劇場公開日 2025年5月9日

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クィア QUEERのレビュー・感想・評価

全64件中、1~20件目を表示

3.5欲望の果てを楽しそうに演じるクレイグに拍手

2025年5月12日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

斬新

監督のルカ・グァダニーノは17歳の時にウィリアム・S・バロウズの原作と出会い、いつかそれを映画化したいと考えていたとか。バロウズは既存の常識や価値観を否定し、新たな視座を提案する作家集団、ビート・ジェネレーションに属していた。ビート世代は性的嗜好や性欲そのものに肯定的な立場だったので、世間の目を性的マイノリティに向けさせる役目も果たしたと言われる。つまり、グァダニーノの映画作家としての方向性を決定づけたのがバロウズで、原作者の自伝的要素が強いその名も『クィア QUEER』は、長い時を経て、作られるべくして作られた作品。いつも製作リストにない新作を突然送り出してきてびっくりさせるグァダニーノだが、今作は彼にとって一際重みのある1作のようだ。

湿度が高い夏のメキシコシティのゲイコミュニティから、一気に南米のジャングルへと舞台をチェンジさせていく物語は、バロウズと思しき中年のゲイが、美しい青年に一目惚れして、ドラッグの力も借りて辿るさながら道行きのよう。飛ぶ(翔ぶ)という意味ではWトリップのような道程は理屈抜きで感覚優先。人によって置いてけぼりの危険性が大だが、人間と欲望の関係について描いてきたグァダニーノ作品として紐づければ、自然と共感できるはず。

何しろ、15年間に及ぶボンド時代からようやく解放されたクレイグが、男の前で踊ったり、泣いたり、やりたい放題で実に楽しそうだ。その至福感だけでも見る価値はあると思った。

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清藤秀人

4.5「黄色」と「藤色」

2025年12月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

·

印象的に「黄色」と「藤色」が使われるスクリーンですよね。 タイトルバックの文字も、ポスターも。

この色合いは、優しい花畠の色です。
でもそれは「やわらかい補色」でもあって、つまり「うらはらの色」であり、衝動性とクールさの対峙も示している気がします。
この二色は リーと、ユージーンの色・パーソナルカラーであるかも知れません。

求めた男と、去って行った男の物語です。

予告編で「この鮮やかな色使い」に真っ先に目が奪われたゆえ、僕はぜひともこれ、鑑賞したいと願いました。

ウィリアム・バローズが原作者である事も、本作への興味が強烈であった理由。
(バロウズの映画はざっと50本もあるのです)。
本人登場のインタビュー・ドキュメンタリー「ウィリアム・S・バロウズ 路上の司祭」には僕は心底痺れたものです。

加えて「シェルタリング・スカイ」の作家ボール・ボールズ氏とこのバロウズ氏は《彼らは一緒に暮らしていた事があるらしい》から。
うーん。はいはい、なるほどなぁという感じ。
バロウズの自伝的小説がこの映画の原作となっています。

中南米や中東の砂漠地帯など、西欧人にとっては”辺境“と呼ばれる未知の世界が、彼らの「人間観察小説の舞台」になるようです。

・・

【俳優 ダニエル・クレイグ】

惹かれ惹かれてグダグダになり、
我慢出来ずにユージーンに恋い焦がれてゆくリー(第一部)。

メキシコの黄色い光がすべての場面を満たすけれど、意外とライトな雰囲気で物語が進行するのは、軽快な音楽を画面に重ねたゆえ。(サントラについては後述)。

この俳優ダニエル・クレイグさんがねぇ、
またホント良いんですわ。

「007」の6代目ジェームス・ボンドを彼は務め上げて、あのシリーズはその後しばらく途絶えている。5年もの空白期間に入っている。それだけ彼のキャラクターは大きかったと云う事だと思いますね。
孤児院育ち。内に秘めた陰と憂い。誰にも立ち入らせない過去のある男=ダニエル・クレイグの、あの人となりです。

