「女性目線の性的フィクション」ベイビーガール Yyさんの映画レビュー(感想・評価)
女性目線の性的フィクション
本作は監督自身が述べているように、ロリータやファムファタルばかり出てくる男性目線の性的フィクションを、女性目線から製作したある意味センセーショナルな作品です。
「女性は強くあらなければならない」という考え方と、自身のマゾヒステリックな願望の間で揺れ動くCEOの感情が、とてもリアルに描かれていました。監督が女性だからこその迫真性でしょうか、他の倒錯映画とは違って、主人公の気持ちに少し共感することができました。
もっとこういう映画が増えてもいいんじゃないでしょうか
コメントする