「前作よりも好き」ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月 kuさんの映画レビュー(感想・評価)
前作よりも好き
個人的には前作よりも面白かったと思います。
まずはブリジットを演じたレネーですが、前作よりもますますおデブさんになり、「シカゴ」のスタイルが信じられないくらい、どうしようもない体型でびっくりしました。もうやりたくないと本人が言うくらいですから相当な苦労があるのだろうと思います。
今作は前より、「女性が共感しやすい」映画になったのではないかなと思います。
完璧な彼を持っていて、彼は何も悪くないのですが、ブリジットは自分に自信がないからでしょう、彼の行動を疑い、信じられず、そして更にはない事実までつくりだし、なぜか愛してくれている彼の存在を自分にとっての悪へと作り変えてしまう。
女性の恋愛において自滅したがる癖をブリジットが体現していたような気がします。
なので、どうしようもない面倒な女なのですが、ついわかる!と思うところがたくさん。そしてレネーの役作りがとてもその思いに説得力を与えています。
とはいえ、マークという素晴らしい彼とダニエルというイケメンプレイボーイから相も変わらず追いかけられているブリジットは普通ならありえないほど強運の女性だと思うので、その点については全然リアリティがありませんがまあ面白いのでいいか!と言う感じです。
前作同様、友人達が応援し始めるくらいからの「さあ!ハッピーエンドだよ!」というわかりやすい演出もとてもよかったです。
観終わった後ハッピーになりました。
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