劇場公開日 2025年1月10日

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エマニュエルのレビュー・感想・評価

全74件中、1~20件目を表示

3.5女性監督による“女の性の解放”を表現する試み。レア・セドゥ降板は残念

2025年1月11日
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鑑賞方法:試写会

知的

「女性の、女性による、女性のための性事(せいじ)」というリンカーン大統領のゲティスバーグ演説をもじった駄洒落をレビューのタイトルに思いついたが、くだらないので踏みとどまった(けどここに書いてしまった)。1974年のシルヴィア・クリステル主演作「エマニエル夫人」を今の時代に観ると、外交官の若妻である主人公が夫の赴任先タイのエキゾチックな環境でさまざまな人々との出会いと導きによって自身の性を解放させていく、という女性が主体の物語ではあっても、明らかに男性の願望や妄想が投影された“性に奔放になっていくヒロイン”の描写だったことがわかる。原作小説の著者エマニュエル・アルサンは、外交官ルイ=ジャック・ロレ=アンドリアンと結婚したタイ出身のマラヤットのペンネームということに一応なっているが、実際に執筆したのは夫ルイ=ジャックとの説が有力だ。1974年の映画の監督も脚本もそれぞれ男性が担った。

一方、2024年フランス製作の本作「エマニュエル」では、監督がオードレイ・ディヴァン(長編第2作の「あのこと」でヴェネチア金獅子賞)、脚本もディヴァンとレベッカ・ズロトヴスキ(「美しき棘」「プラネタリウム」などで監督兼脚本)の共同で、いずれも女性が担っているのが対照的。半世紀前の官能小説を2020年代に改めて映画化するにあたり、女性の性の解放というテーマを女性の視点で語り直すことを当然意識しただろう。

1974年版と2024年版では、映画のルックも大いに異なる。オランダ出身のシルヴィア・クリステルは公開時21歳で、序盤のピュアで性的に未発達の状態からラストの化粧で妖艶に変貌するまでの外見上の変化がわかりやすかった。一方で今作のノエミ・メルランは本国公開時35歳で、ホテルの品質調査員として実績のある成熟した大人の女性を演じ、外見よりも内面の変化を表現しようと試みたようだ。ロケーションの点でも、1974年版が緑に囲まれた解放的なリゾートホテルを拠点に、プールで泳いだり、バンコクの水路でボートに乗ったり、田園地帯で馬に乗ったりと、自然との距離が近い環境で体を動かしたり移動したりする感覚が強調されていた。対して2024年版では、本編の大半が高級ホテルの人工的で無機的な屋内の閉環境で進行し、高度に文明化された管理社会で身体性を失いつつある現代人を象徴したように感じられる。

ディヴァン監督の狙いは、現代の女性が自らの意志で内なる官能を見つめ、どうやって解放するのかを映画で表現することだったろうし、そうした意図が女性観客にどう届き、どう伝わるかがより重要であるように思われる。興行面では本国をはじめ先に公開された各国で苦戦したようだが、こうした作り手の挑戦は意義のあることで、多様な性のあり方を考える一助になればと願う。

そうそう、本作の主演は当初レア・セドゥで進められていたそうで、降板してしまったのが個人的には残念。

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高森 郁哉

1.5不感症のエマニュエルはいつもへの字口

2025年5月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

むっつりドスケベなキャリアウーマンはセックス依存症だけど不感症でいつもへの字口。
自分主体でして欲しいことをされ、気になる男に視られながら、やっと快楽を味わうクーガーレディ。
それまでのモヤモヤもやもやモヤモヤ。

って、欲求不満・セックス依存症・不感症ってある種の病気だから、御自身にとってみたら大変なことですよね。
ヤッてもヤッても、男が自分に引っ掛かるスリルは味わえるけど、ヤッても感じない気持ちよくないって、
つまらないよね。
って快感快楽もないなら、
エマニュエルを名乗る必要はない作品。

エロティック(エロ)な演出って、監督がどういうエッチをする人なのか分かり易い。
表れやすい。
キスだけでも、ただ唇と唇が触れているだけなのか、
唇の感覚が体中に響くのか、演出や構図で分かる。
オードレイ・ディヴァン監督もこの作品みたいに
つまらない方なのかもしれない。

2025年になっても1970年代に社会現象を起こした
『エマニュエル夫人』のジュスト・ジャカン監督と音楽のピエール・バシュレとシルヴィア・クリステルの凄さ(影響力)を改めて認識するなんて。
あの、甘やかでくすぐったく快感が漂う映画の凄さ。
(小学生の頃、日曜に有楽町に行く度映画館みゆき座の前には『エマニュエル夫人』観るために並ぶ列の長さに、毎週の様に驚かされた。
学校でも早熟なクラスメイト女子が『お姉さんが観てきたんだけど〜』と様々なシーンを口頭で教えてくれた。
映画に力がある時代である。)
こんなへの字口のエマニュエルがエマニュエルなんて、
名乗ってはいけません。
エマニュエルはエレガントで可愛くて美しく、快感にとけていく、そのふれあいを当たり前に分かっているレディであるのだから。

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なかじwithみゆ

1.5やはり現代においては物足りなさも

2025年5月2日
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鑑賞方法:映画館

50年前は劇場とテレビしか映像媒体は無かったが今はタダ同様で裸が観られる時代 中身も退屈なネットのドラマみたいなB級感あり有料で観るほどでは無い!

