劇場公開日 2025年2月7日

ファーストキス 1ST KISSのレビュー・感想・評価

全754件中、461~480件目を表示

5.0夫婦生活に疲れた頃にまた観たい

2025年2月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

もうすぐ結婚記念日で4年めを迎える夫と鑑賞した。
同じタイミングで笑い、泣き、偶然その日の朝に触れた情報が出てきて思わず顔を見合わせ、「食べる?」と聞いたら「僕はいいや」と言われたポップコーンには途中で手が伸びて来て、と映画館ならではの楽しい時間を過ごした。
もし10年くらいして、少し夫婦の会話が減ったかな、と思う日が来たら、「昔一緒に観たあの映画をまた観たい」と誘おうか。

この映画を観た人生と、観ない人生の分岐があったなら、きっと観た人生の方が幸せなものになる。そんな確信を持った。

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りんね

4.5『松たか子』が巧すぎて

2025年2月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

ホームから線路に落ちた幼児を助けはしたものの、
自身は電車にはねられてしまった夫『駈(松村北斗)』。

そののち干物のような暮らしをおくっていた
妻の『カンナ(松たか子)』だが、
ひょんなことからタイムトラベルの方法を知ったことで、
時を遡り、夫が死なない未来にするために奮闘する。

もっとも結婚して十五年になる夫婦の仲は冷え切り、
彼が亡くなったのは離婚届を出す直前だった。

本作での縛りは、
二人が初めて出会った場所と日にしか移動できないことと、
限られた時間しか過去にいられないこと。

知恵を振り絞り、
亡くなる日の行動に影響を与えそうなことをピックアップ、
過去の夫の考えや嗜好を誘導し、
望む方向の未来に変えようとする。

しかし、何回繰り返しても、
現在に戻った彼女を待っているのは
誰も居ない冷え切った部屋。

そうこうしているうちに
タイムトラベルが成立する条件の終わりは
刻一刻と迫って来る。

究極的には二人が結婚しなければ
夫を救えたかもしれない。

これがラストチャンスと悟った『カンナ』は
今までとは違った手を打つ。

それによって未来は変えられるのか?

切ない物語りでありながら
全体を覆うのは{コメディ}のトーン。

がさつな『カンナ』と、
クールで物静かな『駆』のやり取りが、
柔らかな笑いを生む。

『カンナ』は付箋とレシートと紐を使い、
その日の夫の行動と
以前の出来事の相関が一覧できるモデルを作る。

過去に戻った彼女の行動を説明するのに一目瞭然のアイテムで、
脚本の練り込みの帰結だろうが、かなりの優れもの。

最初の馴れ初めが詳しく語られることはない。
が、45歳の『カンナ』は
自分に出会う直前の29歳の『駆』に二度目の恋をする。

それは乙女のような清新さで、
観ている側が気恥ずかしくなるほど。

『駆』も短い時間で、なぜかしら彼女に魅かれて行く。

なのに初々しい感情が、
年を経るごとにすり減り、
すきま風が吹くようになったのはなぜか。

それに気づいたことで
二人の間には至福の十五年が生まれる。

『松村北斗』の実年齢は29歳。
『松たか子』は47歳で、ほぼリアルな役柄。

夫の靴下を間違えて履いても
全然気づかぬほどそそっかしい『カンナ』を
生き生きと演じる。

年齢的には立派に「おばさん」も
それを感じさせない可愛さ。
一回り以上の年齢差があっても、
惚れてしまうのに不自然さはない。

どうにもわやくちゃなのに、
時として彼女の素がふっと出てしまう場面がある。

例えば、三年待ちで入手した餃子をフライパンで焼くシーン。
「美味しくできますように」と柏手を打つのだが、
その仕草からは素の粋が溢れ出す。

身についた所作を抜き切るのは、
彼女くらいの達者になっても難しいのだろう。

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ジュン一

4.5気づけば惹き込まれている

2025年2月12日
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泣ける

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ヒョコツ

4.5泣ける映画で後味も悪くない!

2025年2月12日
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泣ける

楽しい

幸せ

すごい好きなやつだった
夫婦関係のことについての話はグサグサ刺さるものがあるなと思い、胸が痛い
宣伝や、テレビの特集で色々話を聞いちゃうと、これからこうなるのよねとか予想しながら見ちゃうから、番宣見なければよかったなと後悔したけど、映画の内容的にはそこまで面白展開ではなかった
個人的には違和感ある構成ではあったけど、それを凌駕する、松さんの演技や、20代の顔はまるでラブジェネだったことなどで、めっちゃよかった

