「役者の演技を楽しむ映画としては◎ 監督の色は…」ファーストキス 1ST KISS たずーさんの映画レビュー(感想・評価)
役者の演技を楽しむ映画としては◎ 監督の色は…
二十歳そこそこに見えるあのお松さまはどういう手法で誕生しているのですか? AI合成?
ともかく四月物語の頃のようなお松さまを今愛でられたことは幸でした。
「ラストマイル」に続いて実力も人気もある人の脚本で塚原あゆ子監督。塚原監督は自分の好きなように撮れてますか?色は出せてますか?連ドラと違って、映画は監督次第だと思うから脚本家に遠慮してる(?)と脚本の良さも消える気が。
坂元裕二さんの本に松たか子さんはそれだけで極上の芝居になることは約束されたようなもので、そこに微妙なニュアンスの表現に長けた松村北斗さんが加わってやっぱり上手さを発揮していて、そこはしっかりと高い期待値をクリアしてくれてると思うのですよ。
でも、夫婦愛の経年劣化の宿命(駈の運命も含めて)を時間を巻き戻してスタート地点でなんとか変えようとするってあたりが、子なし夫婦として銀婚式を過ぎた身には簡単過ぎやしないか?という思いが強くってなんとももやもやしてしまったわけです。涙は滲みもせず。
隣で観ていた妻も物語そのものに感じるところはなかったという感想。響く夫婦とうちみたいにまったく響かない夫婦の両極になるような気がします。
コメントする