「納得の劇場版・・・幻の“イッチャン汁“を探して‼️」劇映画 孤独のグルメ 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
納得の劇場版・・・幻の“イッチャン汁“を探して‼️
予告編で見事に《ネタバレして無かった!!》
ですから、とても新鮮な驚きを持って観ることが出来ました。
ネタバレしない‼️
そこは凄かったです。
劇場の予告編は、飽きる程観ましたが、肝心のことを隠してあるのは
見事でした。。
井之頭五郎さんが、フランスまで行くことは
エッフェル塔にいる五郎さん、
なので当然知ってましたが、
その先を私はぜんぜん知りませんでした。
五郎さんが若い頃“小雪さん“という女性とパリで暮らしていて、
五郎さんの娘ではない小雪さんの娘の千秋(杏)の祖父が、
生まれ故郷でいつも食べていた汁、
《母が作ってくれた“イッチャン汁“を死ぬ前にどうしても食べたい・・》
と、依頼された五郎さんは、パリに絵画を届けた際に頼まれるのです。
早速、お祖父ちゃんの故郷・長崎の五島列島まで出かけることに、
それがひょんな事から、韓国領の無人島に流れ着いて・・・
入国審査を受けるために小さなモーターボートで、韓国に入国する
・・・という流れで、行く先々で、
フランス→五島列島→韓国→東京、と展開するのです。
腹を減らした五郎は、
本場フランスのオニオンスープ、五島列島では長崎チャンポン、
そして韓国料理・・・と美味しい“食リボ“が当然のように入って来ます。
今回はじめて知ったのですが、「孤独のグルメ」は韓国でも
放映されていて、
テレビでも韓国ロケも過去にしていて、とても人気があったんですねー。
だからこの劇場版が韓国へ行き韓国料理を食べ、スープの素材にも
使用する・・・韓国の市場を当然計算に入れてのこと、ですね。
そして初監督で脚本も主演もと松重豊の「孤独のグルメ」12年の、
集大成の劇場版。
流れがスムーズで見やすい‼️
松重豊監督、上々の仕上がりで、自然で無理がない。
相変わらず綺麗に食べて汁の一滴まで残さず美しく完食。
本当に美味しそうでした。
ドラマも昔は録画して観ていましたが、
劇場版もとても気持ちいい映画でファンも納得です。