泣ける映画としてまたみたいなと思った一作
そして、後味も悪くなくてよかった

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えびどら

5.0なんどでも見たい

2025年2月12日
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藤ちゅず

4.0ライトなラブストーリー

2025年2月12日
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坂元裕二脚本の恋愛モノと言えば「花束みたいな恋をした」でまったくピンと来なかった私には不安もあったし、そもそも恋愛映画は苦手。
それでも松たか子ファンで、塚原あゆ子監督作品となれば、サブスク解禁を待つというワケにもいかない。
世間の評判はかなり良いらしいじゃないですか。

ということで映画スタート。

結果から言うと、かなり「ライトなラブストーリー」。
圧倒的な悲劇やこれ見よがしの感動をゴリゴリ押し付けてくるタイプのお話ではなく、どちらかというと、「コメディタッチのSF」として観られるエンタメ寄りの映画でした。
藤子不二雄F先生の短編とかにありそうな話。
恋愛映画が苦手な私でも十分楽しめた。

冒頭に起きる事故をなんとか回避したいというのが物語の軸なんだけど、主人公がその本筋から離れて恋愛を楽しんじゃうのをこちらは笑いつつ、「そんなことしなくても防げるんじゃね?」って部分は多いし、メタバースSF的な意味では矛盾もある。でも、コメディ要素が強い分お話のタッチも軽く、観ている側がそんなに真剣にツジツマ合わせをしない様に作られているのは、さすが人気脚本家と人気監督の手腕。

俳優の若い頃の姿が普通にCGで動画として再現されるのも当たり前になったんだなあ、と感慨深かったり。

繰り返すタイムループの中で、繰り返し登場するサブ(とも言えないような)キャラが、大物小物問わず、突然物語に機能してきたりするのも楽しい。「あ、あなたはそっち側なのね(笑)」みたいな。
人物以外にも柿ピーとか靴下とか付箋とかも物語のカギになってる(こっちは多少しつこいかな)。

作品のラストも予想以上に軽い。
決してハッピーエンドではない、むしろ残酷な結末でもあったのに、最後に観客は「これで、また会えるんだね」と微笑んでこのお話を見送ることができる、という気持ちの良い設計になっている。

個人的に松たか子って(いろんな役をやるけど)コメディエンヌとしては屈指の存在だと思っていて、この作品を悲しくも楽しくさせているのは松たか子の存在無しには語れない。
松村北斗はもちろん、周りの役者さんも良いけど、私にはやはり「松たか子ありき」の映画でした。これはファンだからしょうがないね。

あ、これもたいしたことじゃないけど、ずっと気になったのは、あの学級新聞の子供達。新聞のためのチェキなら、写真を主人公にあげることはないだろうし、「勝手に撮るな」「大事な証拠だからよこせ」と毎回取り上げてたなら、なんかヤだな。
チェキが手元にある理由が気にならない前置きがあるともっといいかな。
まあ、些細なことです。

作品としては爆速で興行ランキング1位。
レビューの数とちょっと高過ぎとも思える評価と合わせて、それはそれで疑問に思う部分も無くはないけど、作品としての評判が上がり、映画館に足を運ぶ人が増えるならそれに越したことはないよね。

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キレンジャー

4.0切なすぎる‥

2025年2月12日
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mimka

5.0こどもは見ちゃダメ!

2025年2月12日
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泣ける

楽しい

幸せ

祝日で周りは若いカップルが(←死語やね)がたくさん。
予告編やCMを観て、おっ?なかなか良さげなっと思って観たんですが⋯。
既婚者が観て感謝やら反省やら懐かしさやら諦めを噛みしめてしまうのね。うん。
そこの二人!ハンコを押すのは大した力はいらないのよ。勢いも流れに身を委ねてドンブラコッコ。
でも年を取ると労力も体力も精神力も5倍返しにくるのよ。
あ~やだやだ。
でも観た後にパートナーに愛おしさを感じてしまう作品でした。
あの頃に⋯帰りたい?いや。うちはいいや。

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すけちゃん

5.0今この瞬間、この歳でこの映画を観ることができて良かった。

2025年2月12日
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yag

3.02人のお芝居が素晴らしい

2025年2月12日
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まだ20代なのに中年男性のお芝居がうますぎる、松村北斗!
あの中年特有の“ちょっとイヤな咳“、“イヤな扉の閉め方“、“喋るの嫌だけど返事だけはしないといけないから仕方なく声だけ出す“感じ、凄い。

青年期のきらきらしたカケルは魅力的でしたが、私はあのイヤなお芝居に感動してしまった。
もっと年を重ねたら彼はどんな作品に出るんだろう…楽しみです

一方、松たか子は今の年齢もチャーミングだけれど若い頃のシーンがとんでもなくカワイイ!女でも恋しちゃいそうになる。
カケルとのシーンも全く違和感が無かったですね。
ロンバケ・ラブジェネ世代なのでとても懐かしかったです。

