劇場公開日 2025年7月4日

この夏の星を見るのレビュー・感想・評価

全225件中、41~60件目を表示

5.0これ以上私たちから何にも奪わないで

2025年8月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 4件)
共感した! 35件)
ひでちゃぴん

5.0この夏の星を見る

2025年8月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

『大きなタマネギ』以来の桜田ひよりさん、良かったです。
彼女が主演ですが、最近ちょくちょく見る若手の方々、素晴らしく、誰もが主役の映画でした。
さて、作品です。
コロナ禍の青春を懸命に駆ける若者達、それを後押しする大人達。
当時の事を思い出しました。
『フロントライン』や『サンセットサンライズ』でも、やはり当時を思い出しましたが、子供達にまでは想いが至りませんでした。
お金も力も無い若い世代こそ、頑張ってきたんだ。
そう思いました。
最後が演出がかり過ぎで、★マイナス1ですが、若手俳優達の熱演で、★プラス1。
同じ俳優さんばかり年に何度も見せられる邦画界。
ても、彼らが居れば、大丈夫。
素晴らしい良作でした。

コメントする 2件)
共感した! 8件)
映画館難民

5.0群像劇だけど

2025年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

3つの場所を舞台としてつなぎ、様々な登場人物が物語を紡ぎます。
その登場人物たちが皆それぞれ素晴らしく、演じた俳優達そして監督に拍手を贈りたいと思いました。
が、その中でも桜田ひよりさんの素晴らしさは、際立っていました。
マスクをしたシーンが多いからこそもあり、目というか瞳だけで(CGの助けもあるけど)表現する演技に心を奪われました。
今年度の主演女優賞に値すると思います。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
Hawkvass

4.0コロナ禍の中高生達の失った青春を思うとせつなくなるが、そんな中に光...

2025年8月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

コロナ禍の中高生達の失った青春を思うとせつなくなるが、そんな中に光を見いだしてくれる映画

コメントする (0件)
共感した! 4件)
NOSTOS3

4.5あなたが最後に夢を言葉にしたのは、いつだったか覚えていますか?

2025年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

癒される

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
livest!

4.0きらきら

2025年8月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

癒される

平日の雨の中、レイトショーで1人で鑑賞。
良くも悪くも文化祭みたいな作品でした。

脚本や演出が何だか違和感のあるところが多くて、所々「??」ってなった。
車椅子のお姉さんに星見せるならもっと場所選びなよ...と思いつつ、でもさぞかし素敵な場所なんだろうと心を落ち着けたところ、一瞬しか望遠鏡見ないんかい!とか笑

先生がオンラインの学生に呼びかける体で観客に呼びかけるシーンとか、よくこんな陳腐な演出を差し込むな、、と心が荒みきった私は思ってしまったけど、見終わる頃にはそういう若々しくて悪く言えば自己満的な演出が随所に散りばめられているおかげで、作品自体が学生の文化祭感を醸し出していて、余計にきらめいて見えるのかもと妙に納得。

今はすっかりコロナ感は消えてしまったけど、あの期間は一体何だったんだろうとこの作品を見ながら色々と思い起こしていた。この作品の学生たちと同じように、皆失ったものもあり、得たものもある。これから先も、コロナに限らず理不尽な状況は起こるだろうけれど、前向きに生きていきたいなと改めて思った。

作品自体は正直好きとは言えないけれど、本作のおかげで帰りの雨上がりの道がいつもよりキラキラして見えたので☆4です。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ぞの

4.5コロナと対峙したのはフロントラインにいた者だけではない。

2025年8月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 5件)
共感した! 25件)
Mr.C.B.2

3.5苦い記憶と手探りの光

2025年8月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

癒される

作品の展開は、コロナ禍における活動制限の中、天文部に所属する高校生がオンラインを活用して、各地で同時に天体観測をする競技「オンラインスターキャッチコンテスト」を企画する。長崎の五島列島や東京都心の生徒たちも参加してスタートしたこの活動はやがて全国へと拡がり、ある奇跡を起こす展開。

コロナ禍は価値観を変えるほど、人々の生活に影響をもたらした。

三密、マスク、ソーシャルディスタンス
会食は時間制限、越境自粛、病院の面会制限
私は母親がいたが、コロナ禍の最中入院して、最期は誰にも会えず旅立ってしまった。
コロナ禍は誰しもが、苦い記憶である。
あれから当たり前が変わった。
現在はコロナ禍ほど過剰ではないが、コロナ禍で人々の生活が変わったと言っても過言ではない。

コロナ禍での制限で何も出来ないを、何が出来るに思考を変化させて、「スターキャッチ」のイベントを企画、開催させる高校生。
青春の一コマ的ストーリーではあるが、人生に詰まった時や悩みの最中に、前に進まない思考を優しく変化させてくれる作品である。

