ファーストキス 1ST KISSのレビュー・感想・評価
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坂元裕二が作り出す松たか子のシンフォニー
愛されるより愛することの大切さ
ずっと好きでいること
2人がが一つの家に浸み始めると見えてくるものは
相手の良くないところだと人は言います
でもどうだろう
それは自分の心の持ち方なのだと思います
好きでいつづけることはそんなに難しいことじゃないのかもしれない
ファーストキスの時、どんな気持ちだったの?
思い出せる?
人の命が尽きるまでは決まっていると思います
ただ、それは未来のことで誰にもわからない
わからないことは無いのと同じこと
でも突然その時がくることだってある
後で悔やんでもどうにもならないこと
だったら今を、今までを大切にしたい
何気ないやり取りが愛おしくなるくらい丁寧に暮らしたい
そして何よりずっと好きでいつづけたい
それなら立ち直りもできるのだと思う
「ありがとう」と心から言えると思う
愚痴すらも愛に包まれるような気がします
今からでもそれはきっとできる
運命って何???
*なぜ運命には抗えないのかな?
いくら離婚寸前の夫婦でも、突然夫が亡くなってしまった喪失感は否めない。なんでもっと話を聞いてあげなかったんだろう?たくさんの事に共感してあげなかったんだろう?後悔しても間に合わない・・カンナは夫を凄く愛していたのかも知れない・・
*偶然をきっかけにカンナは何回もタイムリープを繰り返して15年前の駈(夫)にあの事故を何とか回避させようとする!
*松さんがすごくコケティッシュで可愛らしい!北斗さんは初々しく、まっすぐで、やっぱり可愛らしい!(私的に北斗さんの声が大好きなんですぅ)かき氷の列に並んでる若い女子がいい味出してくる!
*この物語は圧倒的な二人の会話劇を楽しませながらじわじわと二人の世界に引きずりこんでいく!!
*ラストシーンは胸や目頭が熱くなった!
でも私はラストシーンを何も覚えていないのはなんで???
すごく大事なこと
かなり思ってたのと違う感じでした
思いがけず涙が溢れてしまった
松たか子扮するカンナと松村北斗扮する駈の夫婦仲が最悪なまま、駈は電車事故で亡くなってしまうが、目も合わせない日常を送っていた夫婦の関係を、カンナが過去に戻ることでどうなるのか
カンナが何度も過去に戻り、駈と出会った頃のことを思い出したカンナは、何とか駈が死なないよう過去を変える努力をしてみたが、結果的には駈は死んでしまい、その未来は変えられなかった
だけど1つ、15年前の駈が2人の未来を知ったこと
そのことが15年の月日を変えた
駈は自分の死を受け入れながらも、後悔しないようカンナとの幸せな日々を送ったに違いない
その15年間はカンナにとっても幸せな15年間になっていたというわけだ
それは過去に戻ったカンナの、駈を思う気持ちが15年前の駈に伝わったから変わった未来で、思いやりに溢れた夫婦の姿に涙が溢れてきたのだった
駈の死後
宅配で届いた3年待ちの餃子が、過去ではカンナが焼くのに失敗して散々な餃子になってしまったが、未来では駈の優しさから頼まれたものになっていて、きっと美味しく焼けたのだろう
松たか子、松村北斗扮する夫婦の独特だが愛に溢れたやり取りがとても良かった
少し無理がある設定かな?
