トクンボ

総裁の娘は助かり、人質にされた息子は死んでしまう。全体的に展開が荒い。政治決断を迫るため、総裁の娘を誘拐するという大胆ではあるが緻密さが必要な犯行の割に呆気なく逆探知で逮捕されるし。検問に中々引っ掛からないし。息子が生まれたかと思えば、いきなり重病のシーンになるし、息子との思い出に浸り、死を悲しんだかと思えば、ラストは次の子生まれるからハッピーエンドと言うお気楽さ。

主人公はナイジェリアでタクシー運転者をしている。
生まれたばかりの息子が病気で手術が必要となるが、お金がない。
そんなとき、謎の男から電話があり、ある荷物を届けると大金を払うと言われる。
そして妻と息子が誘拐され、断ることができなくなってしまう。
金融政策が絡んだ事件で、なかなか面白い。