ボーダーランズのレビュー・感想・評価
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恐れ知らずのイーライ・ロスにしては迷い多き一作
原作ゲームについて無知な私が勝手気ままに綴る内容をお許し願いたい。映画を観る限りだと、映画として『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』や『マッドマックス』的イメージや世界観を意識したことは想像に難くない。それはそれで方向性として正しいのだろうが、せっかく鬼才ロスが担うのでれば、培った作家性を存分に見せつけて欲しかったというのが正直な思い。従来のロス作品はどれも主人公の身に込み上げる強烈な感情(恐怖や狂気)がストーリーを牽引していったが、本作は場面を細切りした展開が目立ち、感情がなかなか観る側へ届かない。が、途中から「まあいいか」と気持ちを緩めて臨むと、物語重視ではなく、カラフルな美術セットや小道具の数々、シューティングを含む名優たちのアンサンブルや展開を、豪華ディナーならぬ食事代わりのポテチ感覚で味わえるようになる。日常におけるほんの100分間、サクッと気分転換用に楽しむのに向いた一作かと。
主役がケイト・ブランシェットなんですが・・・
コケた事しか知らない(笑)!
イーライ・ロスのたまにやるヤツ
あー、なんかもうゴア描写ゴリゴリの映画撮りたいなぁ、でもこの前の映画でハズして予算厳しいんだよなー。
あ!そうだ!請負映画作っちゃおう。
…かどうかは分からないけど、限りなくクライアント様のご希望に沿った70点ぐらいの映画を、これでいいんですよねー的に撮った感じのSFファンタジースペースオペラ。オペラは言い過ぎか、スペース小劇場。
物語やキャラクターは、ボーダーランズってゲームがベースになっている。アメリカではそこそこ人気のゲームみたいで、既にゲームとしては6作?作られていて、リリスとかローランドはオリジナルのゲームに登場する。
ストーリーは、凄腕の賞金稼ぎリリスものとに、大富豪アトラスより娘を探して欲しいという依頼が舞い込む。
高額の報奨金に釣られたリリスは、自身の生まれ故郷のパンドラに、アトラスの娘を探しに向かう。
まあ、なんかいろいろヴォルトとかよう分からん説明がされるけどけど、ストーリーを追う必要はあんまりないかも。理解できてなくても物語はズンズン進んでくし、混乱することも全くございません!
ゲームでお馴染みのキャラがゲームの中と同じように大暴れして各々の武器でバッタバッタと敵を薙ぎ倒しては逃げ、薙ぎ倒しては謎を解き、みたいなもう一年に700本ぐらいは作られていそうなSFアクションの定番の流れ。
それなのに!なんと主演はケイト”なんでこの仕事引き受けたの?”ブランシェット姐さん。余りにも圧倒的な存在感、余りに流麗なガンアクション、余りにもったいないこの使い方…でもこの方案外多作で玉石混合で受けてる感じなのよね。現場が好きなのかな。
もう観終わっても1ミクロンも残るものがないです。なんなら観終わってスタッフロール観てるうちにも前半の流れを忘れちまいそうなぐらい。
アマプラや無かったら絶対観んわー、だからこそアマプラでよかったーって思える、時間を潰す為の映画。
でも、なんとなくスカッとするから鬱々してる時はいいかもね。
こんな作品(失礼!)なのに大奮闘のケイト姐さんに敬意を表して星は3つ。ただストーリーはマジ…すんません姐さん、-0.5させてください。
ゲームのような感覚は面白い
目がまわる
なるほど、アメリカのビデオゲームの実写化でしたか~
そのゲームの名前がタイトル なるほどです。
さて、
冒険の下地にある伝説などはやはり聖書をモチーフにしている。
この作品の足し算は山のようにある。
聖書 西部劇 歴史 スターウォーズ マッドマックス…
キリがないほど
そして大どんでん返しが、キーはティナだと思っていたらリリスだったという至極単純な型。
子供向けの作品の中に忍び込ませていたのが、この世界の真実。
つまり、
この世界で当たり前のようにある技術のほとんど全部が「前時代」のものだということ。
これは陰謀論として囁かれていることだが、映画というモチーフを使って真実を語っているともいえる。
その中のひとつ 衣類というもの
毛皮で衣類を作ったのは想像に難くない。
しかし、
それがどういうふうに木綿の衣類へとなったのかは、全く問題にされていない。
あまりにも普通にあることで疑わないのだ。
衣類というものを想像するために必要なのが、素材である綿 糸 機織機 これらが同時発生しなければならない。
この隠されたミステリーこそ、現人類の文明だと思われていることのほとんどが前時代文明のものだったのではないかと囁かれる所以。
楽器もしかり
さて、、
しばらく前に大ヒットした「トップガン」
多くの記事に書かれた「ローラーコースタームービー」という揶揄
映画というものに対する考え方が拮抗した時代
文学という権威の存在と娯楽という概念
こうあるべきだという意見と楽しみたいという単純な想い。
他人の意見に左右された時代とその終焉
特に日本のアニメに関してのそれは言わずもがな。
このしばらく続いた拮抗は、多様化と許容によって落ち着いたようだ。
さて、、、
この物語に忍ばせてあるもう一つの影が「神」かもしれない。
決め付けられた時代の信仰の根本であった神
しかし今ではそれはもしかたらエイリアンだったのではないだろうかと囁かれ始めた。
そしてその子孫という「系譜」
「ダヴィンチコード」でも描かれていた「子孫」
これらの、いったいいくつ足しているの? と思ってしまう。
