Wish』の良さから、半分怖いもの見たさで鑑賞した。

まず、本作を語る上で1番の問題となるであろう「雪のように白い肌を持つ」白雪姫の設定改変によるキャストの起用について。
演じたレイチェル・ゼグラーの問題発言についても、私は特に問題視はしていない。また、白雪姫本来の設定を「雪の日に生まれたから」と改変する様子については、「上手いな(もっと言ってしまえば、上手く逃げたな)」と感心した。
なので、これについては特に語ることはない。

次に、レイチェル・ゼグラーとガル・ガドットの不仲説。レイチェルの過去の問題発言によるものと思われ、オスカープレゼンターとして登場した際の2人の歩き方の違いからも、少なくとも良好な関係性は築いていない様子。しかし、作品にそれが反映されているわけでもなく、本作を評価する上で重要な要素にはならない為、こちらも除外。

本作における重要な要素は、やはり原作及びアニメ版ストーリーからの改変だろう。

①白馬の王子様
白雪姫を毒リンゴの眠りから救う白馬に乗った王子様が、本作では国王の名の下に女王への抵抗活動を行う元旅芸人の一座のリーダー・ジョナサンに変わっている。これは、「イケメンの王子様に救われ、見初められる事こそが女性の幸せ」という妄想を提示してきたかつてのディズニーが、昨今ではそうした価値観を自ら否定もしくは「違う道もあるよ」と示してきた流れの一つとして理解出来る。しかし、オリジナルに対する唯一の配慮か、ジョナサンが城を抜け出して眠っている白雪姫のもとへ駆け付ける際には、しっかりと白馬に跨っている。

②女王の倒し方。
私の記憶が確かならば、アニメ版では白雪姫を毒殺した女王は、嵐の中小人達により崖の上に追い詰められ、崖から落ちて命を落としたと思う。また、グリム童話版では、王子との結婚式に女王を招き、熱した鉄の靴を履かせて処刑するものもある。
しかし、本作では白雪姫自らが国民の前に立ち、城門前にて女王と対立する。女王は、魔法で生み出した剣を白雪姫に手渡し、“怒りと復讐心から自分に対して刃を突き立てるように促し、国民の前で彼女の美しい心を否定してみせる”という企てをする。しかし、白雪姫は決して刃を向けず、女王によって本来の仕事を奪われ、兵士として働かされている人々の心を解放し、女王を国から追い出そうとする。
窮地に立たされ、魔法の鏡から「あなたの美しさは皮膚の上だけ。美しい心を持つ白雪姫には敵わない」と告げられて激昂した女王は、鏡を叩き割り、鏡の魔力によって石炭のような姿に変貌して朽ち果て、鏡の中へと吸い込まれる。
白雪姫の勇敢さを示し、女王自身が自らの破滅を招くという解決法は見事な着地だったと思う。
これにより、アニメ版では大役を務めた小人達は完全に脇役となってしまったが…。あと、ジョナサンと弓の名手以外の旅芸人達が完全に空気となっていたが…。

【感想】
本作を鑑賞中、また鑑賞後に真っ先に抱いた印象は、「予算少なかったんだろうなぁ」というものだった。
アニメ版を意識するあまりか、コスプレの域を出ない衣装のデザイン。煌びやかさより安っぽさの目立つ美術やCGのクオリティ。ミュージカルパートの動きの乏しさとダンサーの人数の少なさ。そうした作品内のあらゆる要素が、本作の厳しい懐事情を感じさせ、不憫に思えた。
しかし、wikiによると本作の製作費は、何と約2億5,000万ドル(約370億円)以上という破格の製作費が投じられているらしく、驚愕した。
「名作を作るのにお金はあった方が良いが、お金で名作が作れるわけではない」という事の現れだろう。

クライマックスを武力による衝突ではなく、白雪姫の純粋な心が人々を解放するという改変は見事だったと思うし、個人的にこの選択には拍手を送りたい。しかし、せっかくのミュージカル映画なのだから、クライマックスの女王との対決は、ミュージカル演出で盛大に、そして存分に盛り上げてほしかったのは間違いない。

