「意外にいいね」アンダーニンジャ Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
意外にいいね
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山﨑賢人主演だといつも不穏な感じなんだよね。滑ることが多い気がすんの。
山﨑賢人は良い役者なんだけど、ちょっと陰があるんだよね。だから少年漫画の天真爛漫な主人公みたいのが無理あんの。
そこをみんな理解したのか《陰陽師0》とか、山﨑賢人にあった作品をもってくるようになったね。
本作もそう。少し暗めの主人公で良かった。
ストーリーを進めながら関係なくいれてくる佐藤二朗やムロツヨシの笑いのシーンはどうなんだろうと思うけど、創り手がやりたいんならしょうがないね。
白石麻衣は福田監督の笑いに合ってる気がしたけど、他の人はそうでもなかった。
浜辺美波のところは、本当は橋本環奈でやりたかったんじゃないかな。
最後は山本千尋との決戦だけど、もう少し山本千尋のアクション観たかったね。
山﨑賢人もアクション頑張ってんだよね。恐らく《キングダム》以降から。
でも武術太極拳ジュニアチャンピオンの山本千尋だとアクションでは格が違うね。だから本気のシーンは撮れないの。そこは残念だったな。
一応、敵を倒したみたいになってるけど、高校は爆破されちゃうし、酷いんだよね。
ただ山本千尋との戦いで、いくつものパターンを予知してから攻め手を決める戦い方が披露されるね。
それでラストシーンはずーっと時間が巻き戻って「ひまだなあ」になるから、これ映画一本分、山﨑賢人の予知の一つってことだよね。ニコラス・ケイジの《ネクスト》みたい。
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