「うすーいアイドル映画」ゼンブ・オブ・トーキョー たれさんの映画レビュー(感想・評価)
うすーいアイドル映画
最初の1時間はだらだらと各アイドルを映してるだけ
ストーリーもこれ以上薄くできるかってくらい薄い
せめて東京の地図に各11人が今どこにいるのかを示すとか、パラレルワールドなら各メンバーがどの世界にいるのかを色で示すとかもっとギミックは制作側で用意できたはず
最後バッドエンドにしてはカタルシスが足りないし(すごいあっさり終わる)、ハッピーエンドにしては説明が足りない(一瞬しかアクリルスタンドが映らずなんなのかわかんなかった)
最後ちゃんと全員揃って1人欠けてるならわかるけど、中途半端に半分くらいしかいなかったし
後随所(新宿の地下や最後の学校のシーン)「柱で演者の顔が長時間遮られる」ことが多かったけど、柱から現れた時になにか表情に違いがある訳でもなかったし、最後までなにか意味がある演出なのかわからなかった
単なるカメラワークのミスだとしたらド素人
マーケティング目線で言っても映画公開の少し前の最新シングルの絶対的第六感も似たような学生の日常がテーマなので、そこは同じグループ(かつセンターも本作の主人公)なんだしクロスマーケティングすべきだった
歌番組にも各局軒並み出てたんだし、そこで映画の紹介をしてれば興行ももっと伸びたはず
低予算と言われなくてもわかるようなYouTube並の映像が延々と続き、苦行だった
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