グラディエーターII 英雄を呼ぶ声のレビュー・感想・評価
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ULTRA 4DXで観ました。最高!
内容は素晴らしいです。多くのレビューに同感です。
日程的に近場のシアター通常版でと思っていましたが、予定が空いたこともあり、思い切って追加+¥1600でULTRA 4DXで観ました。やばいです!
以前にスターウォーズとかで体験した時には、ほぼ宇宙空間なので、こんなものかなぁと80点くらいの満足度だったので、ベストな作品を探していました。
グラディエーターでは海のシーンは船に一緒に乗っている感覚になり、船酔いしそうだし、コロシアムの臨場感も半端ないですが、ここでも船での戦闘シーン、弓矢は飛んでくるわ(エアー)、破壊されるわ(背後にボコボコ)、水しぶきだけでなく、血しぶきまで飛んできて、リアルすぎました!もちろん、同じミストなんですが、サムライ映画並みにバッサリ血しぶきシーンがあり、不快な体験もできます、、
細かなツッコミ所はありますが、映画なんで楽しんだもの勝ちですね!
昔見た あの感動は?
まさに大作!その迫力にやられた
前作「グラディエーター」が24年前の映画。何回も観たわけではないから、内容はおぼろげにしか覚えていられない。なので事前に復習をして臨んだ本作。復習していてよかった。観ていなくても大丈夫な作りにはなっていた。でも、地面を触り土のついた手で剣を握る仕草がマキシマスを思わせるシーンとか、観ているからこそ伝わる細かいところがあったのも事実。
本作の主人公ルシウスが前作の主人公マキシマスの息子という設定。それならばあの妻と息子は!?と思わなくもない。仕方ないところなんだけど。でも、前作よりもパワーアップしているのが戦闘シーン。そりゃ24年もたってるからと思っても、やはりその迫力にやられてしまった。さすが巨匠リドリー・スコット。特に、あの闘技場で海戦をさせるという発想に驚いた。史実でもあんなことがあったのだろうか?あれだけ巨大な水槽を作るとしたら相当な建築技術が必要になるはず。そしてサイ乗った戦士と戦うシーンもお気に入りだ。前半のクライマックスと言えるシーン。最後までワクワクしながら戦闘シーンを楽しんだ。CGも使っているだろうが、実物大の闘技場を作ったって言ってたから、結構リアルに感じてしまう。
脚本もなかなか深みがある。ルシウスがローマ軍に妻を殺されたため故郷ローマへの恨みを募らせていくが、徐々に心境が変化していくという流れ。やはりカギを握るのはマキシマスってところは、前作を復習しておいてよかったと思える。無茶苦茶な皇帝、元老院の腐り具合、グラディエーターたちのつながりと矜持、そして大迫力の戦闘シーン。どれもがハリウッド大作と感じる素晴らしい出来だった。
素晴らしい歴史アクションドラマ
古代ローマを舞台とした歴史アクションドラマ。
戦闘シーンや衣装、舞台セットはとても良かった。少し前にイタリアに1ヶ月旅行していたので見覚えのある場所ばかりでとても満足した。
さらに役者の演技(特に黒人の奴隷主のマクリヌス)・政治ドラマとしても面白く、皇帝に諫言を囁いてのし上がり、ローマを火の海にしたマクリヌスの怒り・復讐は見事と言うしかない。
前作はコンモドゥスの最後には不満があったが今回はマクリヌスの立ち回りがそこら辺の不満を全て解決している。
ただ唯一主人公の心情の変化がわかりにくかった。ローマ絶対許さないマンがローマのために戦う戦士に変貌した理由が伝わらなかった。あと最後コロッセウムに戻るシーンは要らなかったと思う。
ⅠとⅡのどちらが良いか、ということはなく、それぞれ味わいが異なり面白い。
