劇映画 孤独のグルメのレビュー・感想・評価
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映画らしい娯楽映画 楽しくお腹が空きます
映画って、私は娯楽と考えてます。
大画面でわははと楽しめれば良い。
だから細かい理屈や辻褄はどうでもいい。
なんだか最近娯楽映画が減った。
感動、感動、この冬の一番の感動
愛しい人が亡くなりました、
愛しい人が病気になりました。
そんなんばかりで。
日本人が内向きになったのと関係あるのかな。
そりゃ近いしい人が亡くなりゃ悲しいし、泣かせるだろうけど、そればかり。
もうちょっとないのかと思う。
なので、今回の劇映画孤独のグルメは久々に娯楽映画だった。
ネタバレになるけど、あれで海渡っても良いじゃないの、映画なんだから、あの島に行きついても、ご都合主義でも良いじゃないの、
映画なんだから。
コマけぇこたぁいいんだよで楽しめた。
感動の押し売りもなく、特に人も亡くならないし、
なんか、そんなに劇的に幸せになる訳じゃあない。
でも、バカらしくも楽しいし、何より腹が減る。
これぞ、娯楽だな娯楽。
まさに楽しい娯楽映画でした。
ドラマ版が好きで、笑いたい方におすすめです。
スープの素材を探して各所で飯を食べるだけ、なのに何故かおもしろい
割と食べてないんだな、これが。
日本と韓国、日本と韓国にそれぞれ別れて住んでいる元夫婦、というストーリーが上手く展開され、思わず「うまい!」と膝を叩きました。
あとね、海藻ぶら下げ過ぎ(笑)絶対松重さん自ら「もっとやり過ぎな位くっつけて!」って要求してそう。目に浮かぶわ(笑)
ただ…ケチをつけてるわけじゃなく、もう少し食べるシーンを期待してしまうのは、ファンとしては仕方ないと、逆に許してほしいわ。もう二三食いってほしかったけど、映画としていい感じの仕上がりなのでもちろん文句はありません!
松重監督、2作目期待していますよ!
松重初監督の孤独では無い「孤独のグルメ」
本当に腹が減る(^_^;)
スーパーでコラボの鍋つゆを買ったんですけど
大画面で見る必要があるかどうかときかれたら、ちょっと答えに詰まりますが、面白かったです。テレビでの「井之頭五郎」の設定が前提になるので、テレビドラマを見ていないと、ちょっと置いてけぼりを食らう可能性はあるでしょう。テレビドラマでは、食べるシーンがほとんどで、それ以外の部分は、その街に五郎が行く理由付けの説明ぐらいなので、今回の映画で、食べるシーン以外が多かったのは、ちょっと新鮮。
見終わってハラが減ってしまったので、急いで食事しました。
もう映画館ではコラボのポップコーンが売り切れていましたが、近所のスーパーで、五郎さんの顔のパッケージのコラボ鍋つゆを買いました。パッケージに書かれている鍋つゆの味わいと、映画で探しているスープの味わいが一緒なので、この鍋つゆを使えば、映画の世界に少しはひたれるのかなと思ったりします。
松重豊版、孤独のグルメ!
人気ドラマ孤独のグルメ劇場版が公開される!?これは第一期からのドラマファンであり、その前の原作からのファンとしては見ないわけにはいきますまい!
物語はフランスのパリから始まります。パリに永住する日本人の老人から子供の頃の思い出のスープの材料を探して欲しいと頼まれた井之頭五郎は、その老人の出身地である五島列島で材料探しを始めます。最初は順調だった素材探しが途中からとんでもないトラブルによって大変なことに…。
のっけから美味しい機内食が登場してストーリーの展開毎にいつものように食事シーンが出てくるため、観客は空腹感を煽られます。この映画、飯食っていかないと大変なことになります。五郎さんじゃないけど、腹が…減った!になってしまうというか。
ストーリーはネタバレになるので詳しく言えませんが、劇場版ならではのパリ~五島列島~韓国と非常に国際的です。元々原作でも五郎は輸入雑貨商とされているので、TV版で省かれていた国際的雰囲気を感じることが出来てGOODでした。
それより感じたのは、TV版と違う松重豊的演出。TV版ではキャラクターのストーリーがわりと淡泊に描かれますが、この劇場版ではその人の人生をより深く描いています。この辺が監督でもある松重さんの拘りの部分なのでしょうね。
それと、今まで食べるだけだった五郎さんが自らスープ作りに関わるのも新鮮でした。松重さんがインタビューで言っていましたが、この作品は映画「タンポポ」のオマージュだとか。言われてみると後半のスープ作り~幻のラーメンの復活がまさにタンポポに重なります。つまりこの作品は孤独のグルメ+タンポポのハイブリッドなのですね。
映画は中だるみもほとんどなく(たるみそうになると美味しい料理が出てくる)、最後まで楽しく鑑賞できました。何はともあれ、見終わって一言。
腹が…減った!
