「色んなミクさん ミクさん知ってて良かった」劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク ぴよさんの映画レビュー(感想・評価)
色んなミクさん ミクさん知ってて良かった
なんか映画みよう〜、え?初音ミクの映画なんてやってるの?観てみよ〜!
(題名の 歌えないミク ってのに少し惹かれたのもあって)
ミクさんを含め、知ってるボーカロイドは5人。←まぁまぁ知ってる方?ちゃんと知ってる曲は5曲ぐらい。
そんな知識レベル。その他の情報一切なし。
40代女が鑑賞した感想。
平日の真昼間なのに結構観に来てる人いてて、老若男女?年代は10代ぐらいから50代ぐらいまでが多かった印象
☆5つの評価をしたのは
【初音ミクの存在】を含めたトータルでの評価。
ストーリーは前半と後半に分けたら、
後半ががっつり楽しかった。
前半はなかなかミクさんが出てこなくて
ミクしか知らない私は、一体何の映画を見に来てるんだ??場違いだったか??と思う瞬間あり。
アイドルものやスクール物のアニメ映画は見たことなかったけど、今回はミクさんのストーリーだけではなく、それらも含まれていてとても新鮮に楽しめた。
青春?誠実?みんなで作り出す「前向きさ」と「協調性」が観ていて気持ちよかった。
声優さんも詳しく知らないけど良かった気がする。特に紫色の髪の男の人の声が良かった。
この映画では初音ミクは1人ではなく
色んなミクさんがいるという訳だけど、「あのミク」の落ち込んだスタートから光り輝くまでのストーリーはなかなかの感動ものだった。
なんだろう、【初音ミクそのもの】を振り返りたくなった。
しかし初音ミクの人気、継続中なんやね。
もともと人間でもなければ、アニメの人気キャラでもないし。海外でも人気だし、初音ミク最初に考えた人、歌作った人、だれ?とか今更考えたくなった 笑
映画の始まり方も終わり方も
私がこれまで観た映画の中では初めての感じ。
上映が始まって早々、堂々とスマホを出したこと、スクリーンに向かってシャッターをおしたこと←(しっかり撮ってる)も
終わりのアフターライブも。
なんかadoやCreepy Nutsを思い浮かべるような曲調、あぁ最近の曲だなぁ〜(90年代とは違うよな全然)
音楽が好きな人にとっては嬉しい雰囲気。(こういうライブ系の映画に慣れてる人には物足りない迫力なのかも)
でも楽しいし、こういうの嬉しい♪
最後の花びら1枚は
ミクさんそのもので
何か自分にもメッセージを送ってくれているような・・
そんな感覚に陥り、気持ちよく見終えた☆
なんかよく感動アニメ映画にある、ジワジワ観入ってしまう系のストーリーだったかな☆
久々に帰りの車の中で初音ミクを聴いた♪
当初よく聞いていた「odds&ends」と「tellyourworld」。
そうそう、最初からこの二曲が上映中も頭の中を流れてた。
映画中、私みたいなのが知ってる曲は流れなかったけど、
初音ミクを現役でも追いかけてるファンたちはどのような感想だったんだろう♪
何も期待せずに観たのが良かったのか、
意外にもう一度見てもいいと思えた映画。
あっ、私、もしかしてミクさん好きなのかも。?☆