ファーストキス 1ST KISSのレビュー・感想・評価
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結局、どんなことになろうとも愛してるんだ
たとえ離婚届にサインしようが嫌いにはなれないんだねー
松たかこが何回もワープしてはポラロイドで写真撮られてでも、松村くんは死んでしまう結果になってしまって💧
最後は、事実を話してから大事な時間を2人で過ごしていく話ではあったけどー世の中の夫婦が皆んなこんなふうに沢山話していれば離婚率は下がる⁉️って思ってしまった😆未来がわかったら怖いけど、やっぱり死ぬってわかるなら時間大事に使うよね⁉️もう一度貴方に会いたいって思っちゃう😭何回もやり直す松たかこには笑えたけど🤣
松たか子は、パンを食う
タイムトラベル系、恋愛映画、評判がよかったので、ちょっと見てみました
映画の内容より、普段は老朽化したイオンシネマですが、今回は、ユナイテッド・シネマで
見ました、ユナイテッド・シネマも経年してますが、劇場の改装をしているので、比較的
新しい、何よりも音響があまりにも違いすぎて、施設の善し悪しを実感しました
映画の内容は、過去を変えても、結果は変わらない、変わらないなら、その生きる時間を
充実させよう、という感じかな
タイムトラベル系の話は、各人、それなりの考え方があると思うので、今回の時間遡及は
私が思うタイムトラベルとは違う感じでした、簡単に往復しすぎかと
それよりも、夫婦で朝食のシーンがあるのですが、さすがは松たか子、
朝食はトーストでした、夫は米と味噌汁でしたけど、そこが気になって気になって
でした
まあ、大人の恋愛映画という感じでしょうか、静かな映画がお好みの方は是非です
ファーストキス
どこにフォーカスすべきか?
タイムスリップでやり直しが軸ではあるが、オール・ユー・ニード・キルのように、何度も失敗して出直すところで、端々に松たか子が笑わせてくれるが、映画館の女性客はクスリとも笑っていなかった。やり直す直接のきっかけは、夫の死だが、それ以前に夫婦関係が冷え込んでいた。夫が夢をあきらめてサラリーマンになったことで、ちょっとしたズレが修復できなくなっていった。やり直すとすれば、その根本である夫の夢のあきらめであったり、それを受け入れなかった妻であったりするのだが、やり直しは、常にコロッケを買わないとか、そもそも出会わなければ良かったとか、外形的なことに終始する。しかし、死からは逃れられない。それでもやり直しは成功だった。この映画の二人にとっては。別の結婚生活が待っていた。なんで? なんで、今度は仲良くなれたん? そこがよくわからなかった。失敗したことを事前に話し合ったから? それ、ただのカンニングやん。ということで、なんかもやもやしたまま終わった。妻が夫を愛していたということはわかった。そのときは涙がこぼれた。ただ、夫が死ぬ前に手紙を残していたところは泣けなかった。昭和の男のラブレターだ。妻の上っ面のことしか見ていない。まあ、そんなものなんだろが、胸には来ない。テンポや空気感は良かったので、残念だった。
飾らない夫婦愛の物語
15年連れ添った夫の駈(演:松村北斗)を事故で失った妻カンナ(演:松たか子)。夫を亡くした喪失感を引きずりながらも自らの仕事と生活を立て直そうとする中で、ある偶然がきっかけで2人が出会ったあの日にタイムスリップしてしまう。
そこで過去を変えれば、夫の死を防げるのではないかと気づきあらゆる手段を試していくが――
恋人やパートナーの死を防ぐためにタイムスリップして未来を変える、というテーマとしてはありがちな作品だが、それだけに終わらない魅力を持っている。
夫婦仲は決して良好という訳ではなく、結婚生活が進む中で生活習慣や価値観のズレから次第に2人の関係は冷めていく。
