ファーストキス 1ST KISSのレビュー・感想・評価
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一人の登場人物をフォーカスする場面や綺麗な景色の場面などあり綺麗...
松村北斗さん良すぎ
意識があれば、大丈夫なのか。
変わると知りながら
慣れてくると当たり前になって
無になってしまう。
せっかく出会えて恋に落ち合って一緒にいられているのに
そうなってしまう流れに共感でき少し怖かった
けれどもすぐあたたかい気持ちになれる結婚もあるのも知っている
松村北斗さんは声も変えながら年齢の違う表現が上手い。
後ろ姿でも感情がわかった
正直そこまで刺さる言葉はなかった
松さんのおてんばで自由な感じ、とても良い
けれど湧き出る感情は苦手みたいだ。
そこはとても繊細な感情の揺れを松村さんがしていた。
松さんは受け取っていたように思う
構成の巧みさと本筋の深さに驚愕も‥今年外せない邦画の代表作に
(完全ネタバレですので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
(レビューが遅くなりました、スミマセン‥)
(正直に言うと、坂元裕二さん脚本の連続ドラマはメタファーの過剰さと本筋になかなかいかないまどろっこしさで最近は私的は苦手な作品の方が多かったのですが)
今作の映画『ファーストキス 1ST KISS』は、構成の巧みさと本筋の深さにとにかく驚かされました。
今年外せない作品で今年を代表する邦画になることは間違いないのではと早くも思われています。
今作はどこを切り取っても凄さが垣間見えるのですが、例えば、舞台美術スタッフの世木杏里(森七菜さん)が、<過去と現在と未来のミルフィーユ>の話をする場面がその1つに当たると思われます。
もちろん、世木杏里が話した<過去と現在と未来のミルフィーユ>の話は、この映画そのものの構成の話であり、主人公・硯カンナ(松たか子さん)が15年前の過去に戻った時に、硯駈(松村北斗さん)とかき氷屋の前で話す内容の伏線になっています。
ところが一方で、世木杏里が中学生の時に<過去と現在と未来のミルフィーユ>のSF小説を書いたというエピソードは、世木杏里が後に、違和感なく演劇のスタッフになったと思わせ、そこに至る世木杏里の人生の道筋を観客に想像させる表現場面にもなっているのです。
この1つのエピソードから、人物背景や他の人物や場面に様々繋がって行く物語構成の重層性は、今作のあらゆる場面にちりばめられていたと思われます。
例えば、テレビ局プロデューサー・田端由香里(YOUさん)らが、主人公・硯カンナのマンションの前で、硯カンナの夫・硯駈が駅のホームで自らの命を顧みず赤ん坊を救出した件に関するドキュメンタリー番組の許諾を、主人公・硯カンナから取ろうとしてる場面にもそれが当たると思われます。
もちろん、テレビ局プロデューサー・田端由香里が番組の許諾を取ろうとして話している”夫婦の愛”の美談のコンセプトは、現実は主人公・硯カンナと夫・硯駈は既に夫婦関係が破綻していたので全くズレ切っていて、(昨今言われている)浅いTV局などのメディアへの皮肉として伝わるのが、この場面の趣旨だと思われます。
しかしながら、ズレ切った主張でも、マンション入り口前で足止めされながらでも、必死にストーリーボードを見せながらドキュメンタリー番組の趣旨を説明しているテレビ局プロデューサー・田端由香里の背後に、この時までに田端由香里がやってきただろうテレビ局内での会議や準備の積み重ねの労苦が垣間見えるのです。
つまり今作の映画『ファーストキス 1ST KISS』は、些細なちょっとした場面でも、そこに出て来る登場人物を主要人物を引き立たせるための道具のように蔑ろに扱っていないのです。
そして、出て来る登場人物はほぼ全て、背景を想像させる生きた人物として存在し登場しているのです。
例えば、硯カンナの夫・硯駈がホームでの救出劇で亡くなった後に、天馬里津(吉岡里帆さん)が主人公・硯カンナを訪ねて来る現在の場面があります。
天馬里津は、かつての硯駈の恩師である天馬市郎教授(リリー・フランキーさん)の娘であり、本当ならば硯駈と結婚したのは自分(天馬里津)の方だった、自分なら硯駈を死なせなかったのにと、最近すれ違った時に硯駈の襟が黄ばんでいた話をしながら、硯カンナに対して批判的に話をします。
そして主人公・硯カンナも、そうかもしれない、自分と結婚していなければ硯駈は死なずに済んでいたのではないかと、天馬里津の話を受け止め、その後の過去に戻った展開もあった場面です。
