ベイビーガールのレビュー・感想・評価
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愛玩ロボ
物流ロボット会社の女性CEOが、挑発的なインターンの犬になる話。
舞台演出家の夫と結婚して19年、会社を回しつつ2人の子供を持ち幸せな家庭を築いていたが、夫との性生活に満足出来なくなっていた主人公が、インターンでやって来た若い男を気に掛けて巻き起こっていくストーリー。
何か狙っているか発達障害か?と思わずにはいられない態度のインターンに、何の疑問も抱かずあっさりハマっていくとか、経営者として大丈夫ですかねw
クライム展開が待っているわけでもなく、ポルノ映画のドラマパートかコメディですか?と思わせるアホくささを感じるドラマをタラタラみせられて、これと行った波乱もなく終了って…。
こういう人には言えない、公にはしない癖や嗜好の解放をみせるドラマというのはわかるけど、せめてコメディならもうちょいみれたのかなという感じ。
ニコール・キッドマンを堪能
ニューヨークでロボットビジネス会社のCEO・ロミーは、舞台演出家の夫ジェイコブ、2人の娘たちに恵まれ、みんなが羨むような生活を送っていた。ある時、ロミーは会社に来たインターンの青年サミュエルが飼い主から離れた犬を手懐けたのを目撃した事から、彼に興味を持つようになった。サミュエルはロミーのMな性癖を見抜き、挑発を仕掛けてきた。そして、次第にサミュエルに主導権を握られていったロミーは、彼のセッ○ステクニックに溺れ、彼の言いなりになり・・・さてどうなる、という話。
長身でイケメンの青年がホストのように年上の女性を翻弄する所が見所で、全てを持ってるロミーがマズイとわかっちゃいるけどやめられない状態になっていく所が、とても悲しくてエロかった。
だけど、いくらMの性癖でもあそこまでのめり込むかなぁ。
CEOだよ。最高経営責任者だよ。パワハラ、セクハラって言われたら終わりなのに。お金あるんだからホストクラブに行けば良いだろうに、やはりリアルを求めるのかなぁ。
そのロミー役のニコール・キッドマンがいろんな衣装でモデルのようにスタイルで魅力的だったし、胸を出しての濡れ場も観せてくれ、流石の女優魂だと感じた。それと、50代後半であの美貌と体型、驚異的だった。
サミュエル役は確かにイケメンだけど、少し色気が足りなかった。ちょっと無機質な感じを受けた。
夫ジェイコブの方がいい男に見えた。
娘イザベル役のエスター・マクレガーが可愛かった。
彼女の欲求は分かるものの、彼が何を考えていたのかがよく分からない
冒頭、セックスをした直後なのにマスターベーションにふける主人公の姿に驚かされる。
そんな彼女が、若い男とのセックスに溺れていく過程は、確かにスリリングではあるものの、欲望のままに生きているだけのようにも思えてしまう。
いくら、夫とのセックスでオーガズムに達することができなくても、あるいは、心の奥底に「支配されたい」という欲求を隠し持っていたとしても、それが、不倫を正当化する理由になるとも思えない。
ましてや、企業のCEOという彼女の立場と、そのインターンという彼の立場を考えれば、あまりにも軽率で、社会人としての分別が足りていないと思わざるを得ない。
何も、こうした娯楽映画で、道徳論を振りかざすつもりはないのだが、それでも、彼らがやっていることには、共感することも、納得することもできなかった。
彼女と彼の立場の逆転というのも、一つの見どころになってはいるのだが、「ハラスメント」を訴えることで、上司よりも部下の方が強い立場になり得るという現代の世相が、そうした主導権争いに、うまく活かされているとも思えない。
結末にしても、こうした「悪事」は、必ず「破滅」をもたらすと予想できるのだが、彼女の部下の女性や、夫にも「ことの次第」が知られることになり、遂にその時が訪れるのかと思っていると、すべてが丸く収まってしまって、逆に驚かされたし、何だか肩透かしを食らってしまった。
何よりも、やたらと生意気で失礼なインターンが、本当に彼女のことを愛していたのか、あるいはCEOという立場の人間を意のままに操りたいだけだったのかといったことが、最後までよく分からなかったところには、釈然としないものを感じざるを得なかった。