この人が先代のピアース・ブロスナンからバトンを引き継いでの「新しいジェームス・ボンド」に抜擢だと発表されたときには、それまでとの毛色の違いに世界中が至極戸惑ったはずです。懸念しかなかったです。
こんなにも「暗い顔の男!」だったからです・・。

「歴代の 007」は
初代 : ショーン・コネリー
2代目 : ジョージ・レーゼンビー
3代目 : ロジャー・ムーア
4代目 : ティモシー・ダルトン
5代目 : 華やかなピアース・ブロスナン 、
そして
6代目が このダニエル・クレイグ( 〜2021)。彼は最終作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」で死亡している。

彼は、人物としての深みと、不可解さのオーラを合わせ持っている。
諜報部員として、シリーズに奥行きを与えた、群を抜いていい役者さんだったと思うのです。

で、映画ファンとしては、007そのものであった彼らが、シリーズ降板のあとで、それぞれどのような「転身」を遂げるのか ―?。それも我々の大きな関心事だった訳でね。

そして今作の「クィア」なのです。

「そうきたかーッ!」ww が正直な感想。
会心作です。アクションものでなくてもこの人はこれだけイケる。台詞無しでもこれだけの長いカットを鮮烈に演じられる人だった。

映画館での鑑賞を逸したので、ようやく配信での視聴となりました。

一番沁みたのは、ここかな?
「部屋に戻り、モルヒネを打って、紫煙を深く吸い込みながらユージーンを想っている」「あの長回し」。
これ、計ってみたら2:40秒のワンカットだった。
ダニエル・グレイグ、ちょっとこの人は凄いのではないか。
⇒バックにはニュー・オーダー(New Order英)の「Leave Me Alone」がBGMに流れる。

ここまでの「第1部」だけで映画が終わってしまっても構わないほどの、その画面の充実感と完成度があった。

・・

映画はその後「短い旅路の第二部」を経て〜そして「第三部からは麻薬性の植物『ヤへ』による幻覚の世界」へと急展開。
密林のサスペンスの様相。
CGを駆使してのあの二人の融合は「アンダー・ザ・スキン」を求め合うトランス状態かも知れない。

でも実感としては一瞬のサブリミナルで良かったのに、この第三部のジャングルのパートは長すぎて少々飽きた気が。
つまり、かつての007を匂わせるようなミステリーな第三部は ”無くても良かった蛇足のパート“ だったと僕は思うのだが、皆さんの感想はいかに?

・・

【映画のコンセプト】としては

・他作=お利口さんなハリー・ポッターのダニエル・ラドクリフくんに「スイスアーミーナイフ」の死体役をやらせちまったあれとか、
・クリストファー・プラマーに意表を突いてゲイ・カミングアウトをさせた「人生はビギナーズ」とかに通じるスタイル。
つまり、《まさかの役どころ》に登用と云う意味で。

笑えたのは
しつこくじゃれつくリーを「おやじ、おめーウザったいんだよ💢」と突き飛ばすユージーン。
で、床に無様に転がる中年の酔っ払いのリーなのだが
つい、昔とった杵柄ですかね。受け身のダニエル・グレイグは007 のそれだったこと。

・・

【癖が強い監督】

「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノ監督は、
その作風は、アカデミックさとプラトニックな愛をフルコースの”前菜“に供しながらも、
(しかし今作でも同様なのだが)、
後半では直截な性愛行為をぶち込んでくる作家だから、特異な作風ではあるが、
このセオリーに縛られず、いずれはもっと違う映画にもチャレンジしてもらいたい人だ。
つまりツギハギ感が否めない。
二作続けての同じレールなので。
ぜひダニエル・クレイグに習って監督も殻を破ってほしい。

・・

【総評】
無敵の英国諜報部員にメロメロの「クィア」を演らせた今回のアイデアは良かったけれど。僕としては大幅カットで第一部のプロローグと 巻末のエピローグだけでも十分だった。
原作味読ではあるが、ジャングルは要らない。レスリー・マンヴィルも要らなかった。

