「日向の四期」ゼンブ・オブ・トーキョー U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
日向の四期
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おひさまは、至福の時間だと思う。
それぞれのキャラは立ってるし。まぁ、何もなくてもあんだけ画面を4期生が占めてれば文句などないのであろう。
物語は無いようで有る。
一旦バラバラになって、再集結して事にあたる展開は心地よくもあった。
主役が11人居るわけではないが、それぞれを追っかけないといけない構成は大変だったろうなぁと思う。
よく出来てるのだ。
2024年の傾向も盛り込んである。
推し活だったり、アイドルオーディションだったり、見守り隊だったり、隠れオタだったり、高校デビューだったり、恋愛模様とかも今風なのかなぁ…おじさんにはわからないけど。
物語を追うのであれば戸惑いもする。
中盤の終わりくらいまでドラマはほぼない。
バラけたそれぞれがそれぞれの目的に向かっていく。
何を見せられてんだと??になるものの…4期生をお目当てに来たのならば目まぐるしく変わっていくメンバーにワクワクもするのだろう。
ステージでは見れないような一面も、お芝居として見れたりするわけだし。
その膨張するメンバーは、とある事件をキッカケに団結する。
そして、海辺ではしゃぐ。
「コレがアオハルだー」
言ってしまえば、無敵であるが、確かに青春群像劇と言われれば、そういう風にも見えてくる。
ただ…やっぱ貴重だなぁと思うのは、透明感と言うかスッピン感というか。
初々しい。全てが。
出そうと思っても出ないものだと思う。
とあるJKのアオハルではなく、日向坂四期生の現在進行形のアオハルとして見るならば、こんなに瑞々しい作品もないのだろうと思う。
お気に入りは、小西さんと平岡さんと竹内さんだった。
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