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ゆたぼー

4.5タイトルなし

2025年5月2日
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鑑賞方法:VOD

官能的なエマニュエルの線は一緒。でも、あまり顔は美しくない。バーツはきれいだけど、ぺしゃんこに崩れてるし。身体は美しい。キャリアウーマンである点は新しい。そしてやはりアジア、オリエンタリズム。そして欲望への問い。ブルジョワ趣味だったのにアナーキーに。ケイといい感じだったのに、最後の終わり方は、今までの路線なのかな? それともケイの前だから感じた? 解放への道がテーマだから、仕事辞めたことも大きいのか。

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えみり

2.0ノエミ・メルランを愛でる映画

2025年3月21日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

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ねこたま

3.5タイトルの呪縛

2025年3月6日
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鑑賞方法:映画館

オリジナルの『エマニエル夫人』は未鑑賞。監督の前作『あのこと』が良かったので鑑賞。
舞台は現代。自分の今後に疑問を抱いたキャリア女性の心の隙間に、出張先の非日常が忍び込んで来る物語。

『エマニエル夫人』から50年経てば、類型作品は巷に溢れている。
キャリア女性がふとしたきっかけで欲求の箍を外す姿=女性の解放、とする切り口は最早ありふれている。フランス女性がアジアの地元民しか寄り付かないような街角で、フランス語どころか英語も話せないような相手と=タブー破り、という点も目新しさがない。女性の導き手を女性にしているところも定番になりつつある。

主人公エマニュエルの表情が退屈・満たされないというより不機嫌に見え、彼女の素の表情を覗いているはずの観客にも壁を作っている気がした。監督のインタビューによると、作中の様々な要素について、あえて既存の女性を主役にした官能映画の逆を選んだ構成にしているようなので、それも意図したものなのだろう。

良かったのは、風景や背景のにおいや温度・湿度が伝わるような映像だった。家具や植物の艶、壁のテクスチャやガラス窓の少し奥、雑然としたホテルの外の街並み等を時間をかけ精彩に撮った画からは、本来スクリーンからは伝わらないものが伝わってくるような気がした。引きの映像と天井の高い場所を多用してエマニュエルを小さく映し、ホテルの中の閉塞感を強調した画作りも良かった。

オリジナルの『エマニエル夫人』の要素をいくつか抜き出し、監督のオリジナリティを入れた結果、古くも新しくもない、かといってアート系にも突出しないものに留まってしまった気がする。
現代女性の官能や解放をキラキラしたものとして描かない点は新しいのかも知れないが、それは解放というポジティブ描写やフィクションに求められるものなのか、という疑問が残った。

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うぐいす

3.0ノエミのおかげ

2025年2月17日
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鑑賞方法:映画館

台風でホテルが停電した時、このままタワーリング・インフェルノみたいになるのではと心配したが。。
脚本のアラはノエミに免じて全て許します。ノエミ主演を絶対的に支持します。
ケイ・シノハラは「リアル・ペイン」で英国人ガイドやってた人ですよね。演技幅あります。ナオミ・ワッツはいい女優なのに今回は精彩欠いてたなあ。

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sugar bread

2.0MMRのキバヤシだ!何と今回のエマニエル夫人は!夫人じゃなくて、お一人様なんだよ!

2025年2月17日
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病人28号

3.0イッて終わる、なんやねんこの映画?

2025年2月17日
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鑑賞方法:映画館

終盤までは、けっこう好意的に観ていた。
映像はシャープでキレがあるし、美しいカットも多い。
作品のムードもいい。品格も感じられた。
前半は物足りないなと感じていた香港の濃密な雰囲気も後半には味わうことができた。

けれども、最後まで観るとダメだった。
ストーリーが面白くないんだよー!
映画の中の主人公はイッて満足したかもしれないけれど、観ているほうは、もやもやが残りました。不満である。
「なんやねん、この映画?」って、胸の内でつぶやいてしまった。

上質なエロを表現するのもいいけど、やっぱり「映画館に足を運んでよかったな」「観てよかったな」と思う作品を作ってほしいものです。

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peke

3.0これで終わるの?

