ファーストキス 1ST KISSのレビュー・感想・評価
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同じ時間と場所へ
春の恋愛or感動映画2作品目❗️。
最初の予告ではあまりだったけど何度か見るうちに見たくなって鑑賞しました😁。
何度も同じ時間と場所にいけるタイムスリップとは思わなかったから驚いた🤭こういうのって過去に戻ったら事故の時間までになんとかする感じかな❓って思ってたら、一部の時間にしか干渉できないからなんどもして大変やな〜(そういう物語だから仕方ないか💧)って思ったけどこれはこれで惹きつけられました😄。
「あの花…」もそうだけどタイムスリップするタイミングというか仕方が崩落したトンネル走行ってのも無理あるが、ゆずって一度できても何回も同じ場所で起きるって事は時空が歪んでたのか❓何度も過去戻んないと物語にならないからなんともだか無理矢理やな(笑)。
松たか子さん素敵やった〜、最近「ロンバケ」や「ラブジェネ」みたから美しさは、なおの事良かった〜‼️。
いろいろはてなマーク
単に私が素直でないということに尽きる。
だから終始いろんな場面に、はてなマークがついてしまって感情移入できずに終わってしまった。
普通、追いかけられて2階から落ちる?なぜ落ちた先に運よくクッションがあるの?
なんで子供がパーティにいる?あの子たちは何?
自分の死亡年月日と理由を知っているのなら普通避けないか?
ていうかその前にベビーカーの落下を防げばよくないか?
とか、ず~~~~とはてなマークの映画でした。
涙なしでは見れない夫婦の物語
2人が最後に選んだ15年に涙が止まらなかった
靴下と餃子
未来から来た奥さんによって
改変されるのではなく、相手に対して
の認識が変わり、そのあと15年後の中身と
心境を変えていく所が良かった。
あと、松たか子さんが犬に戯れるシーンも。
『寂しさは好きという思いから始まって、あの日
出会えて好きになれたことが、寂しさの正体』
は素敵な言葉。
『好きな所を発見し合うのが恋愛、嫌いな所を
見つけ合うのが結婚。恋愛感情と靴下の片方は
無くなる』は笑った。
美味しい物を一緒に食べたり、在り来たりの
日常が大切なんだよなぁと改めて感じた。
好きな人と暮らす
物語が好きだ。
松たかこさんが可愛い。
台詞が素敵だった。
タイムリープものでファンタジーなのだけれど、ファンタジーだけではない。
生々しい台詞がいくつもあるし、スタート時は離婚する直前だったりするし、緩やかに崩壊していく夫婦生活の経緯を丁寧に描いていたりもする。
なのだが、タイムリープする動機は彼を死なせたくないからである。
そういうものなのだと思う。
死んでいてほしくはない。
カンナさんは奮闘する。
何度もタイムリープし、彼と出会った日を繰り返す。彼は彼でカンナに「運命の赤い糸」を感じてたようだ。何度会っても一目で恋に落ちる。
本来は20代のカンナであるが、目の前にいるのは45歳のカンナだ。それでも恋に落ちる!
実際、チャーミングだし、彼は極端に女性に奥手のようだし。20数年生きてきて初めて感じたトキメキなのであろう。…その割には積極的な部分もあるが。
彼が死なないように、運命を改変していくカンナだが、望むような結果は得られずで、遂には正体がバレる。15年後から来たあなたの妻だと。
その時下した彼の決断に、感動しない女性は居ないんじゃなかろうかと思う。
私と結婚しない未来を選んでと言うカンナに、彼は嫌だと言う。
「今のカンナさんに出会ったら、15年後のあなたに会えるんだね。たとえ死ぬ事が避けられない運命であっても、15年後の君と出会える選択をする。」とかなんとか。
20代の私ではなく、今の私に会いたいという彼。
…痺れるだろ。
松村北斗氏の好感度は爆上がりだと思われる。
この時、彼は始まってもいない結婚生活をやり直したいと告げる。かなり強引なぶっ込み方だが、不思議と違和感を覚えない。
そしてカンナはそれを受け入れるのだ。
恐れ入る。
女性の懐の深さに太刀打ちできないなぁと思う。
コレ以前の2人は朝起きても「おはよう」の言葉すら交わさない。コレ以上ないって程冷め切ってるのだ。
でも、男性が謝罪し反省を示せば許してくれるのだ。立場が逆なら出来るだろうかと思う。
家庭というコミュニティを守る。もしくは愛情のなせる技なのか。その内情は分からないのだけれど、水に流してくれるのだ。別れ際には「これから会う20代の自分に嫉妬しちゃう」なんて事まで言う。
…なんていじらしい生き物なんだ!
どこで見落としていたのだろうか…?
