クィア(原題)

劇場公開日:

クィア(原題)

解説

2024年・第81回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。

2024年製作/135分/イタリア・アメリカ合作
原題または英題:Queer
配給:ギャガ
劇場公開日:2025年5月9日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第82回 ゴールデングローブ賞(2025年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(ドラマ) ダニエル・クレイグ
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映画レビュー

3.0この作品の主演はダニエル・クレイグで、「君の名前で僕を呼んで」「チ...

2025年1月15日
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この作品の主演はダニエル・クレイグで、「君の名前で僕を呼んで」「チャレンジャーズ」で知られるルカ・グァダニーノが、ウィリアム・S・バロウズの小説を原作に監督を務めました。

本作は1950年代のメキシコシティに駐在し、孤独な日々を過ごしていたゲイのアメリカ人ウィリアム・リーを主人公にした物語です。

彼は街に来たばかりの元兵士ユージーン・アラートンに魅せられ、初めて誰かと親密な関係を築くことができるかもしれないと思い始める。その後、2人は悟りを開くため南米に渡り、幻覚剤のアヤワスカを体験するといった2部構成になっています。

「哀れなる者たち」以来か、それ以前からなのか最近、男女問わず局部モザイクなし映画が増えました。リアリティ追求と言われればそれまでですが、日本ではインティマシーコーディネーターが必要な時代になってきたから、AVじゃあるまいし…と、演者さんが気の毒になりました。

リー役のクレイグ、そりゃ一般人のおじさんよりは数倍ダンディでカッコいいですが、ユージーン役のドリュー・スターキーの毛穴のない、ピンとはったツヤツヤなお肌と比べると、お父さんより上じゃない?おじいさんとエッチできる?恋愛できる?しかもお金なさそうだけど?と、先日観た「ベイビーガール」以上に違和感を感じまくりでしたー。

グァダニーノにとってバロウズの小説の映画化は念願であり、初披露となった今年の第81回ヴェネツィア国際映画祭において、「私はパレルモの孤独な少年で、誇大妄想狂で、映画を通して世界を構築することを夢見ていた。この原作を読んで、当時は知らなかったこの作家の鮮烈なイマジネーション、彼がページ上で痛切に描いていた2人の登場人物の間の深いつながりにハマったんだ」と振り返っています。

そして「あの少年に忠実でありたいからこそ、『これをスクリーンに持ってこなければならない』と思い続けていた」。「できれば、観客に自分というものの考え方のようなものを知ってもらいたかった」「1人でいるとき、私たちは何者なのか? そして誰を捜しているのか。あなたはメキシコシティに住む麻薬中毒者なのか? 男を、女を、誰を愛したとしても、自分は何者なのか。そのベッドで1人になったとき、自分が誰かを愛した気持ちは残っているのか?」と投げかけていたそうです。

後半の南米編になると、もうだいぶ訳わからなくなってきますからw、その後のダニエルの経歴に傷がつかないといいけどな…と心配になりました。

ただ、ヤク中の年老いたゲイを演じた割に、ダニエルったらナイスバディなんですw。カナダのヤク中、もっとヒョロヒョロでヨタヨタ歩いていますから、そこは007、捨てないと!www

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ゆ~きち