「グラディエーター」の時もそう思ったが、まずは地味な時期を選んだな、という印象を受けた。ローマ皇帝は50人以上いるが本作でも再々名前の出るマルクス・アウレリウス帝の後、約40年程の帝政混乱期。有名なのは悪名高いカラカラ帝ぐらい。グラディエーター両作品はこの時代にすっぽり設定が収まり、いわば不安定の時代に生きた父(マキシマス)と、母子(ルッシラとルシアス)の物語となる。
前作はコモドゥスという唯一無二の悪役がいて、対するマキシマスの復讐に筋が一本化されておりシンプルかつスピーディーで分かりやすく共感もしやすかった。ところが本作では背景がいささか複雑。政治的には皇帝が双子で二人いるし元老院もまだ機能している。登場人物にはアカレウス将軍もいるし、何と言ってもマクリヌスの存在感が群を抜いている。このあたり脚本はよく整理されており、史実ではカラカラがゲタを殺してから暗殺されるまではもう少し時間があったり(その間に悪行の限りを尽くした)、マクリヌスが実際には帝位を簒奪し息子をも皇位に就けたりしているところは端折っているものの、全体として時代の雰囲気はうまく表現できていると思うのです。ただ、このような背景ではルシアスの考え方や行動は複雑にならざるを得ず、直情径行なお父さんとは違った人物に描かざるを得ない。ここが本作が前作に比べ何か陰鬱な感じを受ける原因かもしれないです。印象としてはゴッドファーザーのパート1とパート2の違いみたいな感じ。あれも万事どっしり構えたマーロン・ブランドを描くのと、複雑な情勢の中、苦悩するアル・パシーノを描く違いが作品に表れていました。二代目は大変なのです。
スペクタル演出の大好きなリドリー・スコットですか、本作では人間ドラマに重きをおいたせいかやや抑制的な印象を受けました。これぐらいがちょうど良いよ。
86歳の心残り?
超えない
スペクタクルな大作で見ごたえあり
たまに"やらかす"リドリー・スコット監督としては.、及第点な作品
グラディエーター前作は、僕の好きな映画ベスト10に入る作品なので、本作の公開を楽しみにして、劇場に行きました。
主人公の存在感は、前作で軍団長(将軍)であった父(ラッセルクロ―さん)と、100人隊長(尉官)レベルである 本作主人公(ポール・メスカルさん)の2人を比べると、すべての面で役職なりのレベル差がありました。
特に演技での"貯め(ため)"の使い方は歴然としており、それがそのまま風格差になってしまった。
兄弟皇帝のキャラクター性と演技は、実に素晴らしく、魅せられました。<助演賞>
スタジアムでの"サラミスの海戦"は、エンターテイメントとして、とても素晴らしいが、
史実では、スタジアム建設初期は、このような派手な催しを行っていたようだが
前作で見せてくれたように、アリーナ下に各種設備ができてからは、流石にアリーナに水を入れる事が技術的に困難なので、
中期以降は、水を入れたりはしていません。
更にサメは淡水では、浸透圧の関係で、活動できないどころか生存の危機となります。
その辺の考証的な不自然さはあるが、
それでも海の上ではない、"競技場での海戦"は、今までのどんな映画でも観たことが無い 新鮮さ があり、
このシーンを観るだけでも、劇場に足を運ぶ価値はあります。 <エンターテイメント賞>
しかし この海戦があるので、冒頭の戦闘シーンは不要です。
また、主人公夫人の件を入れて、将軍との確執を作っているが、夫人がいなくても 確執が無くても
主人公と、前作主人公マクシマムの関係を掘り下げた方が、深みのある 良い映画に成ったと思う。
本作の海戦は素晴らしいが、前作の冒頭戦闘シーンと競技場でのシーンと比べると、
本作の戦闘シーンは、どうしても見劣りしてしまいます。
映画「300(スリーハンドレッド:2006年)」に出てきそうな、CG化されたサイと猿には、違和感がありましたが、
日頃から動物園や各種動画等で、両動物を見慣れている僕たちと違い、当時のローマ人には、このように見えたのかもしれない。
この映画を観たら、忘れかけてきている「グラディエーター(2000年)」を観て、「ローマビクトリー!」と叫びたくなります。
是非映画館で
