「酒と薬と欲、金」クィア QUEER まこやんさんの映画レビュー(感想・評価)
酒と薬と欲、金
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ハロウズ、原作者の自伝かぁ。
この方の脳内のトリップ感に連れて
いかれた感じ。
とても抽象的で奇想天外。
途中で何度も何を見させられている
のだろうかと、自問自答。
衣装やデザイン、音楽のチョイス
センスが良い。あの脚を絡めた画像も。
ドラッグ中毒のダニエルクレイヴも凄いけど
ドリュースターキの物静かな感じも魅力的。
『私はクィアではない』と自分に言い聞かせて
たのにユージーン青年と出会い理性が破滅する。
自分への葛藤と気持ちの揺れかたへの
持って行き方の映像と描き方が秀悦。
ダニエルクレイヴを選んだのもさすがだし
この変態中年の演技を観るだけでも価値がある。
不思議な脳内トリップを味わえる怪作。
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