現代に帰った彼女のその後は描かれず、代わりに15年後のカンナと出会った後の彼が描かれる。
カンナが彼にとっての運命であったように、彼も死という運命からは逃れられなかった。
彼がカンナに残した手紙はとても温かく…カンナへの愛情に溢れていた。
「恋愛は相手の好きな所を探すけど、結婚は相手の嫌いな所を探す事なの」
「お互いが教習所の教官になっちゃうの」
辛辣な結婚観だがカンナが彼と過ごした15年を総括した言葉で、彼はこの言葉を忘れなかったのだと思う。
この15年、彼はカンナの愛しいところだけを見失わずに過ごしていたように思う。
コタツで寝て顔に出来た絨毯の後が可愛いとか…ホントに日常の些細な事だ。
その些細な事が降り積もり好きにも嫌いにもなるのだろうと思う。
男性が愛情を示し続ければ、いつまでも妻と恋愛できるのだろうか…かつて大好きだった女性が妻なのは間違いない。
そう、なんかずっと「大好きだった人」が根底にあるような物語だった。後味の悪くない熟年のラブロマンスといったところだろうか?夫婦である全ての人は見た方がいいんじゃなかろうかと思う。
おそらく、現代に帰ったカンナは覆らなかった死という運命が待っているのだろうと思う。
どんな変化が起こっていたのかは分からないが、いっぱい泣いて偲んで、立ち直ってくれればいいと思う。そう思えば後半はパラレルワールドでもあったのだろうと思う。
作風は終始コメディタッチで進んでとても見やすい。そのくせ台詞が案外ダークで軽妙な掛け合いや口調と相まってアクセントとして効いていて、惹きつけられる。
そしてアレはディープフェイクの技術なんだろうか、若かりし頃の松たか子に会える。とても自然な感じに頭がクラクラするのだけれど、この重ねた月日と移り変わる心情を表すにはコレ以上はないって演出だった。作品的にも何だかじわーっと染み渡る。
さすがと思うのは、松さんのアップカットだ。
冒頭から松さんは映る。どんな状況でどんな性格でといわゆる紹介カットなわけで、このまま流れていくのかなと思いきや、それを堰き止めたのが最初のアップカットだった。
冷蔵庫によりかかり、生気のない目をしている。
「ここでか」と唸った。
今まで見てたのは強がったカンナの姿だったんだなと。そして、その事に本人も無自覚でこの表情が本音のカンナなんだと思った。
その顔を見て「大丈夫か?」と問いかける人はもう居ないのだ。
坂本裕二脚本の恋愛物語とは相性いいらしく大好きだ。塚原監督の切り取り方も視点も、さっぱりしてて今作も深いテーマでありながらもスッと見れた。
◾️追記
とある人のレビューに「靴下」のくだりがあった。
なるほど、そういう事かと納得する。
「恋愛感情と靴下の片方は無くなるものだ」カンナの台詞だ。なのだが、彼女は彼の靴下を片方無くす事もなく履いている。ずっと好きだったんだなぁと思う。表面的には全く出さないけれど、ずっとずっと好きだったんだなぁって。
カンナの懸命さに得心がいった。
むしろ、今まで感じてた事がこの「靴下」のピースがハマった事で彩りが濃くなったような感じだ。
そして、そんな深く尊い情愛をライトにスッキリ見せ切った松たか子さんと塚原監督に脱帽である。
もうホント、ぐうの音も出ない。改心します…。
自分にはまだ、、、でもいつか
人生経験が必要
松たか子と坂元裕二と塚原あゆ子の組み合わせはヤバイ
私が若かりし頃「結婚しない女」という映画が流行ったが脚本の坂元裕二は「大豆田とわ子と三人の元夫」以来松たか子を「離婚できる女」代表としてキャラ設定してしまった感あり本作も単純に15年で破綻する夫婦の身も蓋もない話なのだが映画的タイムリープマジックという荒業で感動やり直し夫婦物語に仕立て上げた。おそらくはおばさんをターゲットとした旧ジャニーズ俳優とのラブロマンスという難しいお題があり松たか子に当て書きしたのではと想像するくらい彼女がカンナという役を見事に生きていて他のアラフィフ女優では成立しないだろう。そして何より塚原あゆ子監督独特のディテールショットにこだわる演出が冴えわたっていてディエイジングのVFXや無駄遣い豪華俳優陣を含め現在の邦画メジャーが持つリソースがここに集約された。「おばさんのこと好きなんだよ」と第3者代表に言わせるテクニック、ロープウェイで松村北斗の足を何度も踏みつけるシーンが好き。
カップルではなく夫婦の物語
久しぶり邦画で感動しました。
観た中で一番、家族でよくあるきまづい空気感がその場に居るかのように、ひしひしと伝わりました。松たか子さんの癖になる面白さに笑ってしまったり、松村北斗さんの言葉の伝え方がもどかしかったり、色んな感情があり観ていて楽しかったです。観終わった後、心が温まり癒されました。また観たいので、観に行きます。
松村北斗★ジャニーズ侮れず!!
坂元裕二 脚本
松たか子主演~ってことで
「大豆田」見て予習後 鑑賞。
期待どおりの 上質の会話劇。
相手役が松村北斗かぁ~と
ちょっとガッカリしたが
意外にも良かった。
松たか子を上手に引き立てる
抑揚のある芝居に引き込まれる
やっぱりNHKの朝ドラでヒロインの
相手役を張るだけの演技力!
この作品の1つ前に『知らないカノジョ』の
中島健人の芝居を見た後だったので
なおのこと 松村の懐の深さに驚く
後半タイムリープの行ったり来たりに
ついていけない部分があったが
「かき氷屋」の女性客との絡みが
スパイスになり、最後の泣かせ所まで
飽きずに魅せてくれる
それにしても
15年前を演じる松たか子の ヘアメイクと
15年後を演じる松村北斗の体型管理と声色の変化よ!
松さんはいまいち体型絞れなかったが
演技力でカバー。
松村北斗の15年後は微かに腹も出ていて
ちゃんと中年男性の声としゃべり方に
なってるのは、スゴい
(CGでの画像&音声処理or特殊メイク?~だとしたら
その技術者さん、ブラボー!)
『夜明けのすべても』見る!!
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