いつまでも続いてもらいたいドラマ
2012年にスタートした「孤独のグルメ」だが、放映が始まった当初、偶然深夜に観て何だこりゃ!と思ったものの、オッチャンが腹を減らし飯屋で美味そうに食べる姿に妙に癒され、機会があれば何となく観ていた。その後、海外勤務になり、その存在を忘れていたが、帰国しテレビを観たらそのseasonはさりげなく続いていた。今は全話を制覇してはいないもののだいたいは観ている。
映画もテレビも趣味が違う妻もそれなりに「孤独のグルメ」は観てたので、映画化されたから、観に行くか?と言ったら喜んでついてきた。久々の夫婦での映画鑑賞である。
主演の松重豊が監督、脚本とのことだがこのワールドを一番熟知してるだけあって観る側の期待を裏切らず美味しいシーンが満載で、かつストーリーは映画的なまとまりも出来ていて、ゲストのオダギリジョーや内田有紀もしっかり脇を固めていた。
五郎ちゃんは貿易商だけあってフランス語も英語も韓国語も挨拶程度だけど少しはできるんだ〜とか、相変わらず何処行くのもスーツだなぁ〜とか、どうでもいいことを思いつつ、遠藤憲一の「孤高のグルメ」にはニヤニヤ笑ってしまいました。
松重豊も還暦を過ぎた。もう大食い的な注文は出来なくなるだろうが、いつまでも美味しそうに「孤独のグルメ」を続け、我々を楽しませてもらいたい。
美味しそう
スープが繋ぐ。
レイトショーで見てはいけない
この警句を知らなかったわけではないのだけれど
たまたま夜間に時間を作ることができてしまい、たまたま見たいと思う映画の中で、未視聴かつ時間が合うのがこの映画だった
だから、見た
……甘く見ていた
近場に開いている飲食店はない
そもそも健康を慮るならばレイトショー後の食事は控えるべきだ
それでも
腹が、減った
仕方ないので豚骨のカップラーメン買って帰って食べました
感動にもいろんな種類があることも知っていたけど、“食欲”と言う感情をここまで動かすんだからこれもう感動超大作ってことで良いんじゃないだろうか
映画として見ても、ストーリーの追いやすさとテンポの良さの賜物か、スルスルと時間が過ぎてしまう
その、どの場面でも「飯がうまそう」というか、「飯をうまそうに食う」という点が一貫されている
動きがあるわけでもなく、凝った画面効果で飾られているわけでもないのにこれ
孤独のグルメという作品の特異性がここにあるんだろうな、と思う
実際に見てみるまで、「この作品を、映画で?」っていうことに疑問があった
でも、思いの外にしっかりと、良くできた映画だったと思う
この映画は、オススメできる
でも、絶対にレイトショーで見てはいけない
そのことは改めて、深い実感を込めて伝えておきたい
ゴージャスな仕上がり
面白かったです
TV版の延長かとも思いましたが、きちんと映画ではの話になっていてよかったです。
作品後半は無性にたんぽぽが観たくなりました。とても懐かしい気分。
観終わったあとちょっとだけ元気になって、すごくお腹が空く作品でした。
予想外に感動するストーリー
ドラマ観たことないけど話題になっていたので映画館へ。パリでの活躍がメインかと思っていたら色んな場所を奔走。長崎出身の身としては、映画で長崎弁が聞けるのは嬉しいね。
井之頭さんは大人しそうに見えるけど、行動力がぶっ飛んでて面白い。映画館でもみんな思わず笑っちゃってた。ドラマも観てみたくなるな〜。
ストーリーの細かい伏線を回収していく感じも個人的には好みな展開。最後はわかってても泣いてしまう。志穂さんは後悔してないとは言ってたけど、井之頭さんにお店を教えたのは店主に対して心残りがあったのかな。同じ場所には居なくてもお互いのことを思って支え合える、幸せの形の一つだよね。井之頭さんの話しすぎないのも粋な感じでかっこいい。、、、書いててまた泣けてきた。
配信でいいかな〜と思ってたけど映画館に観に行って正解でした!