思ってた以上に続編
う〜ん…
前作観た記憶はあるけど内容覚えてない。前作観てなくても多分問題ない。
公開された時に父と観に行ったか、テレビで見たのか、昔過ぎてうろ覚えですが、観た記憶だけがありました。
他の映画を観るつもりで映画館に行ったところ、ネット購入の控えメールがなぜか届かず、購入番号がわからない状態で右往左往しているうちに時間過ぎてしまい、かわりに何をみようと思ったけど夜でそれからやる映画も限られていて選んだのが本作です。
久しぶりに洋画を観ました。
元々観るつもりではありましたが、なんせ前作の記憶がほぼ抜け落ちているのでおさらいしてから観る予定だったので、前作のラッセルクロウの息子が主人公レベルの知識で観ましたが、十分内容は楽しめました。
とりあえずオープニングの前作との繋ぎ的な映像がぐっとひきこまれます。
ローマ帝国映画はなんとなくグロいシーンが多いイメージがあるのですが、本作もけっこう血飛沫舞いますので男性向け映画でしょうかね。私は首や腕が飛んでいくシーンは気持ち悪いので一瞬目を瞑りました。
とりあえず人はバッタバッタ死にます。
血まみれだし、生首結構出てくるしグロいです。苦手な方は注意必要です。
血飛沫見ながら思うことではありませんが、9月に病気で亡くなった父が好きそう、というか生きていたら観に行ってただろうなと思います。壮大なローマ帝国の迫力は凄かったです。
順番逆になりましたが前作を配信で見ようかなと思います。
グラディエーターうす塩味
デンゼル・ワシントンの名演技
とにかく奴隷商人のおっちゃんが非常に良いキャラをしていた。
B級映画だったら最後の最後で情が移ってなんやかんやで良いヤツ風に絶対させられているが、この御仁はむしろ相手が誰だろうと最後の最後まで自分の利益で全くブレない。そこがいい。とてもいい。
大枠的には主人公が動くことで世界が動く系のストーリーなので、主人公の成長を見守るというより、主人公の目を通して世界観に浸る視点で観るのがとてもオススメの一本です。
コロシアムでの戦闘や、最後のあのシーンは映画館で見ればこその迫力でした
高品質な続編だが、その域を越えず。
前作に負けず劣らずの名作
IMAXにて鑑賞、正解でした。
グラディエーターのリバイバル上映を観ておいてよかった。忘れている状態で観たらおいてけぼりだったかも。
24年経っての続編、ストーリーもそのぐらいの年数が経っているのでその辺りも自然な感覚。そして前作でのラストからのルシウスの脱出。(ただ前作ではそのままみんなと一緒に歩いて行ったような覚えもあるが)その後、かなりの苦労をした様子。巡り巡って父、マキシマスと同じグラディエーターに。グラディエーターになった過程も強さもまさに父譲り。ルシウス(ハンノ)も強い強い。最初のアレは何?猿と言っていたけど犬のようでもあり、不気味だったなあ。サイ🦏もやっつけてしまうし、すごいのなんの。
愚帝のゲタ帝とカラカラ帝、双子には見えないがまあなんとなく似た雰囲気で、本当に愚かっぽく演じていてさすが。そしてルッシラが同じ俳優さんであった事が実によかった。しかも24年経っているのに美しい。無理に若作りしておらず、自然に歳を重ねている感じなのに変わらずに美しくいてくれてありがとうございます。もしルッシラが別の俳優だったら映画の出来も違ってしまったかも。
今作、いちばん印象的なのはやはり海戦。小学生か中学生の歴史で、資料でコロッセオの見取り図のようなものを見て、猛獣との戦いや海戦のイラストを見て、2000年近い昔にあそこに海水を引く技術があったなんてとすっごく驚いたものだ。そんな驚きのものを、映画で観ることが出来てちょっと感動している。サメまで本当にいたのかなあ?
リドリー・スコット監督、すごいものを魅せてくれてありがとう!2作とも名作です。
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