しかし、硯駈が恩師の天馬市郎教授の娘である天馬里津と結婚しなかったのは、硯駈が主人公・硯カンナと出会ったからだけが理由ではありませんでした。
硯駈の恩師であった天馬市郎教授は、一見人当たりが良さそうで知識も深く、当然、硯駈が引き続き恩師として従っても良さそうな人物として描かれています。
しかし、学会の準備での細かい天馬市郎教授による硯駈への苦言は、天馬市郎教授と硯駈との関係性のほころびを現わしていたように思われます。
硯駈はちょっと変わった感覚の持ち主で、そのことは15年前の過去の場面でも垣間見せていたと思われます。
そしてこのまま行けば、(学会準備で示されたような)常識的な考えを無意識にでも強く促す天馬市郎教授との硯駈の関係は、破綻していただろうとも想像がされるのです。
つまり、硯駈が亡くなった後の、現在での主人公・硯カンナと天馬市郎教授の娘・天馬里津との対峙の場面は、硯駈と天馬市郎教授とのもしかしたらあったかもしれない並行世界での(結局は破綻していただろう)対峙を想像させる場面に、実はなっていたのです。
ここに上げた場面に限らず、今作の映画『ファーストキス 1ST KISS』は、あらゆる場面でそこから様々な人物や場面につながって立ち上がる、複雑な構成がそこかしこになされていたと思われました。
この作品の脚本構成は、考える限り最高点で見事な構築だったと言わざるを得ないと思われました。
その上で、本筋である、主人公・硯カンナと夫・硯駈との、過去と現在の描写の深さも素晴らしさがあったと思われました。
主人公・硯カンナは、実はちょっとクセある人物として造形されています。
硯カンナは現在、舞台の美術スタッフとして働いているのですが、舞台出演者に対して裏で割とあけすけに辛辣な事を言っていたりします。
舞台の出演者のペットの現場への持ち込みに批判的で、硯カンナ自身も犬が苦手で、15年前の過去に戻った時には大型犬に囲まれて大変な目に合ったりしています。
この主人公・硯カンナの少し人とは違うクセある性格は、こちらもまた周りとは少し変わった感覚の持ち主の硯駈にとって実は勇気づけになっていたと思われるのです。
主人公・硯カンナのクセあるあけすけな言動は、人とは少し違う硯駈の存在を肯定し、硯駈が主人公・硯カンナに好意を寄せ結婚に至るのは、全く持って必然だったとも思えるのです。
硯カンナの方もまた、クセある自分がそのまま肯定され、少し変わったところはあっても誠実さある硯駈に惹かれたのも必然だったと思われるのです。
そして一方で、主人公・硯カンナのクセあるあけすけな言動はまた、コインの裏表の反転のように、あけすけだからこそ硯駈を傷つけ追い詰めて行く要因にも、その後なって行ったと考えられるのです。
この主人公・硯カンナと硯駈とが互いに惹かれ合う理由と、互いに溝が出来て断然して行く理由とが、コインの裏表で同じだというのも、この作品の深さと凄さがあったと思われます。
そしてこの事は、夫婦の(本当は修復可能かもしれない)ちょっとしたことでの亀裂が、深さを持って普遍的に表現されていたとも思われるのです。
なので事情を理解した15年前の硯駈は、逆にちょっとしたことでの夫婦関係の修復にその後挑戦することになります。
その後、結局は大きな運命の結論は変わることなく映画は終わりを迎えます。
しかしながら、主人公・硯カンナと夫・硯駈の2人にとっては、重要な修復がそこでは実現していました。
1観客としては、本筋の主人公・硯カンナと夫・硯駈の主要な2人の関係性の描写においても、深さを獲得している素晴らしい作品だと思わされました。
映画作品において、脚本物語構成の厚みがある優れた作品も少なくても存在しますし、一方で、本筋の主要人物の関係性の深さがきちんと表現されている優れた作品も存在していると思われます。
しかしながら、脚本物語構成が分厚いままで、かつ本筋の主要人物の深さが同時に表現されている作品は、めったにお目にかかれないのではないかと思われるのです。
しかも今作は、実話ベースでないほぼ全くのフィクションの映画であり、それでいてこのレベルの構築の厚みと人物描写の深さある作品は奇跡に近いのではないかと、僭越思わされました。
よって私的には今回の点数となりました。
おそらく今年の邦画の代表作になるのではないかと予感がしていてます。
今作の映画『ファーストキス 1ST KISS』は、その上で、クセある主人公・硯カンナや人とは少し感覚が違う夫・硯駈だけでなく、少し普通とは違う人物の存在をそれぞれで肯定しようという根底が流れているようにも感じました。