ただただいい映画でした。
ドラマも大好きですが、松重豊さんがインスタなどでも、ひたすらアピールしており、応援という意味で見に行きたいと思っていました。
どんな仕上がりなのか、2時間弱持つのかと正直不安に面もあったが、すごくいい物語でした。
ちょこちょこ劇場内でクスッとなる小ネタが挟まれており笑えて、スタンドアップパドルボードで海を渡るのは無理があるだろと冗談みたいなネタも入れてくる監督。笑
波については素人で台風が来るという情報を持っていないので、5%くらいの人は行けると考える層がいるかもしれないと思えるいいラインを攻めてると個人的には思いました(実際はいないと思うが、万が一いるのではという感覚)
スープが売りの上手いラーメン屋が閉じる原因になった食材を見て、心を開いて裏では奥さんが関係していたという設定。それを店主に伝えたのか伝えていないのか、あえて映像では見せてこない点は、こちら側に想像させてくれる余白もありました。エンケンさんでの番組パロディも面白く、ただただ見て良かったな~と思った。
星野源さんANNに松重さんがゲスト出演した際に、伊丹十三監督の映画『タンポポ』の話をよくしており、それを連想する演出もよく、リスペクトを感じました。海外撮影は予算が厳しいとのことでしたが、JALさんのタイアップのおかげで実現できたようです。JALさんありがとう。
ドラマも好きですが、あえての劇映画とのことで、劇場で見て良かったと思える作品でした。
(ファンの方は2024/12/10の星野源さんのANNも良かったら聞いてみてください)
松重豊という存在〜なんか、ズルいよなぁ(笑)
2025年公開、配給・東宝、製作幹事・テレ東。
【監督】:松重豊
【脚本】:田口佳宏、松重豊
主な配役
【井之頭五郎】:松重豊
【志穂】:内田有紀
【中川】:磯村勇斗
【松尾千秋】:杏
【さんせりて店主】:オダギリジョー
【千秋の祖父】:塩見三省
【滝山】:村田雄浩
※「さんせりて」〜フランス語で、真心、誠意、誠実を意味する(追記しました)
1.温かみ溢れるキャスティングによる温かい作品
脳出血のリハビリから復帰した塩見三省さん、
動きはない役柄だが、スクリーンで顔を拝見できて良かった。
ほかの皆さんも、温かみのある雰囲気を出せる役者さんを揃えて、作品全体のトーンを統一できていた。
徹頭徹尾、温かい映画だった。
2.あのフォルム〜なんか、ズルいなぁ
Wikipediaに詳しいが、松重豊自身、
三谷幸喜に見切りをつけて、東京サンシャインボーイズを脱退したこと、
テレビ『孤独のグルメ』は当たらないと予測したこと、
などから、
「自分には見る目がない」と自嘲しているらしい。
しかし、
◆190cmの、あの存在感
◆アニメから飛び出したような、あのフォルム
◆鬼瓦のような、あの顔
松重豊、ズルいなぁ。
3.まとめ
「若手スタッフを育成したい」から、
著名な監督やシナリオライターを起用せず、松重豊みずからメガホンを取ったという話だが、
真に受けて良いのか、照れ隠しか、私はわからない。
申し訳ないが、テレ東の番組は見たことがなく、
映画ではじめまして、だったが
全編に漂うほのぼの感に癒された。
ちなみに、ロケ地に五島列島を選んだのも松重豊らしく、ご当地のベストには
「みかんやのチャンポン」を選んでいる。
食べてみたいものだ。
良作☆3.5
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