あとパンフレットやポスターに使われた「黄色いショールを肩に掛けた二人の笑い顔」が劇中には登場しなかったのは、とっても残念だったかな。

でも「薬草ヤヘを探し当てて、肉体だけでなくテレパシーでもステディの存在と繋がりたい」と無邪気に願うのは、ギャグではなくて
リーの、ユージーンに対するモノホンの愛だったのかも・・と
ここまで書いてみて
ようやく思った。

(了)

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付記、
【サントラについて】

検索オススメ
⇒[『クィア/QUEER』の挿入曲とサントラ ] 。
ご機嫌なラインナップでしたね。
ニルヴァーナ、プリンス、ニュー・オーダー、ベニー・グッドマンやコール・ポーターまで、
場面ごとに当てられた楽曲が、解説と動画付きで全曲紹介されています♪

・・・・・・・・・・・・・

そして長くなったけれども、
そして書き落とすところだったけれど、

【自分の中の 《クィア》発見について】 ―こんな特別な体験があったのでメモを2点 ―

① 平日の昼間に、僕はスーパー銭湯に行ったところ、ほぼ貸し切りでした。脱衣室から広い浴室に入ったら、何となくあちらからずっとこちらを見ている気がするお兄さんがいて。
ん?知り合いかな? いや違うだろう。

で、目を閉じてゆっくり露天風呂に浸かっていたら 太ももに=誰かの太ももがそっと触れてきてびっくり。いつの間にか「あの彼」がピッタリ横にいるし!
驚いている僕の様子に、彼は静かにお湯の中を離れていきました。
「ハッテン場」だったらしいのです。
へぇ~、こんな事があるのかよ!と初めての、とっても不思議な体験でした。

だから、
リーがユージーンを見つめたカフェ「シップ・アホイ」での、あのシーンがね、なるほどなぁと思うのです。
(この映画を観たあとの今ならば、僕からも、せっかくの機会ですから何か話をしてみたかも知れない)。

② もう一つ。仕事場で起こった突然の心の動きについて。
いつも一緒に仕事をしている小柄な男の子を、なんだか突然抱きしめたい衝動に襲われて、自分自身の心の動きに驚愕。胸が堪らなくギュッと締め付けられたのです。

後から冷静に自己分析をすれば「ホモ・セクシャル」と「ヘテロ・セクシュアル」は、同じ僕という人間の中にもグラデーションのように、シームレスに備わっていて、
たとえば光の陰影や、風に流れる雲の様相のように、感情も本能も元々混在して、黄色や藤色の補色のように、
そのようにふと現れてくるのだと知ったし、
「父性愛」も「母性愛」も僕たちは普通に両方を所有していて、ちっちゃい子に対しては抑えようのない「保護衝動」が湧き上がるのだと理解した。
これは知っておいて良かった稀有な体験であった。

この①と②があったからこそ、映画「クィア」が僕にとっては、より既視感もある、実のある物語、になっていたのだと思われる。

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きりん

3.0片想い

2025年11月22日
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鑑賞方法:VOD
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ゆみな

3.5ダニエル・グレイグの演技は見事。

2025年11月13日
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鑑賞方法:VOD

単純

驚く

配信(アマゾンレンタル)で視聴。
この監督の作品は昨年公開のチャレンジャーズ以来だが、まさか同性愛のストーリーとは思わなかった。作品全体はそこまでささらなかったが、ダニエル・グレイグの演技は素晴らしかった。まだ、観ていないが、ダニエル・グレイグは007シリーズの主演俳優。彼の作品も観てみたい。

