「全部がキラキラの青春」ゼンブ・オブ・トーキョー たつのこさんの映画レビュー(感想・評価)
全部がキラキラの青春
アイドルを使っておもしろおかしく作っただけの映画だと思ったら大間違いですね。
修学旅行の自由行動の1日の出来事がメインで描かれていますが、それだけにとどまらず、彼女たちの濃密な3年間の高校生活を見たような気になりました。
そこには仲間との友情や絆。助け合い相手を思いやる気持ち、素のままの自分の大切さなどがたくさん詰まっていました。
そして夢に向かって進む姿や、気になる男子を追いかけるモリヤズガールの淡い恋心と実らぬ現実など、正に等身大の女子高校生の姿がそこにはありました。
メンバーみんな初の映画出演で、良い映画にしたいと言う一生懸命感がすごく伝わってきます。若い子が真剣に取り組む姿と言うのはいいものですね。
くすっと笑えるコミカルなところから感動的なシーンまでたくさんの今が詰まっています。
がんばった4期生のみんなを俄然応援したくなりました。
キラキラした眩しい青春を感じられる本当に素敵な作品でした。
あの頃を思い出しあの頃に帰りたくなります。
いい映画を見ました
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