【”命令されたい!”サミュエルったら、ヒドいんです。CEOのアタシの性癖を一目で見抜いて、ドンドンアタシを追い詰めて、恥ずかしい事をさせるんです。けれども、アタシその命令に逆らえないんです・・。】
ー いやあ、今作、面白エッチだったっす。冒頭の喘ぎ声から始まって、堪能しました。
レビュータイトルが、久しぶりの宇野鴻一郎風(知ってる?)になってしまったよ。
そして、夫婦関係を良好に保つには、”相手の性的嗜好をキチンと把握しないといけないね!”と思った映画です。-
◆感想
・鑑賞動機は、勿論、ロニー(ニコール・キッドマン)の夫ジェイコブを演じたイケオジ、アントニオ・バンデラスを見る為である。”嘘つけ!”とか言わないよーに。
・ロニーは、夫との性交渉中もピンクのスマホを離さない。明らかに、幾つかの依存症を持っている事が分かる。
序に言うと、騎乗位でセックスをした後に、独りでエッチな画像を見て自慰行為をしている。立派な変態さんであるし、彼女が夫とのセックスに満足していない事は、一目瞭然である。
・サミュエル(ハリス・ディキンソン)との出会いも、リードが解けた犬がロニーの元に走って来た時に、彼が手早く犬をクッキーで手名付けるという分かり易いシーンからはじまるのだが、ここで、ロニーは既にサミュエルに”命令されたい!”と思ってしまっているのである。
■これは、ある程度、社会的地位が高い人の性的傾向だと私は思っているが、街のSMクラブなどに行くと、高級なM専用の部屋にイソイソと入って行くのは大体、社長さんや、役員風の男である。
何故ならば、普段は部下に指示ばかりしているので、リラックスしたいときにはキビシク指示されたいのである。”変態さん、集まれ!”である。
あ、私は、そんな店には行かないけどね。”嘘つけ!”とか言わないよーに。
・ロニーが、サミュエルのメンターになった時に、メンドクサソウニ、”7分だけよ!”などと言っているが、しっかりと面着部屋は防音で、シャッターに閉ざされた部屋を用意しているのである。分かり易いなあ。そして、そこから、二人は禁断の関係になるのである。
・”嫌よ嫌よも、好きのうち。”などと言うが、今作のロニーが正にそれで、サミュエルの指示どうりに、安いホテルにノコノコと出かけ、彼に命令されてエッチな事をされるのだが、実に満足そうなのである。
そして。彼との間の契約でストップの時の言葉は、ナント、夫の名”ジェイコブ”なのである。(涙)
・だが、サミュエルがロニーの家にやって来た事で、彼女は激しく動揺し、ジェイコブに告白するシーンは、妻のいる男には哀しかったな。
”貴方とのセックスでは、オーガズムを感じた事がないの!”
これは、夫としては最も妻から言われたくない言葉であろう。しかも、結婚17年目で。激しくジェイコブに同情するNOBUである。
そりゃあ、呼吸困難にも、成るよなあ・・。(涙)
・だが、サミュエル君が日本の企業(カワサキ。ナカナカ良いところに入社したじゃないか、君!)に就職した後に、ロニーは初めてジェイコブと自分が望むセックスをして、満足気な顔になり、会社でも、自分に対しエラソーなオジサン(会長カナ)に、ビシッと釘を刺すのである。
<今作の、ニコール・キッドマン姉さん、凄いなあ。もう、ビックリである。
そして、今作を観て、私は学んだのである。
【健全な夫婦関係を保つには、相手の性的嗜好を知って相手が求めるセックスをする大切さを。】
勉強になったなあ。みんなは真似しちゃ、駄目だぞ!じゃーね!>
ニコール・キッドマン‼️
地位も名誉も金も家族も手に入れた一人の女性が、若い男性との愛欲に溺れる・・・‼️これは「ロリータ」の逆バージョンか⁉️はたまた「危険な情事」の逆バージョンかと思ったのですが、ラストは、これはハッピーエンドなのか⁉️相手の男は仕事で東京へ、主人公も結局は夫とうまくイッてるみたいだし・・・‼️若い男とのパワーゲームの深みにハマるとは言っても、主人公の中では家庭を壊せないという前提があるわけで、もっと主人公に追い込みをかけて欲しかった‼️堕ちるところまで堕ちるみたいな‼️ただニコール・キッドマンの57歳とは思えぬ美貌での熱演は見応えあります‼️