それでも過去に戻って会ったかつての夫は恋をしていた頃の感情を思い起こさせてくれる。
「夫婦」という物をありのままに描いたストーリーで、その上で2人の出した答えはとても重く美しい。
タイトルに躊躇して見ていなかったが…
心に染みいるあたたかくステキな作品でした。
タイトルを知ったときはファーストキス…松村北斗と松たか子の年の差恋愛作品かぁ…と恐縮にも軽んじていました。
塚原監督が「Nのために」「アンナチュラル」「ラストマイル」「海に眠るダイヤモンド」わたしの好きな作品を手掛けている方であり、脚本を手掛けているのは「カルテット」の坂元さんであると知り、これは必ず見ないといけないと思いたち即座に観にいきました。
キャストがまず、すばらしかったです。
松村北斗さん、あれほどの演技をされる方だと知らず驚きました。興味のある対象物のことに熱量を込めて話す様子はくすりと笑ってしまう程お似合いの役でした。あといい声でした。
松たか子さんが遮二無二と生活している姿はとても人間味があり好きなので本作でもその姿が見られてうれしかったです。
いまある出逢いを大切にしているつもりでも、朝は片手間に見送っていた自分でしたが、明日からは忙しくとも家族には行ってらっしゃい。気をつけてね。と手を止めて声かけしようかな。と思わせてくれるステキな作品でした。やれるかはわかりませんが。
おじいちゃんおばあちゃん夫妻が観にきていてほっこり
駈が亡くなる前日に、日常の本当に変哲のない会話の中で、
「明日トースター届くよ、遠赤外線で美味しく焼けるやつ。」
と言うシーンが1番泣けた。
自分が死んでしまう前日に、
愛している人に最後のプレゼント。
これからも日々を過ごしていくカンナに、毎朝食べるパンがちょっと美味しくなる、ささやかで温かな幸せをプレゼントしたんだな、と思いジーンときた。
宝石などのすごく高価なものではなくトースターというところが、これから続いていく日常を考えて出した駈の答えという点が愛を感じた。
ただそこがジーンとくるピークで、その後の手紙はどうぞ泣いてくださいという感じが全面に出ていて個人的には好きではなかった。
何度も繰り返し過去に戻って夫を助けるために奮闘したカンナとは別の次元のカンナは手紙もトースターももらえるけど、
冷え切った夫婦生活を15年も過ごしたのにも関わらず過去に戻った世界線のカンナはこれで報われたのだろうか。
ただただ幸せだったカンナだけ救われる展開に疑問。
とうとう坂元裕二も韓流ドラマみたいなタイムスリップものを書くようになったか!
とうとう坂元裕二も韓流ドラマみたいなタイムスリップものを書くようになったか、と思いましたが、やはり、ちょっと稚拙。
多分、そんなにタイムスリップに重きを置いてなく、一番の優先順位は、破局したカップルの再生がテーマだったんだろうね。
その意味ではまあまあかも。でもタイムスリップものとしては、ツッコミどころが多い。
ただ、松たか子と松村北斗のシチュエーションコントを楽しむようなところがある。
いろんなパターンをタイムスリップで繰り返し見せる。それが結構楽しい。
いってみれば、松たか子と松村北斗を愛でる映画だったと思う。
で、それは結構成功していて、鑑賞後の満足感はある。
松たか子の若い頃の再現もCGで修正をしていて見応えはあるし、反対に、松村北斗の中年太りも見応え(?)があった。
松たか子は、おばさんになってから、本当に魅力的になった。
久々の恋愛もの
松たか子さんは若い時から若く見えないけど老けても見えない不思議な人だと思ってた
今でも私の中ではそうで若く見えないけど老けて見えない
なので若い頃の旦那さんとのやり取りがあんまり違和感を感じずだった
だんだん若い頃の旦那さんを改めて好きになっいく感じは自然で良いけど、若い旦那さんが毎回初めて出会うのにその1日で惹かれるのはちょいと不自然
運命ということでOKか?
