「親狂っとるんか」うちの弟どもがすみません ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
親狂っとるんか
2024年劇場鑑賞321本目。
母が再婚したまだ会ったことのない父とその家族の家に住むことになったが、同級生の高3と高2と高1と小学生の弟もいることをその場で知り、そのうち高2は引きこもり状態なのに早々に父と母は転勤でその5人を放置して行ってしまうという話。
これ完全に育児放棄で犯罪でしょう。年子3人も結構前の奥さん身体に負担あったと思います。これさらに弟か妹作って帰ってくるぞ。この状況無理なく作るなら交通事故で2人とも死ぬか、新婚旅行先で遭難して行方不明になって最後に帰ってくるとかしないと無理だって。
そんな狂った状況でも弟の世話を家政婦のようにする主人公。これなに、令和のおしんなの?タイトル通りだと弟たちが問題児でこれ幸いとばかりに主人公をこき使う話かと思いきやみんないい子。まぁ最初は素直じゃなかったり、先の引きこもりもいますけれど、少なくとも人様に迷惑をかける子は一人もおらず、姉が頑張ってるのもそんなことしなくていいのにと思ってるけど遠慮して言えないくらいいい子。何がすみませんなのかと思っていましたが最後の最後に昼間庭でわいわいやってて、隣の人があらにぎやかでいいわね、と別に怒ってないのに対してのこのセリフだったのでタイトルすらろくに回収できていません。
原作は未読なので両親が死んだり、弟どもがクズで同級生を妊娠させたり学校のガラス割ってまわったり町内に放火したりしてるんですかね。
コメントする