相変わらず
斬新な設定と平凡な展開
設定が面白く、主要登場人物の2人もかなり異質な性格ではあるが、展開がありきたりなため徐々に退屈感が増してくる作品。
作品の特色を出すためか不気味なBGMを大音量で流すシーンがいくつかあるが、平凡な展開を誤魔化すための小手先の演出といった印象を受ける。
インターン生を演じた俳優の目つきの演技は優れていると思う。顔立ちは整っているがどこか不気味な印象をもつキャラクターをうまく表している。
出会ってしまった
CEOとして成功しているロミーがインターンのサミュエルと出会ったことで秘めたる欲望を満たしていく、というお話です。
自分の性欲を解放してくれるサミュエルにどハマりしていくロミーに対して、献身的に支えて愛してくれる旦那様がちょっと不憫に思いました🥲
旦那にバレるも最終的に変な方向へ進まず、ラストは同僚のゆすりにも屈せず凛としていたロミーがカッコ良すぎました。(旦那もサミュエルに一瞬手懐けられていた)
吐息混じりのサントラも◎
面白かったです。
A24にはテーマなんてないんだよ‼️❓村上春樹みたいなエンタメなんだよ‼️❓
ニコールキツドマンが若いイケメンにひたすらマゾをさらけ出す物語、終盤には上司からのハラスメントとを拒否したり、旦那からもされたりで、若いイケメンだからじゃないし、とか、少しテーマの味付けかましてるけど、そもそもニコールへの当て書きなんだからテーマなんてないの、ニコールのマゾの姿を魅せたいだけ、それとバンデラスの旦那がいるのは、彼が今まで演じた役柄から、なんか凄い惨事が導かれることを想起させて肩透かしさせる演出。なんかAVの前戯みたいな映画だから退屈です、だから男女逆なら主役はトムクルーズかな、とか、日本でカバーしたら米倉涼子かなとか、想像して楽しんでた。多分、日本なら時事的だし、メタファーみたいな楽しみ方もあるけど、多分、制作会社は驚け作品ばかりなんで、単純にエンタメとして楽しんだ方が良いのかも、心身共に健全なら、どうぞ。
犬も食わないユルい不倫話。心理描写が弱いかも
順風満帆に見えるけど、実は欲求不満の女性経営者の話
セレブ熟女は、変態セックス嗜好
美貌・地位・金・美しい家族と全てを持つ女が
若い男と浮気して、何も失わない話しに、
誰が共感する❓‼️
ゴージャスな映画でした。
ニコール・キッドマンの衣装代に1億円位掛かってますね。
洋服がオフホワイトを基調にしてめちゃゴージャスで素敵だった。
その上に若い男と来たもんだ!!
欲が深いのもいい加減にしろって感じ。
その若い男がイケメンだが、サディスティックな嗜好の持ち主で
四つ這いになって床のクッキーを咥えろ!!
とか、床に置いたミルクの皿を口をつけて飲め・・・とか命令する。
まぁ昔むかしの「ナインハーフ」を観たことのある人は少ないと思うけれど、
男に調教されたい女・・・って「ナインハーフ」の方がずっとエロかったね。
サミュエル(ハリー・ディキンソン)はミッキー・ロークの色気の
足元にも及ばない。
セレブがこんなもやし男に、よろめくなんてねー。
ロミーって女もセックス偏差値が低すぎる・・・なーんてね。{笑)
ニコール・キッドマンは57歳ですが、皺もシミ一つなく、
贅肉も全くない高身長のモデル体型。
バービー人形みたいで色気がないのよねー、これまた。
夫は舞台演出家のアントニオ・バンデラス。
イケオジで超かっこいい。
離婚したら引く手数多でモテモテですよ、バンデラスの方が。
「あなたのセックスでオーガズムを感じたことが一度も無い」
なんて決定的な言葉を吐いてしまうキッドマン。
ロミー本人は、お尻の穴の辺りを指で攻められるのが大好き・・・
という嗜好があるらしいのだ。
ラストで仲直りしたバンデラスにお尻を責められて、
・・・それで夫婦円満なんて話し、アホらし過ぎるよ。
こんなのでカンヌ映画祭の主演女優賞なんて、
信じられない。
(衣装デザイン賞が妥当な評価だと思うけど)
火遊びでは済まされない🦆
美尻が拝めます。美乳はちょっとだけよーん。
マゾとサド
個人的に凄く面白かった。精神ポルノ映画にも思える。
ちょっとした一瞬の出会いから人生を狂わせるほどの出来事が。ニコールキッドマンは脱ぐが、ハリスは脱がない。そこんとこもMとSの関係にさえ見えた。