教訓:不動産はやめとけ
相思相愛の時に戻り自分を見つめ直し、気持ちの整理をつける人妻のタイムトラベルファンタジー
久し振りに妻と一緒に映画館で見学しました。結婚当初は私が選んだ映画をテレビで仲良く観たものの、今ではお互いの嗜好に余計な口出しをしない暗黙の了解のもと、それぞれに趣味を尊重しています。主演のお二人、松たか子と松村北斗のファンである妻の誘い、それと偶然にも私の兄が妻に薦めたこともあっての劇場鑑賞になりました。
近年リアリティを追求した題材が多い反面、タイムトラベルなどのファンタジー作品も制作されている日本映画の特徴を感じています。その視点で批評すれば、この映画の良さは夫婦生活の実感を背景に据えて、突然事故で夫を失った妻が心の整理をするため何度もタイムススリップする仮想体験の面白さがバランスよく描かれていることです。このリアリティとファンタジーのまとまりの良さは、脚本家坂元裕二が主演松たか子の力量と個性に合った役柄を創作した成果と言っていい。テレビドラマ史上の名作と評価したい「カルテット」(2017年)の時の相性とキャスティングの妙を彷彿とさせました。論理的な台詞で登場人物の性格を表現することに長けている坂元裕二の長短併せ持つ武器は、時に厄介に感じて好悪が分かれますが、この作品では理知的過ぎず程よく人物の輪郭を描いています。主人公硯カンナの2.5次元舞台の美術デザイナーと硯駈の古生物学者の異色の設定は、博学と幅広い作家活動による坂元裕二ならではの独創性でした。夫の運命を変えるために繰り返すタイムトラベルの試行錯誤の面白さも、実に映画的な表現で飽きさせません。駈のドキドキさせないで下さいを聴きたくて衣装を替えるカンナの女性心理描写。駈が注文した最新の古生物学の専門書を過去に持って行って未来の購買の時間を無くそうとするも、新説に驚く教授と駈の間から取り返すドタバタ振り。ホテルの庭園で犬に絡まれるのを避けるためにフリスビーを何個も持って行って投げるその仕草の可笑しさ。一寸出過ぎるも、夏休みの新聞作りの取材をする小学生がポラロイドカメラでカンナを撮るシーンと、後はその音だけで済ます省略の技巧。そして何度もかき氷の列に並びながら結局食べれない2人の心残り。
残念なのは、ここまで好感を持って楽しみ得た最後の結末が盛り上がりに欠けて、全体の印象を軽くしたことでした。15年後の妻から警告された駈が幸せな結婚生活を送っていたなら、生きたい欲望が生まれるはずです。運命を変えると別な電車事故が起き、多くの人が犠牲になるのは、ハーバード大学教授のマイケル・サンデルの著書『これからの「正義」の話をしよう』を想起させ、実際カンナはロープウェイの非常停止ボタンを使わせるのを修正しています。それを知ったが故の駈の判断であったのでしょうか。また感謝の手紙を残し運命に従った駈の真意を知って泣くカンナを見て疑問に思うのは、失う悲しさは本来お葬式で泣き崩れるものです。お互いに思いやる夫婦生活だっただけに不自然さを感じました。そもそもカンナが事故を未然に防ぐ手段として、先ずベビーカーを落下させない方法があったのではないか、とも指摘できます。
しかし、この映画全体の内容は、結婚を決めたカップルが参考にすべきものを押し付けがましくなく楽しく示唆してくれて良作であると思います。相思相愛で結ばれても時と共にお互いのエゴが表れて来て、日常生活に齟齬をきたすのは当たり前です。夫婦共に自己確立の仕事に邁進していれば疲れもあるし、相手に甘えたいのも心情。不満や悪いところをいってみてと言われれば、日常の些細な事からお金の使い方まで幾つも挙げられるでしょう。それを回避するのが結婚生活と覚悟すれば、理想的カップルと比較されても嫌味には感じないものです。そういう機知を感じさせる松たか子はカンナの役を見事に演じていると思います。最後の涙で決着させた安易さを除く脚本の面白さと巧さ、そしてその松たか子の女優としての魅力を味わえる良さがありました。相手役松村北斗は29歳の駈を自然体で演じて好感度高いも、44歳の現在の中年の体型を無理して太くしているのが気になりました。ファーストシーンの線路に横たわる姿のお腹の膨らみが不自然だったのが勿体ない。
君たちはどう生きるか?
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