私はどうしてもタイムスリップ物にはSF的な楽しさを求めてしまうところがあるので、そういう要素は無かったです。
あくまでラブストーリーですね。

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しらこ

2.5欠点は変わらなくても

2025年2月12日
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2025年5本目『ファーストキス』
未来の死を回避するため何度もタイムトラベルする親の顔より見た設定の映画...「恋愛では見えなかった欠点が結婚だと4Kになる」でもそんなあなただから好きになった。最後何が変わって何が変わらなかったか。願わくばあの手紙でそれを強調する作りにしてほしかった

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Jongo

4.5終わりを知りながら人と向き合う

2025年2月11日
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坂本裕二と松たか子って何でこんなに相性良いのでしょうか。それだけで見る価値があると思った。
に対する松村北斗もとても良かった。

とりあえず感想は、もう一度見たい。
きっと一回じゃ気づかない伏線がたくさんあったんだろうな。

終わりを知りながら人と向き合う。
その残酷さを受け止めてまで、この人と一緒にいたいと思う。未来からの贈り物はとても残酷で、でもとても美しい。人は終わりを知ってこそ、輝きだす。
そんなことがジーンと後から湧いてきました。

同じシーンの繰り返し、その中で繰り広げられる見事なまでの会話劇。何度も噛み締めていたいな、と思うような映画でした。

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ひろみちゃん

4.5涙腺崩壊!この運命は変えられない、出会った頃の貴方にもう一度逢えたなら きっと。

2025年2月11日
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泣ける

悲しい

幸せ

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The silk sky

4.015年後で待ってる

2025年2月11日
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泣ける

悲しい

興奮

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トマト

5.0カケルとカンナの愛に号泣

2025年2月11日
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泣ける

笑える

幸せ

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すえ

5.0中年超夫婦涙腺高精度攻撃ミサイル

2025年2月11日
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もともと知らん人と知らん人が夫婦になり長い年月を共に過ごす、でもそれってうまくいくとは限らん、なぜなら、元々知らん人と知らん人だから

そうしてキンキンに冷えたギリギリの関係の中、取り返しつかない悲劇が起こって、そして何故か自分には、過去と行き来する技術が芽生えてる

タイムトラベル作品はだいたい辻褄は合わないので鷹揚に構えるのが大事

中年超夫婦涙腺を高精度攻撃するミサイルみたいな作品、すべてが絶妙に過ぎるし、そしてすべてに合点がいく

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sysr

5.0素敵なお話でした✨

2025年2月11日
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笑える

幸せ

久しぶりに、気持ち安らぐ映画に出会いました

ネタバレするので、色々書きませんが、見終わった時に、とても優しい?気持ちになりました

ギスギスするって、損だな
って…

旦那さんのマヌケな寝顔を横目に…
色々あったけど、
これからの人生2人で楽しく笑って、
この人を大切に生きていけば、きっといい終わりを迎えられるんだろうなぁ

そんな事を思いました

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かえるパン

4.0時おば

2025年2月11日
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時をかけるおばさん、の話なんだが、坂元裕二脚本作品の『花束みたいな恋をした』の二人が背伸びをしたような(サブカルを排除)結婚物語だと感じた。

タイムループという事を扱いながら、そのギミックよりも、主人公2人の愛おしい出会い方、馴れ初め1日目が何度も描かれるのに、巧妙な会話劇で全く飽きない。

そう、何度も松たか子に一目惚れしちゃうんだよね。それだけで、この映画の価値はある。

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かさでみー

4.5さてさて、二人の運命は変えられたのか!?

2025年2月11日
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泣ける

笑える

幸せ

予告編であらすじを観て、タイムトラベル部分がどうなるのか興味津々でしたが、SFではないのでそのへんはサラリとかわしたストーリ展開が上手いなと思いました。
起こってほしくなかった事を変えるため、いくつもあった運命の分岐点に戻っては過去を変えようとするけれど…
運命の分岐点を視覚的に表した、「現在」の妻の部屋のオブジェがとても印象的でした。
少しふっくらと見せている「現在」の松たか子と輝くばかりの美しさを誇る「過去」の松たか子。
15年前の夫が惚れるのも納得の年を重ねても変わらない美しさにため息です。

タイムトラベルもの特有のパラドックスに頭が少々混乱したり、松村北斗、それで納得したのか?君は?的な少々強引なまとめ方が少々腑に落ちない部分もありましたがコメディタッチな台詞回しを含めて観客を飽きさせない展開でした。
さてさて、二人の運命は変えられたのか!?
起こった事ではなく、どのような気持ちで生きてきたのかが幸福を決めるという言葉をシミジミと噛み締めたくなりました。

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さとうきび

4.0萌える

2025年2月11日
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出会った頃の旦那さんに萌えるシーンや、会話が楽しい。

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おきん
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