カンナの健気さよ
夫が事故で死ぬ現実を過去に戻って覆そうとするお話。
カンナが健気でたまらない。
でも、
それはきっと亡くなった当時の夫ではなく過去の世界で出会った硯駈を未来で死なせないために。
最後に涙するカンナは、駈が出会ったそれとは違うかもしれないのに。
未来での事実は変わらずとも戻ったカンナはどういう気持ちだったのだろう。。。
吉岡里帆が過去のほうが老けて見えたのは自分だけだろうか。。。
凄く面白かったです。
坂元さんの脚本好きならぜひどうぞ
三日間、スキーを滑りまくってからレイトショーでパートナーと視聴。眠い目を擦りながら頑張って一緒に観てくれました。
坂元さんの描く、人と人との掛け合いが大好きで大豆田や、カルテットと言ったドラマを中心に観ていたファンです。
とにかく坂元さんの作るセリフが好きです。どうしてそんなに綺麗で響く言葉選びができるんだろう、と思います。今回の映画も2人にしかわからない言語というか、雰囲気というか、世界観が本当に素敵でした。
ただ、生死を軸とするタイムリープものとしての、絶望感のようなものが足りないような気がしました。何度も何度も戻ってくる時の辛さをあえて描いていないのか、もっともっとしんどいだろうなぁ。と思いました。
映画を通して、納得できないこと(自分の立場ならもう一度この人と結婚して死を選ぶかなぁ、とか)はありましたが、全部を整えてそしていい意味で後ろに引き摺らない脚本に拍手。週末に見る映画はこうでなくっちゃね、と言った感じです。
好きなシーン
「もう一回!」と彼からの素敵なセリフをお代わりするところ。わかる…何度でも言って欲しいし、綺麗な格好して受けたいよね
全然目立たないシーンだと思うのですが、遺影の写真たてをティッシュで拭くシーン。これ、経験ある方はわかると思うのですが、遺影(特に新しいもの)って埃が目立つんですよね。身の回りの整理整頓はできないくらい疲弊していても、遺影の埃を毎日毎日ティッシュで拭いていた自分の背中と重なりました。あんなシーン、どうやって生み出すんだろう…そういう人を身近で見ないと気づかないシーンだな、と思います。
そういう、人として生きていくなかでの「あるある」がたくさん入っているところも見ていて面白いです。
意外だったが、素晴らしいラストだった
坂元裕二脚本、塚原あゆ子監督、しかもタイムトラベルもの映画となると興味しかわかない。
まぁ、実際はタイムトラベルの設定(過去のどの時間に戻り、現在のどの時間に戻るのか、そしてタイムトラベルする方法)が結構曖昧なのは残念なところ。でも、そこを厳密に考察するような映画ではないことは百も承知なのでそこは問題ではない。
大事なのは夫を救おうとする妻の奮闘と、その結果に感動できればそれでいいと思っていた。ある意味期待通り。何回も試行錯誤しながら過去を変えようとする松たか子と、「初めての出会い」を繰り返す松村北斗のやりとりをただただ楽しんだ。本来、死にかかわる話だから深刻になりがちなのだが、そこを少し面白可笑しい会話にしてしまう脚本が素晴らしい。やはり坂元裕二さんはすごい。そしてクライマックスだ。これはちょっと意外なものだった。え!?そうなの!?と拍子抜けしてしまったくらい。でも、最後まで観ると、いや、これでよかったんだと思えてくる。過去を変えようとした未来の妻の思いを受けて、夫は自分の未来をどう変えていくのか。その思いに涙を抑えることができなかった。そしてちょっとした伏線回収もあるラスト。本当に素晴らしいラストシーンだった。もう手遅れな人たちもいるかもしれないが、パートナーと2人で観たら関係性が少し変わる(元に戻る)んじゃないか。そんなことさえ妄想できる映画だ。
最近のドラマや映画では、出演している俳優の過去の姿(子ども時代は無理だが)を、若作りさせた本人に演じさせる傾向にある。若さの演出に若干無理があると感じるときもあるが、本作は完璧だった。松たか子の15年前の姿が本当に若く見える。15年前に自分たちが観ていたあの時の松たか子がスクリーンに甦ったかのよう。だから、歳を重ねた松たか子も、若い松たか子もどちらもちゃんと魅力的に見えた。松村北斗が歳を重ねた松たか子に恋していく流れも違和感がない。あの技術(CG?)は他の作品でもスタンダードになってほしい。
松松コンビのやわらかくて軽妙な掛け合いがいい
昔と今を思いながら観る映画 映画感想ではほぼない
私は現在38歳、彼氏は50歳。
今年中には籍を入れる予定です。
2年前に元旦那と別れました。
原因は不貞です。
それ以外にも別れそうになるぐらいのモラハラを耐え
それでも、周りからは仲のいい夫婦でいたと思います。
楽しい時間もギリギリまでありました。
私にも至らぬ点が多く、認め合いながら2人で生きていく予定でした。
しかし別れることになり…
それでも、泣いてばかりでもいられないと
前から友人だったひとまわり離れた彼に話を聞いてもらい
支えてもらっているうちに、『今の私にはこの人が必要だ』
と気づき告白をこちらからして交際をスタート。
