「んー、中途半端な感じが…」ファーストキス 1ST KISS パンナコッタさんの映画レビュー(感想・評価)
んー、中途半端な感じが…
脚本と演出が中途半端。
どなたかも仰られてますが、主役二人の会話劇としてのお芝居はとても惹きつけられるモノがあったし、役のリアリティも感じて素晴らしかったと思います。
映画の根底のタイムリープの作りが甘い。見ている方がちょこちょこ、『んっ?なんで?』『んー、そうかなー…』と思ってしまう。映画を見ている側を素に戻させる。本編の導入からそんな感じだった。
もっと、彼をとても愛していた、だけど死んでもういない、そう言うのを見せてから物語に入ればその後の展開に興味を持って見れたのかなと思ってしまいました。
それに、主人公があんな気持ちのままで離婚しようとしてた、でもその彼が死んでしまった。偶然タイムスリップして若い時の彼と会った。驚くのは分かる、誰でも驚くでしょう。でもあんなすぐに好意を持てるか?『この人がいずれ私の人生をあんな風にしてしまう』そう思わなかったのか?好きになるか?私ならならない、距離を置く。
タイムスリップしたあと何故車を置いて走って行ったのか?車が故障した?帰りに乗ってまたトンネルに消えて行ったから故障ではなかった。何故?何故?が多すぎる。
主人公が離婚届を出しに行った時、隣の席に幸せそうなカップルを配置するのもイヤだった。リリーフランキーさんや吉岡里帆さんの使い方もあざとく中途半端。
映画の構築の全てに甘さを感じる。役者任せなところがほとんど。残念としか言いようがない。
コメントする