劇場公開日 2024年10月25日

「アイドルに全く興味ないけど正源司陽子だけは覚えた」ゼンブ・オブ・トーキョー 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0アイドルに全く興味ないけど正源司陽子だけは覚えた

2024年11月9日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

萌える

2024年映画館鑑賞106作品目
11月9日(土)イオンシネマ新利府
通常価格1800円→dポイント−300円

監督は『ノン子36歳(家事手伝い)』『海炭市叙景』『私の男』『#マンホール』『658km、陽子の旅』の熊切和嘉
脚本は『私がモテてどうすんだ』の福田晶平と『映画 おそ松さん』の土屋亮一

粗筋
地方の高校の修学旅行
東京の自由行動
自由といっても班ごとの自由行動だったはずだが食事の好みがバラバラでそのまま散り散りに
それぞれには目的があった
バラバラだった生徒たちもアイドルオーディションを受ける女子のために一致団結するのだった

日向坂4期生全員出演のファンからすればパラダイスであろう贅沢なアイドル映画

企画としては悪くはないんだけどね
日向坂46のファンでもないんだからむしろ観る方が悪いのかもしれないがそういう性格ではないので自分は

アイドルにはかなり疎い
アイドルグループの名前は知っているけど誰1人顔と名前が一致しないというかほぼ知らない
あまり興味がない
エンドロールで正源司ってずいぶん珍しい苗字だなと思ったくらい

アイドルやマネージャーが萎縮するような大物俳優は出てこないのでノビノビお芝居ができただろう
と言っても泉ピン子のようなタイプの俳優もだいぶ高齢になってきて彼女らと絡むことも滅多になくなってきたかもしれない
その点で八嶋にはそういう要素が全くないナイスチョイス

東京といえば個人的には飛鳥山の急坂を健気に登る都電とか王子駅から飛鳥山山頂に登るかわいいモノレールとか飛鳥山公園の渋沢栄一記念館とかにも着目してほしかった

こぎれいな若い女の子も1人1人なら悪くないけどあれだけ人数が揃うとストレスになる
自分は秋元康系アイドルグループがテレビで歌を披露するとチャンネルを替えてしまう
申し訳ないけど

娯楽映画としてはまあまあじゃないの
そこそこ歳を重ねた好みの俳優が全く出ていないせいもあり物足りない印象は拭えないけど
星3で

配役
東京らしいところを全部見ちゃおうとギュッギュッと詰め込んだ綿密な計画を立てた班長の池園優里香に正源司陽子
東京の修学旅行の自由行動を利用しアイドルのオーディションを受けたい優里香の班の生徒の桐井智紗に渡辺莉奈
憧れの男子守谷を追いかけたい優里香の班の生徒の羽川恵に藤嶌果歩
推しキャラグッズを手に入れたい優里香の班の生徒の説田詩央里に石塚瑶季
東京出身で都会っぽくクールに振る舞う優里香の班の生徒の桝谷綾乃に小西夏菜実
守谷を巡り恵の抜け駆けを阻止するクラスメイトの辻坂美緒に竹内希来里
詩央里と同じ目的のクラスメイトでサバサバしている角村若菜に清水理央
詩央里と同じ目的のクラスメイトで迷子になる簗取茜に宮地すみれ
詩央里と同じ目的のクラスメイトで整理券を無くしてしまう門林萌絵に山下葉留花
東京出身の綾乃に憧れるクラスメイトの花里深雪に平尾帆夏
綾乃の東京時代の友人で彼女が修学旅行中にバッタリ会う満武夢華に平岡海月
女子生徒たちに振り回される担任教師の日沼健二に八嶋智人
智紗が憧れるアイドルで彼女をアイドルグループに誘う有川凛に小坂菜緒
勤務時間中に喫煙しているところを写されては困るので生徒に写真撮影を巡りなにかと絡んでくるタクシー運転手の五十嵐佳苗に真飛聖
恵が片思いしているクラスメイトの守谷道宏に島村龍乃介
守谷に近づくもすぐに立ち去るクラスメイトに大塚萌香
深雪の前で常連だと嘘をつきカッコつけたい綾乃に恥をかかせるカフェ店員に真凛

野川新栄