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ナベさん

3.5ぞっこんメガネ

2025年10月20日
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妻殺し、ジャンキー、ゲイ、SF小説家…様々な肩書きをもつウィリアム・S・バロウズによる未完の半自伝小説を、同じくオープンゲイの映画監督ルカグアが自由に翻案した映画である。ダニエル・クレイグが演じている主人公作家リーが一応バロウズという位置付けになっているが、お相手のユージン・アラートンを演じたドリュー・スターキーが若きバロウズにクリソツなことにお気づきだろうか。手前勝手な推測で大変申し訳ないのだが、ルカグアのオルターエゴであるリーが内に抱えた葛藤を、生前のバロウズに相談する架空ストーリーに翻案化しようとした作品だったのではないだろうか。

「バロウズの小説を読んだとき、この作品は私自身について語っていると感じました。小説としての形式が私の理想に近かったこと、そして他者との深いコミュニケーションを求めるというコンセプトが、私に強く訴えかけてきたのです。形式主義者として、ひとりの人間として、そして成長途中のアーティストとして、これこそが映画で語りたい自分自身の真実だと思えました」(インタビューより抜粋)

街で見かけたアラートンがクィアか否かを確かめたくてしょうがないリーが、イラついてテキーラをがぶ飲みするシーンが至極滑稽だ。ゲイバレを恐れずひたすら前進あるのみのリーは、“ムカデ”なみの欲望ギラギラオジサンである。若いアラートンが旨そうな料理にパクついていても、このリーなぜか一切食事に手をつけない。その欲望は100%“(アラートンの)男根?”に向けられ、観客の私たちもついつい、2本のタバコや支柱、二匹の闘鶏までもがそのメタファーに見えて来てしまうのである。酔っ払った勢いでついに「言葉の無い会話をしよう」とアラートンを自宅に誘い出すことに成功するリー。

「人は話をするとき、実際にはありとあらゆる方法で話しているものだと思います。言葉だけでなく、肉体や精神、魂、あるいは手足──それらすべてを使って。ただし、本当にすべてを使うかどうかには抑圧の問題があります。“ひとつの方法でしか話さない”と決めることは大きな抑圧ですから。リーとアラートンは、ありとあらゆる方法で話そうとしますが、しかしその激しさに耐えられなくなり、翻弄されることになります」(インタビューより抜粋)

どうにもこうにもアラートンへの肉欲が抑えられないリー。ひたすら“魚”を求めてメキシコシティを徘徊する白スーツ姿のリーは『ベニスに死す』のアッシェンバッハだし、劇中2人が見る白黒映画はゲイばれを隠さなかったジャン・コクトー監督の『オルフェ』である。アラートンと別れてからの奇妙奇天烈な展開は、誰がどう見ても映画作りに一切の妥協を許さなかったキューブリック監督『2001年宇宙の旅』へのオマージュであろう。自分の芸術作品に異常なまでの執着を見せる支配人レモントフのモデルもまたゲイであることを知るルカグアは『赤い靴』への言及を告白している。スーパーヒーローで唯一カミングアウトしている“グリーンランタン”はともかく、(オリジナリティの強い)映画監督のデヴィッド・ロウリーやリサンドロ・アロンソがちょい役でカメオ出演していることからしても、本作はもしかしたら“映画についての映画”だったのではないだろうか。

「私は、『クィア』というこの映画のタイトルも美しいと思っています。なぜならこの映画は、ある意味で昔からある既存の映画の言語に従うことを望んでいないから。つまり、この映画自体が形式的にクィアなのです。映画というものは形式がすべてであり、それ以外の何物でもありません。1本の映画が“異なること、奇妙なこと”という名誉のバッジを大胆にも掲げ、同時に古典主義や映画言語をまといながら、今日のありふれた映画の陳腐さに対抗する――それは大いなる抵抗であり、クィアネスの行為だと思います」
(インタビューより抜粋)