それは、一見すると否定的に描いてるように思える天馬市郎教授やテレビ局プロデューサー・田端由香里も、(演じているリリー・フランキーさんやYOUさんの表現と相まって)実にある一面ではチャーミングに肯定されて描かれていたと思われました。
ところで映画のタイトルにもなっている『ファーストキス 1ST KISS』ですが、映画の最後に15年前の過去で、主人公・硯カンナと硯駈が交わすキスは、2人にとって硯駈のファーストキスでありながら、硯カンナにとってはラストキスでした。
この重層性も、今作の最後の感動をその後の2人の歩みを象徴した場面として高めていたと思われます。
この運命の厳しさを踏まえた上の人間賛歌とも思える今作が、普段ウェット気味とも思える坂元裕二 脚本に、さばけたドライ感もある塚原あゆ子 監督の演出により、間口の広さと構成の厚みと主要人物描写の深さを併せ持った作品として、世に公開された事は、素晴らしさ以外になかったと、僭越思われました。
リアルな夫婦
『ファーストキス』観てきました!
主人公と同世代の既婚者は、きっと色々共感できる部分があるんじゃないかな〜と思いました。
倦怠期を迎えて離婚寸前の夫婦が、タイムリープで過去に戻るっていうストーリーなんだけど、「若い頃に戻ってまた夫に恋する!?」みたいな展開は、現実にはなかなか無いかも(笑)。
でも、非現実的ではあるんだけど、坂元裕二さんの脚本が本当に素晴らしくて、長年連れ添った夫婦の空気感がすごく出てて、引き込まれちゃいました。
あと、松村北斗さんの40代の男性を演じる時の、ちょっとした咳払いとかが、妙にリアルで、「うちの夫もこんな感じ…!」と思ったり(笑)。松村北斗さん、これからもっと活躍しそうな役者さんですね。
全体的に、笑えるところもあれば、考えさせられるところもあって、すごく面白かったです。夫婦の在り方を少しだけ見つめ直せる映画でした!
会話劇
倫理問題をスルーした、よくできた恋愛映画です。
今まで観た中で1番好きな映画になりました
普段映画見ないけどすごく話題になってたので気になって見に行きました。若い頃と40代になった時の2人の演技もすごくてリアルすぎて結婚に対する味方が少し変わりました。後半は自然と涙が出てきて止まらなかった🥲考察も楽しい映画だから見る度に違う気づきを得られそう😌
掛け合いのような会話が良かった。
離婚前の2人、食卓もバラバラだし寝るところ別になり、お互いに関心がない、離婚前のリアルな夫婦を再現できているような気がして、俳優の演技力はもちろん、生活感のある雰囲気が伝わる部屋のセットも素晴らしかった。
離婚前の描写で、朝ごはんにカンナはパン派、駈はご飯派というわかりやすい好みの違いにすら、“相性が合わない夫婦なんだろう”と思わせたのですが、15年後に同じ描写で、同じ食卓で朝ごはんを仲良く食べているシーンを見て、同じテーブルでにこやかに食べているだけで、好みが違ってもとても素敵に見えるなあと、、、
むしろ、好みが違うけど同じ食卓で食べているのは、お互いの好みを受け入れている、素敵な夫婦に見えた。
夫婦とはこういうことなのだと思った。
タイムトラベル系はツッコミどころが多いこともあり、一度気になると醒めてしまう気がするが、この映画は心地よかった。
松村さんの朴訥とした演技が、愛おしく誠実でとても良かったし、松たか子さんのサッパリとした綺麗さに見惚れ、気持ちの良い映画だったなあと思いました。
いま隣にいる人を大切にできているか
初めて何回も見たいと思った映画
映画館はちょっと苦手で1人で見に行くのは人生2回目くらい。
Xでの高評価を目にして観に行ってみました。
導入部分はタイトルと予告から予想していたのとはちょっと違いましたが、タイムリープのルールや主人公カンナの心情の変化などが分かりやすく、また松たか子さんと松村北斗さんの演技が素晴らしくて年齢差を一切感じず楽しく見る事ができました。
松たか子さんはCGを使って若かりし頃を演じた松村北斗さんは体重増加やメイクで現在の44歳の役を演じていらっしゃるとのことですがどちらもとても自然でした。
離婚するほどお互いを思いやれない関係になってしまった2人だけど、やっぱり心の奥では結婚した当初の気持ちが消えないし情もあるしでタイムリープをきっかけに夫のために奮闘する姿がリアルだったし、付き合い始めの自分に好意を抱いている若くて素直な夫に会いにタイムリープする度オシャレで綺麗になっていくカンナの姿も微笑ましく思いつつ共感出来てとても良かったです。