元旦那とのことで悲しい気持ちがフラッシュバッグする中
彼の思いやりに助けてもらい、今があります。
彼とこの映画を見ることができたこと
本当に良かったと思います。
前の結婚はやり直すことはできないけど
今をやり直して強く生きていけています。
子なし夫婦の話だからとても共感できました。
お守りになる映画です。
ありがとうございます。
※映画の後に仲のいいラーメン屋の店長に、奥さんとぜひ!ファーストキス観てね!!と伝えたらまさかの…
『あー、うちはもう離婚するんよ』と言われました。
不貞ではなくすれ違いやいろんなことが原因のようです。
夫婦は難しい
夫婦であること、その幸せ
夫である駈くんの事故死から物語は始まります。妻であるカンナさんとは冷え切っており、彼が事故で死んだ日は離婚届を役所に提出する日でした。愛し合って結婚したのに、時が経つにつれパートナーから同居人になり食卓も寝所も別々に。そして離婚で他人に戻る。この過程は悲しいですね。見ててそうなるだろうなと。
ある冬の日、カンナさんは過去と現在を行き来する方法を発見します。そして過去での行動が少しだけ未来に影響を与えることも。そこから駈くんが死なない未来を作ろうとあの手この手で大奮闘するんです。もう40歳半ばに達しているカンナさん。時には滑稽に、時には大失敗しながら、頑張る姿がとても愛おしいです。
最終的には、彼が死ぬという運命は変えられません。バック・トゥ・ザ・フューチャのようにはなりません。でも、そのことを知った彼が、ほんの少し心がけや行動を変えるだけで夫婦生活自体は壊れないというストーリーで、まずまずのハッピーエンドに仕上がっています。彼のファーストキス(過去)とラストレター(15年後)が美しいです。
夫婦であることの幸せとは、本当に小さなことの積み重ねなんですね。食べるものは違っていても同じ食卓で朝食を取るとかね。確かにそういうことなんだろうと私も実感します。
★良かった点
・場面ごとのセリフ回しが良い
この映画、名台詞がいっぱいあります。ノベライズが出たら買おうかな。私がウンウンと思ったのは「恋は盲目だけれど、結婚したら4K解像度で見れる」ってやつ。私自身、長めの交際を経て結婚しましたが、一緒に暮らし始めた当初はびっくりしてましたよ。こんなことがイヤなんやと。もう結婚してウン10年ですが、もはやできる限り文句を言わないよう注意して暮らしております。「(未来から来た)今の君と会いたいから結婚しよう」というプロポーズも良かったです。
・頑張る松たか子さんがひたすらかわいい
犬にまとわりつかれ、疾走し、古生物学の本を購入し、ロープウェイの駅で落下し、氷屋さんの列の後ろに並ぶ若い女に毒づかれたりしながら、滑稽なまでにがんばるおばちゃん。応援したくなる。
・松村北斗君の演技が良い
死んだ当時の老けメイク。若い頃から離婚寸前の時までの立ち居振る舞い。突然現れたカンナさんを不審に思ったり、「好き」をあふれさせたり、素晴らしい演技だったと思います。
★惜しかった点
・タイムリープの仕組みのわかりにくさ
多分、特定の日に戻って、特定の日に帰ってくる。時間も限定されている。しかし、ちょっとわかりにくい。これが明確であることにストーリー上は大した意味はないので、問題ないとも思いますが、私は明解な方が好み。
・やっぱりスカッとハッピーエンドもありなのでは
これは賛否両論あると思うがアメリカ映画なら駈くんは死なない。私が彼なら状況を事細かに聞いて、事前にベビーカーが落ちるのを防ぐように考える。しかし、この運命を変えちゃうと余韻みたいなのが減ってしまうかなあ。でもね。おじさんは、やはり誰かが頑張ったら、その努力には報いてあげたくなるんだ。大けがして包帯だらけの彼が「ごめん。かっこつけ過ぎちゃったよ」「バカ。どんだけ心配したと思ってんの?」でも良かったと思うんだよ。
・夫婦には子供がいない
子供がいると全く違う視点・感情が生まれるので、この映画とは別物になると思います。これはそういう別作品に期待しましょう。この映画はむしろ純愛もの。そう考えると惜しくはないか。
・音楽...悪くなかったけれど、私はヨルシカの「忘れてください」を推奨します。
総じて見れば良い映画でした。映画館で見られて良かったです。
心がじんわりして思わずクスッとしてしまう映画
切なくて少し、暖かさも感じるような
何度もリセットして、過去をやり直す。
そんな都合の良いこと、本来、起きるはずなどないのに、都合の良い終わりを迎えるのかと期待してしまった。
運命を知っていたら。どこで何が起きるのか知っていたら。例え、知っていても。本来、みんな誰もが人生は一度きり。知ってたら何とかなるなんて、それは、ご都合主義だよね。って、気付かされました。思ってしまって、それがとても切なかったです。
タイムスリップ出来る内容の映画で、今を大切にすることの大切さを感じさせられました。
知っていて放棄は出来ない真っ直ぐな優しさの不器用さの中、彼なりに善処したのであろうことがちらほら見受けられて、切なかったです。