(バロウズの妻殺しを想起させる)夢の中で足のない裸の女と交わっているリーや、ヤヘを飲んで扉が開いたものの“オフィーリア”のごとくリーの前から姿を消したアラートンの幽体が語っていた「私はクィアでは無い」とはどういうことだったのか。ゲイバレへの恐怖をネタにした昔の映画や、“多様性”テンプレートに組みこまれつつあるゲイムービーを、ルカグアは“(実態の無い)幽体離脱”に例えたのではないだろうか。(映画のテーマを)盗まれても盗まれても若い男を自分の部屋に呼び続けるギンズバーク似のジェイソン・シュワルツマンのごとく、あるいは死と再生を繰り返すウロボロスのごとく、宇宙で唯一無二の純粋クィア映画を作ること、多分それがルカグアの夢なのだろう。ちょっと分かりにくかったけどね。

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かなり悪いオヤジ

4.0ムカデがシンボル テレパシーを求めて南米の奥地までいっても不安はぬぐえない。

2025年7月5日
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斬新

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ふくすけ

4.0尖りすぎた実験映画です

2025年6月24日
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悲しい

知的

難しい

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ゆーし

2.0007がカッコ悪かった

2025年6月23日
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鑑賞方法:映画館

単純

1950年代のメキシコシティで、酒、タバコ、薬で日々を過ごしていたアメリカ人駐在員ウィリアム・リーは、美しい青年ユージーン・アラートンと出会い、ひと目惚れした。リーはユージーンを求め、彼も応えていたが、彼を求めるほどリーの孤独は深くなっていった。やがてリーはユージーンと一緒に人生を変える体験をしようと、彼を南米の旅に誘い、テレパシーを得られると噂のヤヘを求め・・・さてどうなる、という話。

ゲイで良いんじゃないかと思って観ていたが、クィアなのはユージーンがバイだからかな。
自分を保てないほど一途にユージーンを求めるリーのカッコ悪さが印象に残った。演じてたのが007のダニエル・クレイグだから余計に落ちぶれ薬物中毒になったゲイの熟年男、という感じは出てた。
南米へ旅行に行ってからはそこそこ面白かったが、それまでは好きでもないゲイの絡みが多くて冗長で面白くなかった。
ユージーン役のドリュー・スターキーはスタイル抜群でイケメンでカッコよかった。ダニエル・グレイグが身長低く顔が大きくスタイル悪いのと対象的だった。
南米のジャングルで研究していたドクターのオバさんは良かった。

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りあの

2.0私にはよく分からなかったです。

2025年6月21日
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悲しい

難しい

観る前は期待をしていましたが、思ったものとは違っていました。
ジェンダーレスには全く偏見は無いのですが、この映画の内容は私にはよく理解できませんでした。

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まりも

3.0とてもひと言にまとめられないよ!

2025年6月7日
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驚く

斬新

ドキドキ

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リコピン大王

3.5Queer

2025年6月5日
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歴代のジェームス・ボンドではダニエル・クレイグが一番好き。「ミュンヘン」も好きな映画。そのクレイグがボヨボヨの身体で」演じた」本作は最初は「あーあ」と思い」観ていたが、徐々にその演技に見入った。観終わった後でも良いので、Youtube「ブラックホール」のクィル特集がおすすめ。"Queer"はLGBTの事らしい。家に帰って貼ってあるウォホールのポスター見たら、"Queer"と書いてあった。

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hanataro2

4.0けっこうよかった

2025年6月3日
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吉泉知彦

3.5ボンドからバロウズへ

2025年6月2日
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6月の映画サービスデー1本目。

ジェイムス・ボンドではないダニエル・クレイグは、ジェイムス・ジョイスではなくウィリアム・バロウズとなって再び我々の前に現れてくれたわけで。

齢57歳でこの身体とルックならさぞモテそうと思ってはみても、フケ専でもオケ専でもない多分ノンケのゲイフォーペイの若者をなんとか心まで自分のものにしたいと願う演技は痛々しくも甲斐甲斐しくて、我が身に置き換えて反省するなどした。

結局、相手の心まで自分のものにしようとするな!お互い会ってる時だけ楽しければ良いだろう!ずっと一緒にいて楽しいのはどちらも大好きで始まった恋愛の最初の3ヶ月だけだよ!あとは惰性だよ!みたいなことを伝えたいのかなと(違う)。