そして劇中に繰り広げられる、星と宇宙の素晴らしさ。
「スターキャッチ」は世界中の人々が抱いたコロナ禍の虚しさのエピローグと、やがて来る新しい希望の星となっていた。

この作品は、誰しもが経験した苦い記憶の「あのとき」の記憶への鎮魂歌かもしれない。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
makoto

3.5ホッコリ感動

2025年8月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

コロナ禍のなか、三密禁止、マスク必須、
他の都道府県への移動に旅行の禁止、
いろいろな制限の中で、
茨城、東京、長崎五島列島の3つの学校の生徒たちの
青春を絡めたストーリーテリングが素晴らしかったな。

オンラインのアイデアまでたどり着き、
天体観測のスピードを競う
「スターキャッチコンテスト」の開催にいたるまで、
先生や他の学校をまきこみ、
一致団結できることを若者が教えてくれた良いお話でした。

特に五島列島の高校生の素朴さと、東京の中学生の幼さにホッコリ。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
hkr21

3.5コロナ禍を描いてる作品ではあったが、バランスが絶妙で良い作品だと思...

2025年8月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

コロナ禍を描いてる作品ではあったが、バランスが絶妙で良い作品だと思った。心象描写が監督特有であったが、嫌な感じはせず、うまくエモくまとまってた。マスクをしながらのお芝居なので、キャラの立ち方が少し物足りなかったのは事実あるが、でも全く悪くはなかったので、3.5です。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
おれ

5.0距離と時間の見事なコントラスト

2025年8月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

コロナ禍の悲劇のひとつは、
体も心も含めて様々な”距離”を作られてしまったことだが、
どんなに辛い困難な状況にあっても、
若者たちは、自ら世界に発信し、つながって、
力強く、逞しく長いハードルを飛び越えて成長していく。

そんなコロナ禍の距離感と対峙する示唆的、象徴的な存在としての
宇宙や星々に想いを馳せる人々の姿がほんとうに感動的。

海や山などの自然の背景を存分に生かした広視野の画像は
若者たちの心象、感情を浮き立たせているし、
随所に高低差を出した構図も、心の距離感を強調していてすばらしい表現。
電車の中で主人公が悲しい告知を受けるときの画面構成や、
コンテスト時のスピード感のある画面展開も見事。
また前半のエピソードを回収するラストの展開には泣かされる。

恋愛要素もある青春映画でありつつ、
ストーリー、映像表現、すべてにおいて
数ミリから数光年まで、距離、時間のコントラストを
詩情豊かに描いてみせてくれた傑作映画

コメントする (0件)
共感した! 9件)
HK

4.0岡部さんが好演!!

2025年8月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

何だかんだで、まだ原作を読めてなかったんだけど、それが良かったのか?また予告も見ず、結末を知らずに見てたので、鑑賞後、すぐに原作を読みたくなった!!
どの役者さんも好演。
けど岡部さんがダントツの好演。
音楽も良かったし、最後の結末も。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
瀬波

3.0脚本が残念。

2025年8月5日
スマートフォンから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 4件)
ジサイ

4.0覚えている今こそ、観ておかなくては

2025年8月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

新型コロナと共に過ごさなくてはいけなくなったあの頃を覚えている今こそ、観て、振り返りをしなければと強く思わされる作品でした。
原作から変更されている箇所がいくつかあって、??となりましたが、それでもあの経験をした大人も子どもには伝わるものがあると思います。
小説だけではスターキャッチのあのスピード感が分からなかったので、映像で実感できたのは嬉しかった!
そして、鑑賞して好印象だった方はぜひ原作を読んでほしいです。文庫本の下巻にはエピローグがあります。これもなかなかオススメです。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
monm

5.0綿引先生の言葉にグッとくる

2025年8月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

大人にはコロナ禍は人生の数年だけど、学生には貴重な数年。
世界中が不安や疑心暗鬼に陥っていた頃、部活に制限があるならリモートでやっちゃえという、若者ならではの発想。
それを応援する大人も素晴らしい。
年取ったのかな、最初から最後までずっと沁みてた。

冒頭から映像がとても好み。
高校生になった亜紗と凜久の出会いが、恋の予感ではなく「よろしく同志」とでも言うように、無言で手を合わせるのが非常に良い。
コロナ禍あるあるが点在してるけど、星を見るという軸がしっかりしているのが好感。

ターゲットが星ゆえに、画面が暗くなりがちなのは仕方がないと思っていたけど、丁寧に撮影しているので、ちゃんと暗がりでも表情が分かる。撮影班お見事。
ほとんどマスクをしての演技だったけど、みんな目から上だけで好演。
うっかり輿くんがかわいすぎてニヤニヤ、そして佐々野さんのリアクションも可愛い。なんか...高校生っていいね、はるか昔だけど懐かしい。

