ブリンク・トゥワイス
2024年製作/102分/メキシコ・アメリカ合作
原題または英題:Blink Twice
スタッフ・キャスト
- 監督
- ゾーイ・クラビッツ
- 製作
- ブルース・コーエン
- ティファニー・パーソンズ
- ギャレット・レビッツ
- ゾーイ・クラビッツ
- チャニング・テイタム
- 製作総指揮
- ステイシー・パースキー
- ジョーダン・ハーキンス
- 脚本
- ゾーイ・クラビッツ
- E・T・ファイゲンバウム
- 撮影
- アダム・ニューポート=ベラ
- 編集
- キャスリン・J・シューバート
- 音楽
- チャンダ・ダンシー
2024年製作/102分/メキシコ・アメリカ合作
原題または英題:Blink Twice
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2024年8月27日観ていてあまり気持ちの良くない場面も出てくるし、何となく眺めているだけでは正直言って何だかよく分からないキモい作品に見えるかもしれない。しかし、この島で起きている出来事というのは一歩引いてみれば、アメリカ等の文明社会の実際の姿への強烈な風刺なのではないかと思える。
その姿とは、すなわち、表面上は取り繕って明るく素晴らしいように見えたとしても、結局、いつまで経っても偏見と差別が根深く蔓延り続ける社会のことだ。本作で糾弾しているのはミソジニーが中心だが、先進国の人々が途上国の人々に対して抱く侮蔑的な見方やその裏返しとして抱く恐怖心なども含まれる。しかし、その「文明人」たちのおかしさを気づかせてくれるのは、作中では「蛇の毒」に象徴される、彼らが見下している人々の知恵だったりする。
不祥事後に強いられた謝罪会見に関してスレイターが述べる「忘れることは許すことよりも良い(Forgetting is better than forgiveness.)」というセリフは日本の政治家たちも同じことを考えているのではないだろうか。要するに、許されなくても皆んなが忘れてくれれば無かったことになる、ということだ。新興宗教の政治関与の問題も裏金問題も「喉元過ぎれば何とやら」であくまで追求しようとすると、アルバイト投稿者を使ってでも「いつまでそんな話をしているんだ」「もう飽きた」等々と大量に書き込むことでそれ以上話題にさせない、というのも常套手段だ。
社会に蔓延る問題については、為政者の思い通りに黙らされるのではなく、常に声を上げ続けることがいかに大切か、ということだろう。
全世界劇場公開有り 日本ではAmazon Prime Vedeoで配信 日本語吹替有り
大富豪のイベントスタッフの主人公フリーダと親友のジェスは、イベント参加者として潜り込む。イベント終了後二人は、何故か大富豪個人所有の孤島に招待される。大豪邸と大プールが有り、連日カクテルパーティや大麻パーティの楽しい日々があった。
しかし何かが変。
だんだん謎が分かってくるとはいえ、展開が遅く退屈。
しかも見ている私には、遅くて退屈とは別の理由により、だんだんストレスが溜まっていく。
😰
この映画は全米公開時4位ながらランキングされている。Rotten Tomates は批評家 観客とも70%を超えている。
しかし映画の冒頭では警告文が出る。日本語字幕では「一部刺激的な内容が〜」と書かれる(始まって直ぐなので出にくい場合がある)が、性的暴力である。
………………
日本語吹替キャスト
主人公 フリーダ:武田華、大富豪 スレイター:木内秀信、スレイターの部下 ヴィック:多田野曜平、番組スター サラ:清水はる香、親友 ジェス:坂本悠里、
トム:新田英人、コディ:花輪英司、ヘザー:山口立花子、カミラ:熊谷海麗、ルーカス:宮瀬尚也、ステイシー:片貝薫、スタン:石黒史剛