無表情でひたすら興奮の元を刺激してくる彼。
本当のSって一般社会では普通に映る人だ。
むしろ優しい人。
CEOよりよっぽどあの秘書的な彼女の方が強くて賢いのかも。いや、怖いくらい。
結局、CEOはキープできたって事か。なら良かった。
彼みたいな人は近くにいない方が。モテすぎる危険だ。恋愛においてはあの手が1番手強いと思う。
余談
ハリスはやっぱり超イケメンでした。好きだなー。
ニコールキッドマンはあの歳で綺麗をキープしていて凄い。
傷ついてるのはあなただ
こないだ試写会に招待して頂きました🎬
以下は私のブログからのコピペですが、ご容赦頂けると幸いです。
ロミーを演じるのはニコール・キッドマン🙂
満ち足りた生活をしているはずの彼女は、インターンのサミュエルと出会ったことにより、主従のような関係にはまっていく…。
そこにいたるまでの過程や、はまってからの変貌ぶりは思わず引き込まれます。
キッドマン自身が
「役者として、人として、すべてをさらけ出した」
と言っているのも納得の、身体を張った演技は圧倒的なエネルギーに満ちていました👍
サミュエルにはハリス・ディキンソン🙂
ロミーの密かな感情を嗅ぎつけ、巧みに駆け引きをする大胆な青年。
一方で、それ自体を楽しんでいる様子もあり、一筋縄ではいきません😳
「ザリガニの鳴くところ」
でも彼は厄介な男を演じてましたが、こういうタイプが得意なのですかね🤔
口調で表すのが上手いです。
ロミーの夫ジェイコブにはアントニオ・バンデラス🙂
今作では平凡な夫的な立ち位置で、バンデラスの見た目ではリアリティがありませんが、そつなくこなしていた印象。
本当は大変だったみたいですがね。
「A24史上、最高に挑発的!!」
という触れ込みは伊達ではなく、最後まで観客の集中も切らせない展開は鮮やか😀
特にニコール・キッドマンの女優魂に、拍手を送りたくなる1本でした🖐️
上映後のトークショーには
奥浜レイラ(映画・音楽パーソナリティ)
ブルボンヌ(女装パフォーマー)
児玉美月(文筆家)
の3名が登壇😀
裏話も聞けて、楽しかったです😁
権力を持ちながらも支配されたい女の欲望
これはなかなかタイムリーな衝撃作品です
ニコールキッドマン演じる大企業のCEOが、インターンのスタッフとの禁じられた性愛に溺れる、18禁作品です。
この作品を観ながら、長年にわたって、かつての国民的アイドルグループのリーダーで、今だに冠番組をいくつも持っていたスーパースターが、ある性的事件をきっかけに、ほぼ全ての芸能活動を休止せざるを得なかったニュースが、頭から離れませんでした。
どちらも50代、私にとってはかつての眩しいスターぶりを知っているから、今だに若いなぁと思ってしまいますが、20代の若者から観たら両親世代、下手したらそれより上かもしれず、とてもじゃないが性的な目で見れない対象でしょう。
ジャニーズのタレントにしろ、売れないグラビアアイドルや若手女優にしろ、好きでもない権力者と関係を持つことは「売春」をさせられてるような気がして、耐えられずに辞めてしまう子たちも多かったと思います。
ようやく日本でも、若い女性たちが嫌だと声を上げることができたんだなあと、時代の流れを実感しましたが、それでは「愛がある年の差カップル」はどうやって恋愛に発展するんだろうとも疑問に思います。
旦那との行為じゃオーガズムを感じず、自慰行為にふける妻を演じたニコールは、やっぱりさすがの演技力でした。
ただ、この禁断の関係にあまり思い入れが持てなかったのは、若いインターンからニコールへの純粋な愛を感じられず、タイトルの「ベイビーガール」感が損なわれてたような気がしたからです。
もうちょっとニコールに同情したかったけど、あんな男のどこがいいんだよ、的な展開でしたので、そんな「主従逆転」劇から、まだまだ女は弱いのかもな…と後味はイマイチでした。
ただ、INXS ファンとしては挿入歌のNever Tear Us Apart がめちゃめちゃ嬉しかったかな、そこが一番のツボだったかもですwww
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