「今あるご縁を大切にしよう」ファーストキス 1ST KISS オパーリンブルーさんの映画レビュー(感想・評価)
今あるご縁を大切にしよう
泣きました
号泣ではないけれど、ポロポロ涙が自然にこぼれました(そういう時に限ってティッシュの手持ちが少ない〜)
ストーリー自体は映画の宣伝媒体に掲載されているものがほとんどで、硯カンナ(松たか子)と硯駈(松村北斗)、あとちょっと大学教授の娘(吉岡里帆)が出てくるだけ、メイン2人の気持ちの重なり合い、心の繋がりがどんどん物語を動かして、テンポもいい
若返った描写の松さんは声のトーンまて高めでピュアな感じ、逆に中年の松村さんは声も低くて、髭も濃く、お腹周りもやや大きくなっていてCG?
倦怠期のふたりの朝食シーンがあるあるで、思い当たる節がありまくり(笑)
倦怠期の夫婦で観るのに良いとの口コミ、その通りでした
あまり書くとネタバレになってしまうので筆を止めますが、夫婦仲が悪く離婚するほどは嫌いでなくて、相手のそこかしこにイライラしているレベルならば、今あるご縁を大切にして、互いを思いやって生きていくほうが後悔がないと思いました
【補足1】
夫の死亡届を、妻が市役所の窓口に届け出るシーン
普通、届出は葬儀社の方が代理で出します。「遺族の方はご準備でお忙しいものですから…」と葬儀社は仰るのですが、このシーンみたいなことがあるから通例そのようになっているのだと腑に落ちました
【補足2】
かき氷屋さんのシーン
行列の後ろの女の子のガラケー、ジャラジャラといくつもストラップがついていて、この当時こんなだったなぁ〜と懐かしかった
女の子のファッションやメイクは、時代をあらわすので、松たか子さんの太めシルエットのパンツはやや今風かな、彼女は現代設定の人だからOK
この当時はスキニーパンツ、細眉、アイメイクバッチリだったはず。吉岡里帆さんはそんな感じで出てましたね
(松たか子✕吉岡里帆なんて「カルテット」以来)
オパーリンブルーさん、はじめまして
列に並ぶ後ろの女性のセリフ、最高でしたね。「おばさんさあ、この人、教授の娘に興味なんかなくて、あんたのことが好きなんだよ」だったかな。後ろで漏れ聞こえる会話で思わず言いたくなっちゃたんでしょうね。
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