これ、設定が1950年代なんだけど出てくる人の顔つきがあまりにもスタイリッシュ過ぎてクラシックカーの出てくる現代の話に見えてしまったのはメキシコの強すぎる光のせいかもしれない。
確かにメキシコシティは標高が高すぎて普通に日本人観光客ぶっ倒れたりしてたしな。あと窓から見える富士山みたいな綺麗なお山はメキシコのポポカテペトル火山5426メートルで富士山よりうんと高いです。メキシコ人(マヤ人の方ね)と日本人(縄文人ね)の精神的な共通性はこんなところからも来てるのかもね。

ということで。

一夫一妻も男女のノーマルな性愛も文明が発達して宗教的タブーが生まれて始まったことだから、人間の原始的な本能として幾つになっても多様な恋愛にときめいていたいですよね。

あとニルバーナのカート・コバーンはバロウズの大ファン。
come as you are, as you were, as I want you to be.
この歌詞に主人公の気持ちの全てが入ってるのかもしれない。

もう一個。バロウズが当時24歳だった妻を射殺したのは頭上にグラスを載せて「ウィリアム・テルみたいに打ってみな!」っ煽られたからって説もある。

この2つを知ってると理解度少し深まるかな?

ちなみにバロウズの原作「Queer」は、「おかま」って邦題で
かの山形浩生訳で1989年にペヨトル工房から発売されてるよ。

それではハバナイスムービー!

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きーろ

3.0なんの話だったのか

2025年6月1日
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これなんの話だったっけ・・・と思いながらみた。
わりと最初から最後まで、選民思想まるだしの横柄で傲慢な態度ばかりが目について、登場人物をあまり好きになれなかった。
こういうタイトルで、こういう人物描写でいいのかなあとは思いました。

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kikisava

4.5期待度◎鑑賞後の満足度◎ 人を好きになった時の立ち尽くす様なあの感覚・気持ちを上手く表していると思う。言葉無しに気持ち・感情を伝える/読み取るという意味で「映画」もテレパシーと同じかも。

2025年6月1日
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①「立ち尽くす」とよく似た日本語に「立ち竦む」という言葉がある。辞書を引いてみるとどちらも呆然としたり体が固まって動けない佇まいを表現する言葉だが、前者が感動・(良い意味での)驚きによるというポジティブなニュアンスが有るのに対し、後者は恐れや不安、(悪い意味での)驚きによるというネガティブなニュアンスがあるとのこと。
恋に落ちると胸の中に幸福感・多幸感が沸き上がるのと同時に、切ないような泣きたいような気持ちにもなる。
だからどちらにしようかと思ったが取り敢えず前者にしました(字数も足りなくなるし)。

②人前では諧謔的にならざるを得ない習い性の小説家を好演するダニエル・クレイグだが、アル中でジャンキーにしては良い身体をしているのが玉に瑕。

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モーさん

3.5ヤヘを求めて‼️

2025年5月31日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

驚く

ドキドキ

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活動写真愛好家

3.0ルカ・グァダニーノ×ダニエル・クレイグの魅力全開

2025年5月31日
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ひでちゃぴん

3.5前半と後半で別の映画を観たよう

2025年5月28日
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悲しい

癒される

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ジユージン

3.5第一章はクィアネスだった

2025年5月26日
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めっちゃくちゃ良かった第一章から、
雲行き怪しくなる第二章、ほとんどウトウトしてた第三章。
ラストは本当に眠りとともにありましたよ…。
第一章のままいけば、20年代伝説のクィア映画になったんじゃないのコレ…。
いやー、非常に勿体なさを感じてしまった。
でもしょうがないよね、バロウズだもんね。

しかし、いつの時代もクィアにはアルコールと煙草が付きものですな。

あとラストシーンは、「スーパーノヴァ」「異人たち」との類似を感じた。
もっと悲惨に見えたけどね。

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JYARI

2.0Larghezza

2025年5月26日
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ブレミンガー
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