しかし、これでこそ映画なのだろう。
あ~ 忙しかった。
もっとノリが欲しかった
ゲームは知らないけれど、見た感じ「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」っぽい雰囲気。
けれど思ってたより、あまりノリは良くない…
RPGのような展開は、元がゲームだから仕方ないし、ウサギ耳の女の子は小生意気でカワイイけど、案外ウルサイだけだったし。
キャストも豪華で、ケイト・ブランシェットが主人公なのと、
四人チーム+博士という構成は分かりやすかった。
娯楽作としては普通。
…見終わってすぐに内容は、忘れちゃいそうだけど…
惑星パンドラの秘宝
Borderlandsの意味は紛争地、劇中の舞台、惑星パンドラのことでしょう。人気ゲームの実写化ということだがキャラが異なるとしてゲームファンには酷評だったようです。
冒頭、主人公リリス(ケイト・ブランシェット)のナレーションで物語の背景が語られます。昔、銀河宇宙は謎の異星人エリディアンに支配され人類に知を授けたのも彼らの科学技術の遺構、何故か彼らは滅亡し惑星パンドラの遺跡ヴォルトに秘密が隠されているという神話が広まり多くの荒くれやならず者がパンドラで宝探し。パンドラ産まれで賞金稼ぎのリリスは企業家アトラスから攫われた娘ティナのパンドラでの捜索を頼まれ出発します。ティアナに会ったリリスはアトラスの真の狙いに気づきティアナと共に遺跡の秘密に迫るというSFアクション・エンタティンメント。話が進むにつれリリスの過去と宿命が明らかになってゆきます、まさかファイアー・ドラゴン登場とはよくある冒険ファンタジーのリミックスでしたね。ストーリーは荒唐無稽なのですがアクション・シーンが豊富で結構楽しめました。
ケイト・ブランシェットを楽しむ映画
だーかーらー😡
なんでケヴィンハートがおもんない役やねん!
絶対ミスキャストやろ!
なんやったら、あのロボットの役でもいい感じやのに!
ケイトブランシェットはダサカッコよくてよかった!
あの女の子はちょいうるせえ笑
でもゲーム原作だけであって、ゲームしてるみたいで楽しかった!
内容はたいしてないけどね!
予算の配分が気になる
つまらん
何を取っても微妙と感じてしまう。
RPGのようなスートリー進行、マッドマックス風な世紀末感、鍵となる子を守りながら実は主人公が扉を開く鍵だった。カーチェイスに銃撃、爆弾、肉弾戦。
昨日の敵は今日の味方。
面白い要素は詰め込んでたのになー
駆け足気味な展開
原作のゲームは未プレイ。購入するか迷い実況動画は軽く見たことある程度。原作のファンというわけではないが一応配信を期待していたが劇場スルーも納得の出来栄え。
ガーディアンズオブギャラクシーの劣化版って感想がちらほらX等で見受けられたがまぁそんなところか。ガーディアンズオブギャラクシーの大ファンからすると掠りもしてないようにも感じたが言いたい事は分かる。
原作ファンならある程度脳内補正が効くのか分からないがかなり早足な展開なのでテンポは良いが所々雑に感じるシーンも多い。
ケイトブランシェットがカッコよく映るシーンがかなり多く感じたがただケイトのファンもこれは楽しめるのかな…
あまり積極的に人に勧めたくなる作品ではなかった。
実のところ、もっとヒドいかと思ってたけど、実にフツーの映画だった。...
実のところ、もっとヒドいかと思ってたけど、実にフツーの映画だった。しっかりおカネがかかったビジュアルでわちゃわちゃしたアクション。制作の現場はちゃんと与えられた職務を高い水準で全うしてると思いますです。
で、ダメダメなのはディレクション。監督なのか、ギアボの偉い人なのかは知らないが、どう考えても原作ミリしら勢が口出しして作品を捻じ曲げるように指揮をとってるとしか思えない。
作中で20代中盤から30前半のヒロインに対して、54歳をキャスティングするのはどう考えてもおかしいだろ。というか、リリスもタニスもモクシィも、女性陣がのきなみお婆ちゃん役者なのはなんなんだ。タニスなんか66歳だぞ。サイバーパンク2077のローグ役ならケイトブランシェットでもジェイミーリーカーティスでもいいけど、これはパンドラの若きセイレーン、リリスだ。
ほんとことごとく、あえていらんひと手間かけて作品を捻じ曲げてる。なにその無駄な労力。例えば冒頭のナレーションもリリスの語りじゃなくて、マーカスが語るべきなのよ。ボダランなんだから。
これが完膚なきまでのダメ映画ならまだクソ映画なりの笑い方ができるんだけど、悲しいまでにフツーなのよ。なんの爪あとのひっかかりもなく、フツーなの。
ボダラン自体はめっちゃ楽しいゲームなので、そっちを遊んでください。Steamセール時なら500円くらいで売ってるんでヨロしく。
「家に帰ってプレイステーションを爆破したくなるような作品だ。」... なんてね?
WHAT'S IN THE VAULT?
いきなり、『スターウォーズ』をくさすシーンから始まる。
それとコスチュームデザイナーは考える必要がない。
スターウォーズ、スタートレック(テレビ版)、キューティーハニー、マッドマックスといったところや日常の衣装から拝借したとしか見えないクリソツさ!?
映画自体は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』と設定やプロットは全てにおいて似ていないけれども、その代わり雰囲気やテイスト、それに同類の臭いがプンプンする。
とにかく最低の評価の冠を頂戴している本作。でも個人的には楽しめました。
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