最悪のバッドエンドは…
※タイトルがネタバレになるかもと思って変更しました。他にも加筆してるところがあります。
本日3回目の鑑賞。
最初から、坂元裕二脚本で「カンナのおかげで未来が変わり、駆は死なずに2人は末永く幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし」とは絶対にならない、と確信していたので
・カンナが身代わりになって死を選び、駆が生き残る未来
・カンナが過去の駆と恋に落ちて過去で暮らすか、過去の駆が未来に行って2人で暮らす
・B T Fと逆パターンでカンナが駆と出会わない(別離)未来
と予想しました。結果としては3つめが割と核心に触れてはいるものの、実際は全く別のエンドで、それがまた坂元裕二脚本の真骨頂と言ったところでしょうか。そうかそう来たか。
ただ、15歳も年下のイケメンに恋されるって、中年女性の見果てぬ夢ではありますが、現実ではオバさんのイタイ妄想でしかなく、松たか子だからギリギリありとして見られたところもあるかと思いましたので、ちょっとした自虐もこめて0.5マイナスといたしました。くうう松たか子じゃなくてつれえええ。
それにしても若カンナは、若かりし頃の松たか子がタイムスリップしたのかと思うくらい自然な映像でした。逆にオバさんカンナは、ほうれい線やタプタプのあごも容赦なく描写されており、そこらへん自らを顧みるにつけ、思うところがなくもなく…(はああ)。にしても松たか子はいくつになってもキュートな女性ですね。ほんとにステキ。
さて駆役の松村北斗さん、申し訳ないけど自分は彼を存じあげず、今回初めて名前を知りましたが良い役者さんですね。未来からやって来たカンナに振り回され、好きになってこっぴどくフラれて涙目になった割には、彼女が未来の妻だと知ったとたん「だいたいキミはね」と態度が謎の夫シフトチェンジ笑。オジ駆のお腹周りがちょっぴりタプついてるところも芸が細かい。事故直後、駅員さんが片付ける飛び散ったと思しきアレやコレ、画面の右隅に映ってたのは…ですよね。一瞬だけどウッと思いました。
そして、坂元裕二脚本で楽しみな登場人物の軽妙な会話のやりとり、現実にありそうな日常の切り取り、見ている者に差し出される甘くない御伽噺。今回も堪能させていただきました。
鑑賞後、松たか子演じるカンナの死という最悪のバッドエンドでなくて良かったね、と同行の友人に話したところ「いや〜最悪は、松たか子が朝はパン派ではなくご飯派になってた未来エンドやろ」と言い出して…いや確かにそれダメ絶対!春の国民的行事…いや祭礼が中止と言う事態になってまうやん!!(白目)
あと、パンフレットはかなりのネタバレがあるので未見の方はご注意を。開くとちょっとしたお楽しみもありますし、この映画を高く評価した方は、購入することをオススメします。
鳴ってほしく無かった電話
松たか子はやっぱりパン食
休日にイオンシネマで
GG料金+ドコモポイントが使えて500円ナリ
ありがとうございます!
当初全くノーマークの一作
予告編を観てもピクリともせず
あぁまだこういうのがつくられてるのねとチラシも取らず
坂元裕二が脚本なのかとはチラっと思った
先週立ち読みしたキネ旬で辛口評論家が軒並み高評価で ん?
松村北斗はやっぱりキネ旬で1位だし興味があった
妻にさわりを話したところ どんだけこすられた設定かと
言うとおりだ オラもそう思っていた でもあえて観るのだ
で結論 正解 ナイス 素晴らしい一作だった
泣きこそしなかったが共感できたな
テイストは花束みたい に近いものを感じた
40~50代層にはグッとくる感じでないか
松村北斗よかった 角度によっていろんな表情
ちょっと江口洋介っぽいところもある
松たか子が犬にもまれる姿は今思い出しても可笑しい
いい感じに若返らせる現代の技術も素晴らしい
この使い古されたフォーマットを使いながら
監督とか脚本家が伝えたいメッセージがじんわり
過去は変えられないが未来は変えられる というのは今やありふれた言葉
本作では 過去が変われば(不幸な)未来が変わるはずだと主人公が奮闘する
が変えられない未来はあって…
でもちょっと変えられた未来を写真が物語るというシャレたストーリー
マイナス0.5の理由
タイムパラドックスの整理がいまひとつずさんな感じがしたのと
ラス前とラストのタイムリープの必然性がよく分からず
若干居心地が悪かった
あと予告編含め2時間超で尿意が限界…ゴメンナサイ
松たか子はやっぱりパン食なのだ 白い皿は使わないが
北斗はどっかのコメのCMに出ているのかなぁ
かつてアナログ写真業界にいたこともあって
チェキがいい感じで使われていたのがまた嬉しかった
いい休日になった
結婚と夫婦生活
設定やら諸々あって、途中少したるく感じたが、とにかく松たか子さんが...
離婚夫のためにタイムリープ
全711件中、201~220件目を表示
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