泣き所はやはり松村北斗さん演じる硯駈が残されたカンナに宛てて書いた手紙のシーン。
松村北斗さんの声が、本当に良い。「すずめのと戸締まり」でも声の演技が素晴らしいと評価されていましたが、40代の声も素晴らしい説得力でした。
タイムリープする度少しずつ変わる未来(現在)が部屋のオブジェに貼られたレシートや付箋であらわされていますが、1度見ただけではちょっと覚えていられず...できれば数回観たい。DVDも欲しいな。と思いました。
うちは子供がまだ小さくて何度も1人で映画館に行かせてもらったり子供も一緒に映画館で観たり夫と2人で観に行くというのは難しいので、DVDが出たらぜひ夫にも観てもらいたい!
現状の夫婦関係に満足はしていますが、この映画を観たら私たちの未来も更に良いものになるのではないか・・・と思います。
結婚している方はもちろん、今後結婚するであろう若い人やカップルにも是非観てもらいたいおすすめの映画です。
松たか子さんの可愛さを愛でるための映画かな?
松たか子さんの可愛さを愛でるための映画だったかな。松たか子さん、好きだから全然オッケーだけれど。
いわゆるタイムスリップ物。
面白いけれど、そんなに心にずんっと残る映画ではない。私が珍しく泣かなかった。
夫婦関係、結婚生活が1つのテーマ。それについては、考えさせられるところはあった。
もう1つのテーマは、生きるということは何か、人生とは何か。こっちは、あまり深く描かれていなくて、ピンとはこなかった。
松村北斗くんの演技は良かった。
最近のタイムスリップ物は、タイムパラドックスについて、真剣に検証しなくなっている傾向がある気がするかな。
タイムスリップは、物語のベタな技法の1つとして定着して、野暮な科学的考察は脇に追いやられたということなのだろう。
やり直したかったことは
結婚して15年、すっかり倦怠期になった夫婦。ある日夫が事故で亡くなったが、ひょんなことから15年前にタイムスリップする術を見つけ、若き日の夫と出逢い、カンナの心にも変化が訪れ…といった物語。
感動は勿論、SFチックでコメディも散りばめたドラマ作品。
現代では倦怠期を迎えていたものの「やっぱりこの人が好きだ」という気持ちの再発見は素敵ですね。
今は45歳のカンナが、29歳の駈の気を引こうと一生懸命になっている姿は、乙女チックでほっこりしますね。しかし松さん、コミカル演出のつもりでも、どうやったて可愛くなってしまうウィンクが(笑)
兎に角終始、なんやかんやで相手の事を本当に好きなんだなと感じれるし、かと思いきや所々にお笑いを交えているのが素晴らしいですね。かき氷の列の件は全部面白かったなぁ。後ろの奴ほど馬鹿って…w
タイムリープものにありがちなテンポの悪さや飽きも全然なく、常に次の展開が気になって引き込まれるし、何よりこの行動の結果、駈の未来というか正義が変わって欲しいような、そのままでいて欲しいような…。
そんな複雑な気持ちに苛まれながらも、2人の愛の姿にずっと心が満たされる傑作だった。
僕がやり直したいのは…って(涙)‼
とはいえ終盤は、結婚当初のカンナの可愛さにばかり目がいってしまっていたワタクシですが(笑)はぁ~あ…こんな人と近所に愛されるパン屋でも始められたらなぁ…。
語彙力が無くなるとはこのこと
本当に良かった
めっちゃいい映画だった
普段なく人間では無いけど何度も泣いたし
終わった後も思い出し泣きしそうになった
こういう映画で1番好きなのが"花束みたいな恋をした"なんだけど、脚本家が一緒で納得した
そして、松たか子と松村北斗の演技に魅了された
感想が出ない
語彙力が無くなるってこういうことなんだな
無理くり感想を言うとするなら
松たか子が可愛いすぎた
ドジっ子キャラというかお茶目キャラというか引き込まれる
47歳とは思えない魅力にびっくり
そして松村北斗くん
SixTONESだとは思わなかった
演技上手すぎた
か弱そうで大人しいキャラに合いすぎてる
だいたいネームバリューで出てるジャニーズ系の人とかの演技は普通の演技は普通なんだけど、泣く演技だったり重い演技がどうしてもチープに見えがち
だけどこの子はそこが全く無くて違和感一切ない魅了される演技だった
道路で未来かんなと過去かけるが話すシーンの
かんなの「ないないない!」のくだりの後
「すいませんでした」と言うシーンの表情、トーンは誰が見ても素人の演技じゃない
頑張ってこれしか出てこなかったけど
それだけ感情移入できて没入感があり満足度の高い濃い内容の映画でした
もう一度二度と行きます!
