「泣く準備をしていたけれど」ファーストキス 1ST KISS kimrさんの映画レビュー(感想・評価)
泣く準備をしていたけれど
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脚本坂元裕二さんの映画は、怪物、花束みたいな恋をした等、過去に何作品か観ましたがイマイチピンと来ず…。
今作は監督が塚原あゆ子さんという事で、映画館に脚を運びました。
恐らく、私は坂元脚本と相性が悪いのだな…と改めて実感しました。
自分の未来を予め知っている夫が、結婚生活を改め、妻を愛し、冒頭のような冷め切った夫婦仲ではなくなりましたが、結局未来は変えられず。
ひょっとしたらタイムトラベルの代償に今度は夫でなく妻が亡くなってしまうのでは?!と少しワクワクしたんですが、そういうことも特に無く。
ただ、主演のお二人のお芝居は本当に素晴らしかったです。
松村北斗さん、15年後の姿(やり直し前)なんて本当にくたびれたおじさんにしか見えなかった。声も少し変えてましたよね。
悲しい結末が待っているとわかっていても尚、その未来を選択するという部分に、全く違う作品ですが、SF映画のメッセージをふと思い出しました。
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