2025年2月15日
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鑑賞方法:映画館

ん?これで終わりなの?と言うのが感想です。
舞台も大半がホテルの中なので、予算が無かったのかな?と思ってしまいました。
エマニエルのリメイク作品と言って良いか悩む作品でした。

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はるっち

3.0エマニュエル

2025年2月1日
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鑑賞方法:映画館

とてもキレイな方ですね。

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完

2.0アンニュイなあの曲が頭の中にこだまする

2025年1月25日
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鑑賞方法:映画館

単純

エマニエルという語感だけでエロをイメージする洗脳を小学校時代に受けた世代だが、籐椅子に座って脚を組んだエマニエル夫人の太腿の奥がどうなっているのかに興味があっただけで、当の映画自体はまったくの未見。本作はたいそう美人なノエミ・メルランが上映開始5分から飛行機のラバトリーでインティマシーながんばりを見せてくれる。元祖エマニエル主演時に20歳だったシルビア・クリステルと比較すると、30代半ばの「エマニュエル」は燃ゆる熟女の肖像という感じである。

オードレイ・ディヴァン監督は女性目線での官能を意識したそうだけど、ぶっちゃけ性への覚醒後、数十年にわたってエロ本にAVにと男性向けに特化した官能に浸り続けてきてしまったおっさんには、ノエミ・メルランの剃毛に目を見開いたぐらいで(しょーもな)、あとはあまりピンとは来ず…。謎の常連客シノハラを探るべくホテルを飛び出し、解放感に浸りながらの香港の夜でのサスペンス風味も、行き着く先が実は雀荘でしたつーんじゃ、なんだかね…。

そんな肩透かし感もあってか、自分と同世代のおっさん客の多くはエンドロールの途中で退場していたもよう…。

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ジョンスペ

3.0仕事しろ

2025年1月23日
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解放ってこんな単純なことではないのでは・・・と思いながらみた。
ものすごくつまらなそうな顔でゆきずりの行為をくりかえしてたほうが、まだ痛々しくて何かしらの背景が想像できてよかった気がするし、それにしても仕事してなさそうなので解放とかいろんなことに説得力がない。
冒険ってかるくいうけど、それ職権濫用っていうかあなたの職業でいちばんやってはいけないやつでは。
いいからまずちゃんと仕事しよう。異性間交流も同性間交流もセルフポルノもストーキングもそのあとだ!

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kikisava

2.0ちよとねぇ~

2025年1月23日
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タイトルで
、オット!エマニエルちょっと気になり見て見ましたが、元の作品とは違う映画として見るものですね。
前作のシルビアクリステルと違う映画あの頃は映画は出たが、ビデオ📼テープの頃それが販売出来ず続編終わり世の中エロス画像販売が治まってから販売その後DVD販売まあ~ほとぼり冷めた時の販売面白さが無くなり売れ行きも伸び無い時期でしたね。まぁこの映画はタイトルで見るよりこれはこれはで見るのがいいねぇ~

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那羅屋長兵衛

評価グリーン

2025年1月23日
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鑑賞方法:映画館

新年早々、一体何を観せられているんだ…
いったい何しに香港まで行ってんねん!
そこにエロスもなければ、ミステリアスもない
官能的でもなければ、耽美的でもない
快楽感もなければ、背徳感もない
解放的でもなければ、隠微的でもない
そこにあるのはただただ質の悪い画像だけ…
はぁーまだまだ選作眼磨かんと…

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shige12

4.0「匂いと色で感じて」

2025年1月23日
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知的

今年20本目。

kino cinema新宿で。電話越しに匂いと色で感じて。ホテルの調査員の仕事で雇い主との会話で。また後半タクシーの窓を開けてその土地の空気を味わうシーン。映画は視覚だけではなく五感で感じる物だと思うのでここの2つよかった。

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ヨッシー

3.0❤️❤️❤️

2025年1月22日
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鑑賞方法:映画館

エマニエル
エマニュエルも中学生で観たかった
スカッシュ無かったのが残念。

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たもつ

3.5面白い

2025年1月22日
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鑑賞方法:映画館

アンソニー・ウォン出演と聞いて楽しみだったのに全然活躍しなくてがっかりした。
金持ちしかいない高級ホテルなどといういけすかない世界には、香港の香りが入り込む余地など全くなく、もう少し話を面白くする工夫があってもよかったのにと思う。CMプロデューサーとかいう白人男性など何のために出てきたのかさっぱりわからない。あと篠原と言いつつ全く日本人ぽくないのもおかしかった。
あんまりいやらしさを感じさせないのでかえって親近感が湧く今回のエマニュエルと一緒に、オモロい世界を興味のままに覗いて回る感覚を楽しむことはできた。
というか「エマニュエル」フランチャイズ的なものがあるっていうのが面白い。

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どんぐり

4.0タイトルなし(ネタバレ)

2025年1月22日
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りゃんひさ

1.0詐欺映画

2025年1月22日
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ひと言で言うと、美人ではあるけど色気のない、無愛想で気取った変人女性の奇行の物語です。
あのエマニエル夫人のキャラクターや世界観は、微塵もありません。
これで、エマニュエルと題名をつけるなんて、観客を騙す詐欺なんじゃないか。

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