とても胸が熱くなる映画だった。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
コビトカバ

4.5君が思う程に弱くはない。という歌詞を思い出した

2025年8月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

原作未読。辻村美月さんの学生ものの作品はすてきに違いないと思い観ました。
ストーリーはコロナ禍で鬱屈した気持ちを抱える学生たちが、「スターキャッチ」というイベントに向けて志を同じくした仲間をつくり同じ時間を共有する話です。
それは実際のコロナ禍を経験した学生からすると、現実とは異なる「夢物語」や「幻想」だと言われるかもしれません。しかし、この物語の登場人物たちは、ただ現状を嘆くのではなく、大切な誰かのために何ができるかを考え、行動する強さを持っていました。生徒の決断に対してすべてのリスクを背負って見守る先生達の決意は、とても眩しくどれ程の苦労があったかを想像し心打たれました。

脚本で印象的だった点として、スターキャッチの紹介でリクが「月」の被り物をしていた事が後々に繋がると思っておらずきれいな流れだと思いました。

ハルカ・ナカムラ氏が手がける音楽はこの物語の世界観をより一層深く美しく彩っていました。
公開から一ヶ月過ぎ、気づけば県内の映画館で一館のみ、ラスト公演になってしまいましたが滑り込みで映画館で観ることができ本当によかったです。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
ぽん

4.0青春ムービー

2025年8月3日
スマートフォンから投稿

新型コロナの行動規制のなか、模索し、新しい道を見つけて進むのは、いいですね。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
かぜ

4.5浄化されるレベルの尊さ

2025年8月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

超爽やかな青春群像劇。
2020年の、コロナ禍に貴重な1年を奪われそうになった中高生たちの、抗いと努力と、楽しむことを忘れない心を描いた傑作。
あの年、接触を避けることはウイルスの対処としては正しかったが、排除と隔絶と差別につながり、また3年しかない短い時間の記念イベント=成長の機会を奪い、子どもたちの気持ちをズタズタにする闇の側面もあったことを思いださせ。
そんな中でも「やりたいことをやれる範囲で諦めない」という少年少女たちの姿を描いた本作は、観る人間の心を打ち、何か浄化されるレベルの尊さを感じさせてくれました。
観てよかった。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
コージィ日本犬

5.0青春クロスプレイ

2025年7月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

500点!ちくしょう、震えて泣いたわ。
毎年言ってる気がするけども、今年ホントすげーなぁ。毎月今年ベストを更新している気がする。これは人生ベストにランクインするけどもね(かつメダル圏内)。
原作が良いのは勿論想像つくのだが、原作を愛してる人達が「伝えたい!」という気概を細胞の隅々にまで行き渡らせて「こういう事だよな」とその仕事(観)にまで影響を与えたであろう作品。青春もので実は大事な大人達が素晴らしい。そして脇役がいない。どうしてもどこかにフォーカスしてしまうのだが(ちゃんとあるにはあるのだが)、全員主役。なんなら大人も。素晴らしい。"コロナ禍映画"なんて括りにしたくないけども、青春に苦味がエッセンスになる様に歴史的な闇が物語を加速させる事はあると思う。でもそんな枠に嵌めたくない映画のひとつ。そうではあるのだけれども、僕自身あの当時に嫌いで嫌いで仕方がなかった「ソーシャルディスタンス」「三密」「黙食」「オンライン◯◯」に対する感情の琴線に触れたのも事実。
ともかく観て欲しいし感じて欲しい今年一番の映画。これが長きに渡り繰り返し映画館で上映される日本の劇場文化が守られていけば良いなと強く思い直した一本でした。終わった後に「ありがとう」と思った映画は久しいです。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
lynx09b

4.5コロナ禍文学であり夏休みらしい青春映画

2025年7月31日
スマートフォンから投稿

泣ける

知的

幸せ

辻村さんの作品は白黒で大別してしまいがちだか、今回は白い方。主人公たちが中高生ということもあって、むしろ子どもたちに見て欲しい映画でした。

ストーリーは文句無しで良いですし、なにより役者陣が素晴らしい。虎に翼色が若干濃いなと思ったりもしたが、これからブレイクするであろう俳優がずらっとならんでいてパフォーマンスも素晴らしかった。

演出も所々ややMVっぽさは感じるものの、徐々にコロナ禍に時代が変わって行くところなど、丁寧に描かれていて、追体験にもなったし辛い気持ちも思い出した。

また、自分は当事者ではなかったけども、確かに中高生のそれぞれ人生の刹那な時間が、コロナ禍ですべてが狂っていってしまう状況下で、彼らのもどかしさや憤りや焦りみたいな気持ちは自分なりに理解できたような気がした。

つまりこの映画は中高時代にコロナ禍で様々な影響を受けてしまった彼らへの讃歌でもあり、厄災に対する受容の映画でもあったと思う。

音楽も素晴らしく、歌については最初ヨルシカとは気づかなかった。それくらい作品にフィットしていたということだろう。

もっと多くの人に見てもらいたい。そんな映画だった。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
nasuca