「途中まで凄く興味そそったが、お祓い儀式と日本が出てきてシラけた。」破墓 パミョ The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
途中まで凄く興味そそったが、お祓い儀式と日本が出てきてシラけた。
日本の土葬する葬式に参列したことありますか。
今は火葬が一般的だけど、昔は土葬だった。
棺も担いだ事もあるし、長蛇の100m程の葬式列に並んだことも。
墓穴掘った事もありますね。埋葬後の世話もあったりで昔は大変だった。
今日は韓国の、そんな墓を破壊掘り返す映画「破墓」観ました。
韓国の土葬事情ってのがよく分からなくて、何で?霊園とか集団墓地埋葬では無いのかしら。勝手に景色が良いとかで山手に埋葬とか自由なんでしょうかね。
埋めたけど後世の家族に何らかの影響が出て。霊能力者に見て貰うと、お爺様の墓に問題があり。墓を掘り起こして 棺を別場所に埋葬とか、一旦火葬にするとか。とにかく風水師、お祓い祈祷師、の葬儀屋がメインの話展開。
途中まで展開良かった。呪われた家族を救うべく 山奥の誰も行かない墓地に行って爺様の墓を掘り返す。棺から何か霊体が飛び出した・・・。
外国にいる孫命がヤバイ。急いで火葬。でもそれだけでは収まらない。
薄々読めてはいたが、爺様の棺の下に 立てて埋められた日本人の棺。
どうやら 爺様は朝鮮半島を取り仕切っていた有力人な男らしい。
かつ日本人とも繋がっており なんでも朝鮮半島を引き渡した人物とか。
表沙汰にしたくない家族。遺体を見ずにスグに火葬とか、日本人棺が出てきてややこしい霊魂呪いも出てきて さぁ大変。
炎が 空中をぐるぐる回る表現は良かった。しかし
戦国武将とかの話になって・・・なんか血迷った表現方向に。
うっすらとした霊的存在表現だけなら良かったのに、実際にハッキリした悪霊の姿を出して人を死なしてしまう場面出てきて、何か違うなと思ったわ。
バケモノ扱いの霊魂。足に木のクイ刺して 退散させるとか。
何だかな~ 表現が急に現物感在りすぎで 興味が失せました。
日本語(日本人)出してくる辺りから、映画の向きが変な方向に。
折角のお祓いとか、蛇とか、出したのに。
寺の住職がバケモノによって死んじゃ駄目でしょう。
中盤以降展開が残念な場面でしたでしょうか。
山中の墓地とか、お祓い儀式しながら墓穴掘るとか、そこは独特な
モノを感じましたです。
韓流のホラ-系作品。
興味ある方は劇場へ。