「お腹が空く劇映画」劇映画 孤独のグルメ rieさんの映画レビュー(感想・評価)
お腹が空く劇映画
ストーリーはリアリティを求めると、んん?という点はあるけれど、それも含めて題名に「劇映画」とあえてつけているのかも?と気づいてクスッとした。劇映画とはフィクション・ 物語、または創作された話・出来事を語る映画…ということなので、少しできすぎだったり突飛だったりする展開も、劇映画版としての「らしさ」なのかもという気がする。そもそもドラマもストーリーではなくてグルメ重視なのだから、映画版においても、もしストーリーがあまりに重視されすぎていれば、それはそれで違和感があったに違いない。
ドラマは数作観たことがあるだけだけれど、五郎さんの食べる姿はいつもどおり美味しそうで、気づいたら生唾を飲んでいること数回。終わった後はひたすらにお腹が空いて、美味しいものを食べに行かねば!という気持ちになった。
印象的だったのは、劇場内で笑い声が上がっていたこと。皆最初は堪えていたのか、最後の方になってあちらこちらで聞こえて、なんだかそれがとてもいい感じだった。
美味しそうで、笑えて、なかなかない映画だと思う。
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