「『PERFECT DAYS』が綺麗すぎるなと思った部分を補ってくれ...」敵 わたろーさんの映画レビュー(感想・評価)
『PERFECT DAYS』が綺麗すぎるなと思った部分を補ってくれ...
『PERFECT DAYS』が綺麗すぎるなと思った部分を補ってくれるような老いと欲とのせめぎ合い、虚構と現実の狭間に苦しみつつも楽しむ感じ、敵=メタファー、役者の佇まいの艷やかさ、吉田大八監督らしいスローの使い方と突き破り方。
『桐島、部活やめるってよ』のドラフトが終わるまで練習をやめれない野球部のキャプテンや『騙し絵の牙』の紙媒体にこだわることに決めた編集者を想起した ラストのトーンは『紙の月』を想起。原作ものが続いても吉田大八監督の作家性が一貫しているように感じた。
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