思うに、本作は脚本としての選択は正しかった(やりたい事は分かる)と思うが、演出という調理法が致命的に、そして悉く不味かったように思う。

ただし、女王役のガル・ガドットは素晴らしく、持ち前の美しさは「本当に世界で一番の美女なのではないか?」と思わせるだけの抜群の説得力に満ちている。

【印象的だった楽曲】
そんな本作の数少ない評価点は、楽曲の素晴らしさだろう。

『Waiting On A Wish』
ベンジ・パセックとジャスティン・ポールによる、予告編にも使用されているこの白雪姫の「I want」ソングは、劇場の大音響で聴く意味のある素晴らしい楽曲だった。この一曲を聴きたいが為に劇場に足を運んだと言っても過言ではないくらい、特にサビのメロディーは最高。レイチェル・ゼグラーの歌唱も素晴らしいものに仕上がっていた。
この一曲を生み出しただけでも、本作の存在意義・製作意義はあったように思う。

『All Is Fair』
女王唯一の歌唱曲。女王の欲深さと邪悪さがよく現れた一曲で、これもまたお気に入り。しかし、女王の楽曲がこれ一曲だけというのは、どういう事なのだろうか?もしかすると、演じたガル・ガドットが歌が苦手なのかもしれないが。

『Heigh-Ho』『Whistle While You Work』
フランク・チャーチルとラリー・モリーによるアニメ版からの楽曲の使用も、有名曲ならではの長所を活かした選択だった。こうした事が出来るのは、「流石ディズニー」と言わざるを得ないだろう。

【同じミュージカル・ファンタジー映画として】
ところで、私事なのだが、本作と同日に『ウィキッド ふたりの魔女』(2024)を鑑賞した(しかも、本作の上映時間までの時間合わせの目的で)。現在、日本では両作を同時に劇場鑑賞する事が可能である。せっかくなので、ここからは少し同じミュージカル・ファンタジー映画として、あちらと色々と比較しながらレビューしてみようと思う。

①製作費
あちらが製作費1億5,000万ドルに対し、本作の製作費は約2億5,000万ドルと1億ドル以上も製作費が掛かっている。
しかし、どうだろうか?第97回アカデミー賞で、美術賞と衣装デザイン賞を受賞したあちらの方が、本作より遥かに煌びやかでゴージャスに映り、「金掛かってるなぁ」と思わせるのだ(あちらの製作費が少ないのではなく、本作が意味不明に多過ぎるだけなのだが)。

本作がアニメ版の実写化に注力するあまり、特に衣装が単なるコスプレの域に収まってしまっているのに対し、あちらはどの衣装も独創性に溢れ、バラエティに富みオシャレな事が要因だろう。

②ミュージカルパート
これは最早比較する事すら残酷だが、やはりあちらの圧巻のミュージカルパートを鑑賞した後では、本作のミュージカルパートはお粗末な印象を受ける。こちらの動きの乏しさは、衣装と同じくアニメ版に引っ張られ過ぎた事に起因するのかもしれないが。

③楽曲
これに関してだけは、個人的には本作に軍配が上がったと思う。純粋な楽曲としてのクオリティに関してだけは、ディズニーはその威厳を保ったと言える。しかし、決して大差があるわけではなく、あくまで個人的な趣味による僅差の勝利なのは断っておきたい。

【総評】
賛否両論も納得の、長所と短所の混在した「困った一作」だった。その際たる要因は、演出によるものだろう。また、衣装デザインをはじめ、ビジュアル面にはもっとオリジナリティを出しても良かったはずだ。何故なら、脚本は原作やアニメ版から改変したのだから。
最後に、これは完全に個人的な趣味だが、レイチェル・ゼグラーにショートカットは似合わない。『ウエスト・サイド・ストーリー』や『シャザム!〜神々の怒り〜』(2023)でのロングヘア姿こそ、彼女の真骨頂であり、最も魅力的に映る姿だったように思う。

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緋里阿 純