アウトサイダー コンプリート・ノベルのレビュー・感想・評価
全7件を表示
70点ぐらい。薄味だな…
むかし通常版をレンタルで観たけど、あまり良くなかった事を覚えていて、このディレクターズカット+4Kリマスター版で2回目の鑑賞です。
超久しぶりに観たけど、やっぱり、あまり良くない、薄味でイマイチ引き込まれない…
50sやロカビリーが好きな人なら必ず通る映画で、
音楽はエルヴィス・プレスリーを中心にロカビリーが使われてるけど、選曲のセンスが良くないと思う。
50sのファッションや髪形や車はカッコイイ。
キャスティングが凄まじくて、
今は亡きパトリック・スウェイジ、マット・ディロン、エミリオ・エステベス、トム・クルーズ、ラルフ・マッチオ、ダイアン・レイン、トム・ウェイツ、などなど…
マジすごい!!
いろいろ書いたけど、映画のクラシックとして観ておくべき映画だと思います。
不良グループの対立抗争青春時代劇…かな
初見で且つ、リアタイ世代からは全然外れています。
風と共に去りぬやトム・クルーズにも特に思い入れは無いです。
ですので回顧(懐古)的な感動は全くない者の一意見として。
昭和の時代頃はこうした子供や青少年の群れが自然発生して、いざこざやドラマが生まれるという物語が選好されていた様子は知識としては知っていますが、正直彼らの行動原理が何なのかが体感的にも経験的にも共感以前に理解できず、「一体彼らは何をしているんだろう?」という疑問が真っ先に過ってしまいます。何か当時の時代での暗黙の了解や共感や共通認識みたいなリテラシーが無いとスッと受け止め難いシチュエーションや言動が多いのかな?
現代で言えば発達障害であったりと言えそうな少年らが、生きづらさを抱えて傷つけ合ったり助け合ったりという感じでしょうか。
私からみると、作中の少年らの多くがとにかく衝動性を抑制できなかったり動かずにはいられない!みたいな多動が入っているような印象でした。
作品を観ていて、途中で「グリース」がグループの名称?ニックネームのようなものだと気づけましたが、「ソッシュ」は個人名(でも誰だかはよくわからない)だと勘違いしてしまっていました。観た後でレビュー等を読んでわかりましたけど。
終盤に出てくる日没直後くらいの青紫の空を背景にした影絵のようなシーンが印象に残りました。
ラストにかけての人物構図は、
未来に生きた(けど死んだ)者と 未来を閉ざして死んだ者
との両者の生きざまの狭間に立たされる主人公…というのはおもしろかったです。
子供は希望や未来…といっても君もまだ子供じゃん!
不良映画の面白みが詰まった名作
中学生の時に不良に憧れる友人と観に行ったことを覚えている。2本立て(もう1本はちょっとエッチでくだらない青春映画だった気がする)で上映していた映画館で鑑賞。当時は入れ替えがないから、もう1本の映画を挟んで2回観た。元気だったなと思う。自分は不良になりきれなかったが、カッコいいと憧れたことが懐かしい。
グリース側の俳優たちがその後様々な映画に出演し有名になっていったのもこの映画が特別になった要因だ。今でも映画で主演を務めているのはトム・クルーズくらいだが、80年代〜90年代のいろんな映画に主演・出演した人たちの若い姿が見られるのも貴重。トム・ウェイツも出演していたのは新しい発見だった。
大人になって観ることはなかったが、今回原作小説に忠実なバージョンで上映と聞いてやはり観ておきたくなった。オリジナル映画との違いはよくわからなかったが、当時と今で観る側の自分に大きな違いがあることに気づいた。年齢はもちろんだが、今はある程度の洋楽の知識があるということ。ヴァン・モリソンのグロリアが使われてたんだとか、プレスリーの曲メッチャ使ってるな!とか、新鮮な驚きを覚えることができた。そりゃアメリカの青春映画だから、こんな音楽の使われ方するよな。ただ、BGMとして使われたオリジナルスコアはちょっとうるさくて、シリアスなシーンにこんな音楽いるかな?と少し思ってしまった。当時の映画の作り方がこんなものだったのか?
話の方は、グリースとソッシュの対立、兄弟の対立、親との不仲、ほのかな恋心、仲間同士の友情…、アメリカの不良映画の要素がすべて詰まっていて、懐かしさがこみ上げる。中学生の時に憧れた不良少年たちが躍動してる!と。大人になっても大した未来は待っていないという閉塞感。グリースはグリースのままだと語るソッシュのやつの言葉が刺さる、不良と犯罪の根底には貧困が横たわっている。そんなことを改めて感じさせる話だった。悲しい終わりではあるが、若干の希望が感じられて私は好きだ。個人的には昔の思い出も込みで評価してしまうので甘めの点数になったかもしれない。
ブラット・パック
大谷翔平が所属するL・Aドジャースが優勝を決めたセレモニーで、グラウンド上で大谷に興奮しながら飛びついていたオッサンがいたのだが、それがロブ・ロウ(今作のソーダポップ役)だと知ったときの驚き!
原作が当時女子高生が書いたヤングアダルト小説なので、最初と最後こそ井筒映画のように学生同士の喧嘩シーンが続くが、徐々に腐◯子が喜ぶようなBL描写連発で、ま、話自体は少女漫画である
特に主演のC・トーマス・ハウエルとラルフ・マッチオ(ミヤギ道館長@コブラ会、ベスト・キッドのダニエル、ね)のシーンは、まるでジャ◯ーズ映画(やたら上半身脱ぐし)
この世代「ブラット・パック」と呼ばれ、当時のブレイク前の若手俳優集団なのだが、劇中一番子供にみえるラルフ・マッチオが(パトリック・スェイジを除いて)一番年上だというのが(゚∀゚)
公開当時はボンクラ中学生だったので、「つまんねー映画だな!」くらいにしか思わなかったが、現在アラフィフおじさんにもなると、当時無名のマット・ディロン(The不良!)ロブ・ロウ(Theイケメン!)エミリオ・エステベス(The兄貴!)トム・クルーズ(The一番出世!)のピチピチ演技が「たまんね〜な😂」と婦◯子化するのであった…オワリ!
公開当時も見に行きました その頃洋楽聴いていた人でこれを見ない人は...
公開当時も見に行きました
その頃洋楽聴いていた人でこれを見ない人は、
少なくとも私の周りにはいませんでした
見て暫くしてから、
すごい大物がたくさん出ていた作品だと後から気付いたのが、
懐かしいです
さて映画自体の感想ですが、
今見ても心揺さぶられる系だと感じます
ラストはさみしくて好きではないですが、
この作品としてはベストな終わり方
青春映画を挙げるなら、
いつまでもトップに出てきて欲しいです
何十年だっても
映画としては荒削りな気もしますが、
青春映画だからこそ許してあげたい
大好きな作品
公開当時見に行きました。
トム・クルーズをはじめ当時はまだ初々しかった若手俳優が端役で出ていたり、色んな意味で印象深い映画です。
「風と共に去りぬ」を彷彿させるようなオープニングと、そのバックに流れる(当時は発売されないと言われていた)スティービーワンダーの「Stay Gold」が今でも印象に残っています。
全7件を表示