ほんとに感動した
ありがとう
正に、君たちはどう生きるか
すれ違って、嫌いなところばかりが見えて、離婚したけど、憎んだわけじゃないから救えるなら救いたい。そんな思いからタイムリープを繰り返すうちに、若い頃のカケルの良さを認識し直し、若い頃の好きだった気持ちを思い出すカンナ(松たか子)。もう一度恋に落ちたと言った方が良いかもしれないが、彼を救いたくて、ひどい言葉をかけて未来に帰る姿に涙。
そして、死を避けられないとしても、気が合うから好きだから、やっぱり結婚する、そう決めるカケル(松村北斗)の愛情深さ。変わった未来で愛情深く過ごした2人の尊い時間にまた涙。遺影がきっと変わってるんだろうな、と思っていたけど良い笑顔になっていて、正に、どう相手に接するか、どう生きるかで、こんなにも変わるのだなと実感。
恋愛はお互いの良いところを見つけて行き、結婚はお互いの嫌なマイナス面をぐりぐりつついていくものって、ちょっとわかる気もして笑っちゃったけど、そんな悲しく恐ろしいことを言わずに、思いやりと愛情を持って日々過ごしたいと思わせる映画です。
主演のお二人の演技力が素晴らしかったです。
それにしても、年取った松村北斗がふくよかになってるのは、綿詰めたりでできるんでしょうが、若い時の松たか子は?!どうなってるの? 若い時の姿が若干の加工で、44歳が老けメイク?? そこも知りたいですw
感動作品
良作でした。ありがとうは顔を見て伝えましょう
今年2本目
評判が良さそうなので見てみました。
ジャンルとしてはタイムループ&ラブコメディ。
良作でした!
1.松村北斗さん演じる硯駆
素敵でした。
今まで彼のことを知らなかったのですが、
少しだけ枯れた声、優しい笑顔がいいですね。
くたびれきって妻に関心を失い、色あせた生活をする今と覚悟を持って15年過ごした後のキラキラ感の差が素晴らしい。
2.松たか子さん演じる高畑かんな
自分と同じくらいの年なので立派な中年で、さらに色あせた生活でもこもこに着込み、老け込んでます。
タイムリープで必死に何度も何度も夫を助けたくて
戻る過程でお化粧し、ドレスアップしていきます。
きっと昔の夫に恋をしたのでしょうね。
「ドキドキさせないでください!」を聞きたくて何回も行ったり来たりが可愛いです。
また夫を傷つけたと思ってまた戻ってくるところも好き。
若い松さんはやっぱり可愛いけどどこか飯島直子さんに見えてしまいました。
3.その他
〇こども新聞
謎感が強いが重要な役回り。
〇吉岡里帆 可愛い若い子がいると思ったら彼女でした。誰にも興味を持ってもらえず、亡くなって可哀想とのコメント。確かに。
〇かき氷後ろの人
教授の娘じゃなくておばさんが好きなんだよ!の発言が好き。
4.振り返り
自分は妻との仲は良い方だと思っているけど、ありがとう、おはよう、お休み、頂きます、ご馳走様、いってらっしゃい、只今はしっかり顔を見て言おうと思いました。好きの反対は無関心。
坂元×塚原
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