「松たか子と坂元裕二と塚原あゆ子の組み合わせはヤバイ」ファーストキス 1ST KISS たあちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
松たか子と坂元裕二と塚原あゆ子の組み合わせはヤバイ
私が若かりし頃「結婚しない女」という映画が流行ったが脚本の坂元裕二は「大豆田とわ子と三人の元夫」以来松たか子を「離婚できる女」代表としてキャラ設定してしまった感あり本作も単純に15年で破綻する夫婦の身も蓋もない話なのだが映画的タイムリープマジックという荒業で感動やり直し夫婦物語に仕立て上げた。おそらくはおばさんをターゲットとした旧ジャニーズ俳優とのラブロマンスという難しいお題があり松たか子に当て書きしたのではと想像するくらい彼女がカンナという役を見事に生きていて他のアラフィフ女優では成立しないだろう。そして何より塚原あゆ子監督独特のディテールショットにこだわる演出が冴えわたっていてディエイジングのVFXや無駄遣い豪華俳優陣を含め現在の邦画メジャーが持つリソースがここに集約された。「おばさんのこと好きなんだよ」と第3者代表に言わせるテクニック、ロープウェイで松村北斗の足を何度も踏みつけるシーンが好き。
仰る様に、カンナ役は松たか子が最適役だと私も思いました。飾らない素直さ、我武者羅さがGoodでした。
冒頭の、倦怠期でのカケルとカンナの台詞の少ない冷たい雰囲気と、
タイムトラベル中のカケルとカンナの旺盛な会話が対照的でした。
夫婦関係に限らず人間関係におけるコミュニケーションの大切さ感じる作品でした。
他人事ではないと感じた既婚の年配者は多いと思います。私もカミさんとのコミュニケーションが年々減少傾向していますので、数年前から料理作りを始めました。倦怠感を打開するために。
たあちゃんさま
共感とコメント、ありがとうございました。
フォローさせていただきました。
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